自己紹介

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夏は登山 ラン 冬はテレマークスキー。 歳なので、身体が、そろそろ言う事を聞いてくれなくなりつつ有ります。 でも何とかだましだましやって行こうと思ってます。

2011年10月12日水曜日

ぐるりの事 越後裏三山編(中編)

つづき

ここから暫くは勝手知ったるホームロード?。
もう何十回も歩いたトレイル。
オイラが山を始めた頃は十字峡~中ノ岳~丹後山~十字峡
の周回コースばかり歩いていた。
出会う人もまばらなこの道を歩いて脚を鍛えた。
今のオイラが有るのもこの道のお陰。


池の段の分岐。そのまま降りれば日向山から十字峡。
真っ直ぐ進めば兎岳経由で丹後山。


一瞬、日向山への下り坂を駆け下りたい衝動に駆られる。
気力はまだまだ充実しているが脚には確実に疲労が溜まっている。
ここらで、初めてショッツを試す。
この食感は微妙だな。やけに濃い味だけどそんなにくどくない。
食べてしばらくすると空腹感は消える。
でも、エネルギーを補給した感じはしない。
只、空腹感が収まっただけの様な感じ。
しかしその持続時間は30分程度の様な気がする。
魅力は軽量コンパクトなだけか?


ついさっき居た中ノ岳がどんどん遠く成って行く。
山を歩いていると時折こんな事が有る。目の前の道 景色に気を取られ
ふと、振り返ると遥かに遠く歩いてきている。
こんなにちっぽけな人間の
こんなに短い脚の一歩の積み重ねで
長い距離を進んで仕舞う。

不思議の思う事が有る。


道は小兎岳との鞍部に向かって急降下していく。
この辺りでも何組かのグループとすれ違う。
連休 晴天 紅葉 
普段あまり人気のないトレイルなのに多くの山歩きの方で賑わっている。

しかし紅葉が綺麗だ。
「あ~あそこは綺麗だな~もっと近くに寄って写真に収めよう」
なんて思い、近付くと大したこと無かったり、見えなくなったり。
良い!と思ったその瞬間が一番良かったりする。欲張っても駄目なもんだ。

小兎岳に向かう坂道で裏三山を回っていると言う方に会う。
結構ネットの山行記録にも載っているのでこのコースも知れ渡って来たようだ。
しかし、このお二人何所かで会ったこと有る様な?
テレマークの関係だったかな?。



何度も歩いているコースなのに何だか様子が違う。
秋の深まりとともに丈の長い草が寝ていてだろうか、
所々見覚えの無い道の様な気がしてならない。

いや、初雪の頃も歩いた事の有るコースなので、
こんなに草が倒れている事は記憶に無い。
雨のせい?台風のせい?まさか・・・。

そんな事を考えながら歩いているとあっと言う間に兎岳。
ここから振り返る景色が一番好きだ。
女性的な小兎岳の向こうに荒々しい中ノ岳の組み合わせが良い感じ。



荒沢岳の分岐から少し進むと兎岳。
ちなみにこの兎岳と荒沢縦走路の分岐の標識はオイラが穴を掘って建てた物。
もう何年も前だけど、何時もの様に歩いていたら、
知り合いの中の岳救助隊の方に呼び止められ。
「ほれここに穴を掘ってくれよ」とスコップを渡されたのだ。

兎年の兎岳。
ここで、小休止
10時24分

べつに必要は無いのだけどiPodの外付けGPSの電池の充電。
ホームセンターで買って来たマルチソーラーバッテリーを試す。



15分位休憩して、いよいよ兎~荒沢縦走路に足を踏み込む。
数年前までは廃道状態だった道。
あの頃は道刈りなどして無くてとても歩けたもんでは無かった。
それが今では有志の方の御苦労のお陰で立派な道が出来ている。
感謝感激!涙 涙。


まだまだ通る方のまばらなトレイルは
踏み固められて無く、土砂の流出も無くフワフワした感触の走りやすいトレイル。
それに、この紅葉の素晴らしさ。
脚の疲労は溜まって来ているが、わくわくした気持ちで進んで行く。


兎から緩やかに下りながら続くトレイルの最初のピーク巻倉山。
朽ちかけて読めなくなった道標に名前を刻んだ板が掛けられている。
このトレイルを再生して下さった方々が掛けてくれたものだろう。


オイラの写真では伝わらないが、辺り一面錦の絨毯。
素晴らしい景色だ。

道はやがてこの縦走路のオアシスの水場に着く。
巻倉山と源蔵山の鞍部に広がる山上の楽園だ。



狭いながらテント場も有る。3張り4張り位は張れそうだ。
水場はここから5分ほど降りた所に夏でも枯れない流れが有るそうだ。
今回は、涼くて水の補給の必要も無かったので覘いては来なかったが、
裏三山を回るうえで重要なエイドポイント。
まさにオアシスだ。


う~ん、こんな所で一晩過ごしてみたい。
オアシスを後に先を急ぐ。
この直後、ソロの若者とすれ違う。

「素晴らしいコースですね~」

彼も感激していた。全くその通りだ!


源蔵山と灰の又山の間に有る地塘。
荒沢はまだまだ遠い・・・。


平が岳が大きく迫って来る。
こちら方面の尾根も中ノ岐川に向かって緩やかに広がり素晴らしい景色だ。



もうこの辺まで来ると脚は限界。
少しの登りでもやっとこすっとこ。
ひいひい言いながら兎~荒沢の中間地点灰の又山に辿りつく。

ここで11時53分。
東に向かっていたトレイルが北に向きを変える。

つづく

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