自己紹介

自分の写真
夏は登山 冬はテレマークスキー。 歳なので、身体が、そろそろ言う事を聞いてくれなくなりつつ有ります。 でも何とかだましだましやって行こうと思ってます。

2010年8月29日日曜日

NTNの欠陥?の件


チョイとテレ関係のサイトを見ていたらこんな事例が載っていた。
鳴り物入りで登場したNTNビンディングだが、やはりこんな事が起きているんですね。
きちんと整備されたゲレンデをぶっ飛ばすには、その剛性がモノを言い、快感な切れ味をもたらすが、バックカントリー ゲレンデパウダーなどでは、その構造上雪が詰まりやすいらしいね。



雪は、圧縮すると硬くってしまい、その氷化した雪により、テコの原理が働いてピボットの部分が破壊されてしまうらしい。
特に、日本の湿った雪なら尚更でしょう。


話しに聞くと、結構起きている事故らしくて、ロッテフェラーがどういう対処方を出してくるか見物だ
ね。

実は、オイラも試乗会で乗った時のこいつのエッジホールド性には度肝を抜かれ、チョッと触手が動いてしまったのだが、こいつはやはり単なるゲレンデ専用のテレビンディングなんだろうかね~。
まあこの重さで、山に行くのは腰が引けるが、魅力的なマシーンなので改良がどのように進むか暫し注目。

2010年8月24日火曜日

ぐるりの事 三山編(後篇)

水も補給出来て気力もみなぎり、リセット完了だね。
なんだか、水を補給するだけではなくパワーまで補充された感じ。オアシス効果ですな~。

さて、名残惜しいが祓川を後に中ノ岳までの最後の上りに掛かります。
この辺に来ると 勝手知ったる自分の庭 って感じで、気持ちも楽になり自然と足取りは軽くなります。
でも、若干疲労が溜まってきた感じはするけど、最大の難所は超えたから後は何とか成るでしょう。


よ~し着いたぜ中ノ岳!。別に、山頂まで行く必要はないけど、来たからには一応行っとかねきゃね。
・・・ガスでなんにも見えません。でもおかげで日を浴びずに済んでいるから有り難いと言っちゃ有り難いんだけどね。
山頂に居合わせた方と、一言三言会話を交わし、分岐点まで引き返し駒ケ岳へと向かうトレールに足を踏み入れる。

この道を歩きたいが為に今回の縦走を決めたんだからスゲ~楽しみ。
マダラに湧き出したガスで景色はとぎれとぎれにしか見えないが、地形の起伏を感じらられるだけで満足。


出だしはなかなか走りやすく、道の草刈もチャンとしてあり、快適に高度を下げていく。
地形図を見て覚悟はしていたが、このトレールも結構アップダウンがあるね~。
檜廊下の辺りは、樹の根が入り組んで歩きにくいけど、面白い。


北の又川の源流部の絶景が見ごたえがあるね~。万年雪が涼しい風を供給してくれる。
水無川源流部を挟んで、さっき越えてきたギザギザの稜線が見える。思えば遠くに来たもんだ。


上り下りを繰り返し、中~駒 間の最低鞍部の天狗平に到着~標高約1700m。
振り返るとさっきまで居た中ノ岳が遠い。
ここから、駒ケ岳はもう少し。あと一登り(約300m程)してしまえば、辛い登り坂はもう無い。
足の疲労も当初心配していた程溜まっていない。
さ~て行っちゃいますか、駒ケ岳。

最後の上りもサクっと登り切り、諏訪平の笹薮を気持よく歩く。
グシガハナへの分岐点を確認して、山頂に向かう。
たどり着いた山頂には、誰も居ませ~ん。オイラ一人きりです。


小屋を見下ろすと、皆さんベンチに腰掛けてお昼の最中のようですね。
時間的にも、丁度お昼なのでオイラも、残りの食料を腹に流し込み暫し休憩します。
八海山はガスで見えません。
雪がある時期は毎年滑りに来ているけど、無雪期に来たのは久し振りだね~。山頂ってこんなだったけな~、記憶があやふやに成っている(笑)。

ここまで来たら、そんなに急ぐことはないのだけど、ボチボチ出発しますかな。
山頂を後にトコトコとグシガハナに向かいます。

おや、小屋方面から誰か登って来ますよ。 お!山ガールだ~。

・・・と思いきや、山ガールっぽい格好をしたおばさんでした。紛らわしいの~。
喜んで損した。でも、一応百名山なんだから、居てもおかしくないような気がするね。
彼女たちの生息域は、メジャーな山域に限られて居るようだしね。(っと、勝手な思い込み)

さーて、後は下るだけなので、足取り軽やかなのだ~。
さっき確認しておいた分岐点から、グシガハナに向かう吊尾根の緩い坂道を降りていく。


偽木の階段の歩幅が異様に狭くてかえって歩き辛いんですけど・・・。
さっき通過してきた檜廊下の様な木々の根を潜ったり跨いだりしてグシガハナに到着。
さっきまでガスに覆われていたのに、もう山頂の姿が見えますよ。まるでオイラが居なくなるのを見計らってガスが取れたみたい。お山は気まぐれだの~。

さて、ここグシガハナ(1811m)から十二平(487m)への急降下が始まる。駒ケ岳登山道の中でも最短距離の道だ。従ってそれは、急斜面と言うことを意味する訳だね。
どうも急登を強いられる登山道は敬遠される傾向が有るので、この道をたどる人影はまばらだね。
オイラは、無雪期に駒に登る時は、この道を利用しているけどね。

前回登ったのは何時だったろう?。恐らく10年近く辿っていない道だ。
最近は、整備の手が入らないらしく、笹や潅木が伸び放題のワイルドな道に成ってしまっている。


でも足元には、踏み固められた道がちゃんと付いているので迷うことはない。
駆け降ろうにも、足元が見えない箇所があったり、樹の根が張り出していたりで、なかなか思うように行かない。でも、それがまた面白くもあるんだな~。

道は、滝の沢峰で、向きを変え潅木帯から、ブナや松の大きな木が茂る樹林帯に入っていく。
この辺りから道は明瞭に成り、走り降りることも可能に成って来る。
力水 雪見の松を通り過ぎ徐々に大きくなる沢の音に励まされて、いささか下り坂にうんざりした頃に、ようやく十二平に到着する。


以前は、ここまで来るのにも沢を渡り、スノーブリッジを渡り、背丈ほどの草むらを掻き分けみたいな感じだったんだけど、今は堰堤や砂防ダムの工事のために造られた道がすぐ近くまで伸びていた。昔のほうが、深山分け行って来た感じがあって風情があったね。
まあそれも時代の流れで仕方ないし、なにより酷使した脚には整備された道は有り難いのだが・・・。



この時期なのに、まだ残っている雪を横目に、八海山大倉登山口に待つトンバ号の回収に向かう。
清流に涼を求めに来た家族連れや、若者たちの群れの脇をゆっくりと約7Km程走って、朝出発した登山口に無事ご帰還。

合計タイム   10時間36分
歩行距離    30.9Km
累計登高高度 2700m

ハードな行程の割に意外と疲れは感じない。

中ノ岳山頂 10:15 ~ 天狗平 11:24 ~ 駒ケ岳山頂 12:02 (休憩)出発 12:34 ~ グシガハナ 12:34 ~ 十二平 13:43 ~ 大倉登山口 14:40



右回り 左回り どっちが効率的なルートかは解らない。次回の課題として今回の逆回りをしないと気が済まなくなってきた。さーて何時決行しようかな?。

2010年8月23日月曜日

ぐるりの事 三山編(前篇)

今年になって何故か登山熱が再燃してしまい、毎週の様に登ってますな~。
それも結構頑張り系の山登りが多いね~。

今回は魚沼三山ぐるり登山を計画しました。
この辺りの山は殆ど歩き廻っていますが、中ノ岳~駒ケ岳のルートは歩いたことがないんだよな~。(ただそれだけの為に三山縦走を決めちゃった)

当初の計画では、水無渓谷十二平よりグシガハナ経由で駒ケ岳に登り~中ノ岳~八海山と縦走して大倉口に下山する予定だったが、色々検討してみた結果、当初の計画の逆周りコースを歩くことに決めた。
装備は、いつもの通り 2.5リットルのハイドロレーションパック 雨具 食料のみだが、暑い日に成りそうなので、水分をいつもより余計に持った。
中ノ岳の手前の祓川で水の補給した時に、スポーツドリンクを作れるように、粉末のアクエリアスも持った。

早く行動を開始したほうが良いに決まっているので、まだ真っ暗な3時に家を出て、コンビニで買出しやら朝食などを済まして登山口の大倉に向かう。
暗いうちから歩き出すので、ヘッドランプは必要だと前もって点検しておいたらバンド部分が伸び切っていて使い物にならなかったので、ミニマグライトを手に持って歩くことにする。まあどうせ使うのは短時間だろうから問題ないでしょう。

4時に出発。空には真夏のオリオンが輝く。
登り口の里宮の神社で道中の安全を祈願して、真っ暗な登山道をライトの明かりを頼りに歩き出す。
連日の猛暑の熱気が残っているのか蒸し暑く、いきなり汗が吹き出す。涼しいはずの早朝でこんなだから陽が高くなったらいったいどうなるのやら・・・。
始めから、手持ちの水分は消費したくないので、出発前に1リットルのスポーツドリンクを飲み干してきたので、それ程喉は乾かない。
30分も歩くと、ライトは必要なくなるくらい明るくなってきて、朝焼けに駒ケ岳が浮かび上がる。
やがて、日の出を迎える。


日課の朝ランの疲労が残っているのか、脚が重くてなかなかピッチが上がらないで、予定時間より遅れ気味でロープウェイよりの登山道と合流する。ここから女人堂までは、結構平坦な道が続くので、軽く走って遅れ気味の時間を取り戻す。
この道を来たのは久し振りなので、新しく出来た女人堂バイオトイレを見学する。トイレの脇に自転車みたいのが置いてあり、用を済ませたらペダルを漕いで撹拌するらしいが、詳しい仕組みは解らないな~。



女人堂の先の水場で喉を潤して、ちょいと一頑張りで千本檜小屋に到着~。


小屋には、泊まり客が居るらしくガヤガヤ声がする。おじさん二人が朝日を眺めていたので、朝の挨拶。「オハヨ~下から上がってきたの、早いね~。今日は、どこまで行くの?」「はい、このまま三山を廻って今日のうちに降ります」「そりゃスゲーな。気をつけてね」「ありがとうございます。では!」

先人の記録を見ていると、だいたい迂回路を通って八ツ峰はパスしているようだが、オイラは八海山に来ら八ツ峰を行かないと気が済まないので、エッサホイサとゴツゴツを越えて行くのだ~。
崩れて通行不可能と言われていた箇所もなんてことはなく通れた。
しかし、通過可能と言っても、飽くまでも通行不可と表示がある訳だから、自分の判断 自己責任での通過ということに成るね。


山頂の入道岳(丸ケ岳)で、ちょっと一服。これから足を踏み入れる険しい稜線に若干腰が引ける。
ここの通過を前半に持って来た事によって、後半に余裕が出来るはずなので、こっち廻りを選んだんだよね。
ここから見る阿寺山は、荒々しい山容の八海山とは対照的なたおやかな姿を見せる。この山も山スキーの良いフィールドなんだよね。
さ~て、険しくアップダウンを繰り返しながら中ノ岳へと続いている尾根に脚を踏み入れますかね。


せっかく稼いだ高度を払い戻す様に急坂を下りどんどん高度を下げていき、やがて五竜岳を通過し上り下りを続けながら最低鞍部のオカメノゾキへと向かっていく。
逆光の中に中ノ岳はドンドン高くなり、両岸切れ落ちた尾根から見える水無川、反対側の黒又川の源流の絶景に目を奪われ立ち止まっては谷底を覗き込む。
やがて最低鞍部と思われる地点に着く。コレといって標識もないので高度計の読みで判断する。
約1260mなので、おおよそ510m程下ってきたことに成り、標高2085mの中ノ岳には825mの登り返しが待ち受けていることに成る。

やがて、陽が高くなり気温が上がるとともにガスが湧き出し、陽射しを遮ってくれて助かる。
ここで、道中始めての登山者とすれ違う。
「今日は、何処からですか?」
「はい、大倉口から今朝登ってきて三山を廻るんですよ。」
「へ~凄いですね。トレールランニングですね。」
「そんな大袈裟なもんと違いますよ。では気をつけて。」
まあそれっぽい格好や上り方をしているから、トレールランナーと呼ばれることがあるが、オイラは恐れ多くてトレールランニングをしているという意識は持てないね~。凄い人達を知って居過ぎるからね~。

彼と別れて、しばらく進むとオイラと同じ方向に進んでいる人に追いつく。
この人、前日に千本檜小屋を出て、あまりの暑さとルートの険しさに、熱射病っぽくなってしまい途中でビバークしたそうな。
先日も、中ノ岳で熱射病での遭難騒ぎが有ったばかりなので、心配に成ってしまい、水が残り少ないと言うので、祓川まで行けば補給できるのでオイラのスポーツドリンクを分けてあげた。
本当は、今日中に十字峡に下山したいらしいのだが、この険しさでは無理そうなので、とにかく中ノ岳を目指すとのこと。
・・・あの人無事に避難小屋まで辿りつけたかな~?。

出だしの頃とは大違いで足取り軽やかに御月山に向かってドンドン登っていく。
御月山を超えれば祓川が待っている。やはり、あそこは、ここルートを辿る者にとってはオアシスなんだよな~。


おお~!見えたぞ祓川~。一目散に御月山を駆け下り、水場の脇に荷物を投げ出しどっかりと座り込み、今日初めての大休止。
水の補給とエネルギーの補給をする。あ~、ここは本当になごむね~本当にオアシスじゃ~。



後編に続く。

大倉口 4:02 ~ 女人堂 5:43 ~ 千本檜小屋 6:14 ~ 山頂 7:00~~ 荒山 7:44
~ 御月山 9:17 ~ 祓川 9:23 (休憩)出発 9:41

2010年8月16日月曜日

山頂でマッタリズム


今日は、早朝から田んぼのカメムシの共同防除で一汗かいて参りました。
天気予報では、徐々に崩れて雨が降り出すようなので、
近場のお山にサクッと登ってこようかな~と言う事で、
近所なのにまだ登った事のない高倉山(1143m)に行ってきましたよ~。



オイラの家から登山口まで車で約10分程の所、
ハーフマラソンのトレーニングコースの途中に登山口はあります。

小川集落土沢集落の間にある別荘地の跡地に入り、道を進んでいきます。
所々廃墟と成った別荘があり何だか薄気味悪いところですな~。
道も入り組んでいて分かりづらいよ~。
それでも、天性の感で何とか登山口まで辿りつけました。



今日登るのは、この中之峰新道
地元の小学校のPTAの方々が整備してくれた道です。
国土地理院発行の地図には載ってないんではないかな?。
昭文社発行の地図にはちゃんと載ってますね。


立派な石の石碑の前には、車を停めるスペースは殆ど有りませんが、
こんな日に登るモノ好きはオイラくらいなので、
その辺にトンバ号をほっぽいといて登りはじめました。

今日は、トレランシューズじゃなくて、ちゃんとトレッキングシューズを履いて、
ストックまで持っちゃってます。
これでも、始めてのお山に行く時はそれなりのスタイルで行くのですよ、オイラも。

歩き始めてすぐに、真新しいコンクリート舗装の道と合流して、
暫く歩くと結構広い駐車スペースが有りました。
始めからこの道をくれば良かったんだけど、どこから来れば良かったんだろう?。

さあ~て、本格的に山道に分け入りますかな。


日差しは無いもののやはり蒸し暑いですな~。
それに、結構な急登が続き一気に汗が吹き出します。
チョッと低山だからといって舐めてたな~、こりゃ結構侮れないお山ですぞ・・・。

樹林帯の急登を足元ばかり見て登ります。
すると、こんなアイテム?が所々に現れます。
コレは、岩に寄生するかのようにへばり付き、奇形したブナの木ですね。
入道ぶな と言うらしいです。



次に現れたアイテムは、2本のブナの木が仲良く並んだ 象の牙 です。
看板は無いのですが、幹に ゾウノキバ と刻んであります。
それにしても、蒸し暑い~もう汗で全身びしょ濡れですよ~。



何合目って標識は、ちゃんと欠けること無く樹に結び付けられていて、
励みになり、道の様子を記憶する上でも役に立ちます。

7合目辺りまで、急な上りが続き、そこを過ぎた辺りから傾斜は緩くなります。
そして、ここらから空気が爽やかに感じられるように成って来ます。

最後の、このロープがある急坂を登ると・・・。



様子が一変して岩場が現れます。
三国川ダムがすぐ真下に見えます。

おっと!蝮君たちが日向ぼっこしてますね~。
あ!ごめん踏んじゃった。咬まないでの~わざとじゃないからね。



登り始めて約1時間で山頂到着~。
う~ん風が気持ちエエね~。
曇りがちの空で景色は今一つだったけど、
今迄にない視点から見る景色は、物珍しさも手伝って興味深いですね~。

家から持ってきたアンパンを食いながら、マッタリズム~。

何だかんだで、40分くらい山頂に居たかな?。

その後、もと来た道を引き返します。
ここは、走って降りれまシェ~ん。急です~!。無理です~。
ストックが役に立ちました。
下りは30分でした。外界はやっぱり暑かった。

こりゃいい所だの~。
紅葉の時期にまた来よ~っと。




2010年8月14日土曜日

坂戸山散歩


今日は、田んぼの害虫の共同防除の予定だったけど、雨で16日に延期になった。
従って、何にも遣ることが無くなった訳で、ぼんやりしていても時間の無駄と思い、
晴れ間を見て坂戸山にお散歩に行ってきた。

チョッと車を使う用事があったので、そのついでに岩崎口に向かい、
トンバ号を駐車スペースに待機させてスタート。



朝の雨が止んだら途端に蒸し暑くなり、本気で登る気力など失くなりました。
そんでもチンタラお散歩ペースなのに汗は滴り落ちます。

あっちぇ~!

雲の切れ間から挿し込む陽射しは、どんどん気力を奪い去り、
さすがのオイラもチョッと堪えますな~。


いつの間にか青空が広がりました。
八海山も草いきれの中に揺れて見えるような気がします。

くどいけど 暑っちぇ~!。




登る人の少ないこっち側の道は草が伸び放題。
所々、蜘蛛の巣トラップが待ち受けているので、細い枝を拾って蜘蛛の巣を払いながら進みます。

夏らしい景色だね~。


今日も反対側の坂戸方面に降りて登り返して帰って来たいので、
合流点から山頂方面に行かずに桃の木平方面に降ります。
さすがに木陰は涼しくて気持ちが良いですな~。

こんなに熱い日に登ってくる人は少ないです。



大河ドラマ「天地人」の直江兼継 縁の地 坂戸城跡を過ぎて薬師尾根の登山道に向かいます。
ドラマの舞台になったので一時期は観光客で賑わって居ましたがブームが去り、
今は閑散としてます。

城跡と言っても石垣が有るだけなのでつまらない所なので仕方ないですよね~。



熱いし、お昼の時間帯と有って人影もまばらです。
でも、こんな日でも常連のOさんは登っていらっしゃいましたよ~
さすがですね。


なかなか急登のこのコース部活の学生さんのトレーニングには最適なので
みんな頑張って登ったり降りたりしてます。
頑張れよー 若者!。

おっと!こんなところで山ガール発見!。
こんなところにも生息していたのか。




暑くて、いつもの倍位にきつく感じて汗だくになって山頂到着~。
少しは風が涼しく感じるけど、やっぱり暑い。
山頂には誰も居ません。

長居は無用とばかりに、立ち止まること無くそのままトンバ号が待つ岩崎方面に降ります。
本気では走る気力は無いけど軽く走りながら駆け下り、アッと言う間に下山です。
着替を持ってきた居ないのでTシャツを脱いで上半身裸で運転して帰宅です。

共同作業が延期になった都合で、16日に予定していた 越後三山早駆け は、延期ですな~。


2010年8月8日日曜日

下調べは大切だ!

密かに練っていた計画 越後三山早駆け の下調べの為に中ノ岳に登ってきたよ~。
ただ登るのでは芸がないのでついでにタイムアタック!。

どうせなら行き掛けの駄賃で丹後まで回ってこようかなとも思ったが
朝飯食って、昼飯も持たずに飛び出したので
今回はお預け。

登り始めは丁度8時で「こりゃ陽射しを浴びて暑っちぇかな~」と思ったら、
日の当たらない林の中は勿論、尾根筋も風が爽やかで意外と快適だった。
そんでもって、汗を滴らせつつも調子良く体が動きなかなか良いペースで登る。



5合目までの経過タイムでその先は読めるので、今日はもしやの記録更新か?
5合目までで1時間14分。
なかなかイイじゃん!。



と、思いきや8合目付近から、脚が上がらなくなり一気にペースダウンで
9合目の池の段に着いたときには2時間をオーバーしてしまい、記録の更新は絶望的に成った。
それでも、お花に励まされながらもう一頑張りで山頂到着。
結局、2時間13分で記録更新成らず。
でも、レッドゾーンギリギリのハイペースで登ってきてこのタイムだからこれ以上どう仕様も無い。
もう歳だね~と諦めるかな。

山頂には、この山では珍しく若いソロの登山者。
暫しお話をして、本来のミッションの為に八海山への縦走路に有る水場の様子を見に行く。


小屋を横目に駒ケ岳と八海山の分岐から、祓川方面に降る。


草原のガレた沢状の登山道を下っていくと 祓川 と言う水場がある。
御月山の手前に流れはあるのだが、枯れている時もあるので今日はその確認に来た。


どうやら最近救助隊の面々が道の草刈をしてくれたらしく
御月山まで明瞭な道が付いているのが見える。


さて、心配していた水は・・・。
有りました!。
量じたいはそんなに流れていませんが、冷たい水が手に入りそうです。
一安心。

暫し休んでいると、八海山から縦走してきた人が御月山を駆け下りてきました。
「良かった水が手に入った~」
彼もこの水で生き返ったようです。
この縦走路は、最近はあまり歩く人がいないので、
彼の様に単独で歩いてくる人は珍しい。
彼ともいろんなお話をして、そして情報も仕入れた。
先日崩れた八ツ峰の大日岳付近は通行可能に成ったようだ。

彼は、これから駒ケ岳に向かうそうです。
「気を付けてね~」と手を振り、オイラは一足先に中ノ岳に引き返します。



もうすぐ、中ノ岳とゆう所でトレールランナー風の方に出会いました。
話を聞くと、なんと来週オイラが計画しているルートとそっくりそのままの道を来たという。
今日は、本当に若い方と良く会いますな~。
彼も、水場の事を気にしていた。
「祓川に行けば十分に補給できるよ」と言ったら喜んでいたな~。
彼との話の中で良い情報も得られた。ヨシヨシついてるな今日は(笑)。
よくよく聞けば彼は魚沼市の人だった。
「まだ先は長いので気をつけてね~」



ちょっと怖気づくね~この写真を見ると。
この登り返しはキツイな~。



再び山頂に帰って来ました。
おや。またまたソロの若者が居るでは有りませんか!。
本当に今日は、若者に会う日ですな~。
彼は新潟市の方で、最近山登りを始めたばかりらしい。
なかなか面白い奴でついつい話が弾んだ。
彼の話では、周りでも結構山登りを始めた奴が居るらしい。
若者が山に登るってのは健全な姿だよな~。
と、独りで納得して、腹も減った事だし下山体制に入る。
「じゃーね~。帰って昼飯にするから。お先です。」

下りもトレーニングのうちなので、頑張って走ります。
山頂より十字峡まで40分で下山。
疲れたの~。


2010年8月2日月曜日

お兄さんたちと一緒

久々に 荒沢岳 に行ってきました。
今回はブログ仲間のmbabaさんと相棒のタケちゃんと一緒!。

朝5時半に銀山平の登山口に集合。
お天気予報は曇りベースながらもお天道さんも顔を出す様な予報。
「でも、午後からは雨が降るから注意してね」と、お天気お姉さんは言っていたな~。
ゴロゴロ様がこんばいいどもにな~。


出発しても雲や霧ははなかなか晴れない
日差しがなくて良いけど何だか蒸し暑いの~。

前山まで一気に登りこの山の難所 前嵓 までだらだら道を進みます。



ここは、梯子やクサリが連続して
足場も滑りやすいので気が抜けません。
この山の事故はほとんどがここで起きています。



オイラは慣れっこなのでひょいひょい。
babaさんとタケちゃんは慎重に。

最大の難関を抜けてほっと一息の大休止です。

朝の出発時は、オイラ達の他に誰も居なかったので
「今日は、俺たちだけだかの~。
この山はまだまだマイナーであんまり人は登らんがかな~寂しいの~」
何て話しながら登って来たんですが
ちゃんと後続者が来ました。

さて、重い腰を上げて山頂を目指します。
何だかどんどんガスが湧いてきて視界を閉ざしていまいます。
「日が当らんでいいども、景色が見えないで寂しいの~
この山は、景色が良いのにの~」
オイラは、何度か登っているのでまだ良いですが
始めて登るbabaさんとタケちゃんは残念そうです。

何も見えない尾根道を山頂めがけて進みます。
あとどれくらい登れば良いのか視界が無いので高度計が頼りです。



はい!山頂に着きました。

相変わらずに景色は見えませ~ん。

さて、何は無くともビールで乾杯~。

まったりとお昼です。

おやおやどんどん登って来ますね。
オイラ達だけでは無かった。
越後の山の魅力を解っていらっしゃるベテラン風の方々ばかり。
・・・こんな奥地に山ガール何て来ませんよね。




さて、山頂でゆっくりと休んで元気回復で下山に入ります。
相変わらずに景色は見えないので
黙々と尾根道を下ります。

そして、難関の前嵓の下りです。
岩場は、登りよりも下りが注意が必要!。



慎重に慎重に



無事難関を通過~。

ホッと一息。

あとはだらだらと緩い下り坂です。
しかし長いな~。
ありゃ~予報どうり雨が降り出しましたぞ!。
でも、ぽつぽつ当たる程度なので平気です。


お~!やっと無事に下山完了です。
景色が見えないで残念だったの~。

兄貴たち、また何処かに一緒に行きましょうてね。


今回のお山で引退のオイラの山靴。
過酷な上り下りを強いてボロボロですな~。
ご苦労様でした。