自己紹介

自分の写真
夏は登山 冬はテレマークスキー。 歳なので、身体が、そろそろ言う事を聞いてくれなくなりつつ有ります。 でも何とかだましだましやって行こうと思ってます。

2010年4月26日月曜日

作業→坂戸山

久しぶりに良いお天気の日曜日。
残念ながら地区の共同作業です。

農業排水路のお掃除です。
護岸の草やコケを落とします。
今年は寒い日が続いたので、それ程草やコケは生えて居なくて、サクサクと作業は捗ります。



振り返ると、裏山の巻機山が真っ白です。
あ~滑りに行きたいな~。
お知り合いのmbabaさんは登って来たそうですよ。いいな~。http://mb923.net/

何だかんだで3時間程で作業終了。慰労会は午後3時からなので時間が余っちゃった。
さて、天気もよろしい事ですし、サクっと坂戸山でも登ってきますかな~。



まだ桜は、咲き始めってところですが、カタクリの花は綺麗に咲いていました。
それにしても、大賑わいの坂戸山です。



途中で会った、顔なじみの常連さんとお話ししながらのんびりと登ります。
この方、日曜日は坂戸山6往復位するそうですよ。凄いです!。
若いころは往復25分で登ったそうです。ぶったまげました!。
オイラの最高記録が、登りだけで23分ですからね~。
ず~と走り続けていないと無理な記録です。



山頂に着いても、人 人 ひとです。
本当に大賑わいです。
狭い所は順番待ちです。
長居は無用なので、お仲間とは別れて駆け下ります。
「すいませ~ん。先に通して下さい~」と声を掛け掛け走ります。
調子が良いので、もう1往復しまして、2往復して帰りました。
2回目は、少しペースを上げて登って、28分くらいで登れました。
シーズン初めにしてはまずまずのスピードです。
今年こそは20分切りを達成したいな~。



帰り際に、ふと見上げると、だいぶ桜の花が開いてました。
暖かいとあっ!と言う間に開花しますね。
 
冬の運動不足が祟って、脚が悲鳴を上げております。
常に動けるようにトレーニングを怠ってはいけませんね~。



2010年4月18日日曜日

幸せ



今年は恵まれたシーズンです。
山には、結構遅くまで雪が残っています。
昨年は雪があまり付かずに滑れなかったルートにシュプールを引く事が出来ました。
いつも遠くから眺めていて、「あ~あそこを滑りたいな~」と思って斜面です。
上手い人ならばどうって事無い斜度なのですが、へなちょこテレマーカーのオイラにとっては、ちょっとした冒険でした。
滑り出しは、這い松の間の狭い空間からフォールラインに向かって真っ直ぐに滑り出さないといけないからちょっと勇気要ります。
斜滑降や横滑りで様子を見てなんて訳には行かなかったので、もう一か八かでした。
幸いなことに雪質が良かったから楽しい滑降に成りましたけど、これがアイスバーンだったらヤバかったですね。
この沢のボトムまでのターンの感触が未だに思い返せます。
これからも何度も挑んでいくと思いますが、そのたびにここを滑れる幸せを山の神様に感謝する事でしょう。

* ちなみに上の写真とは関係ない秘密の場所です。場所は内緒です。

2010年4月10日土曜日

我ながら・・・

自分でも呆れてしまいますが、お天気も良いことだし、またもや山に出かけました。
場所は、昨日と同じ深沢です。
でも、今日はここは登るだけです。


昨夜は、温かい風が吹いていました。
朝も比較的暖かい。こうゆう日は危ないんです。
昨日は無かったデブリが有りました。
もし巻き込まれたら一ころです。
成るべく沢底に居ないように、辺りの様子を窺いながら進みます。



今日は、昨日登った尾根を登らずに隣のシュートを直登です。
シールの能力の限界まで真っ直ぐに登ります。
いつも同じ所ばかりではなく、気に成った所にはズンズン踏みこんでいきます。
勿論、安全を確認してからですが、こうする事によって経験値が上がります。



その心配は無かったようですが、昨日のカリカリ斜面に懲りて今日は、日当たりが良い斜面を登りました。
今日は、風も寒く感じない温かな日なので、雪も柔らかくて既にベチョベチョです。
気楽に、気に成る斜面を覗きながら登ります。
頭の中に地形をたたきこみます。こうして家に帰ってから地図と照らし合わせてイメージを作り上げて行きます。



昨日滑ったシュプールが見えます。
上から見ると、もっと楽しいラインが有ると気付きます。
ちゃんと頭に入れて置くと、今度滑った時はもっと楽しいはず。


斜度が緩やかに成り、あちこち眺める余裕が出来ました。
巻機山を見ると多くの登山者、山スキーヤーが登っているのが見えます。
でもオイラは独り旅です。
こんな良い景色独りじめですよ。

昨日来た時に目を付けておいた所からだと、スキーで山頂まで行けそうなので、そこに向かいます。



ちょっと急斜面だったので、スキーを脱いでツボ足で登り、深沢山の山頂到着~。
今日は、相棒のJAKくんを山頂に連れて来れました。
今日も、風が強かったので、のんびりとお昼を食えなくて、上着を羽織り、風を背にして、急いでお昼を食べました。

さて、シールをたたんで、ヘルメットをかぶり滑降の準備です。
今日は、ここから米子沢に向かって落ちている栂ノ沢を滑ります。
結構な急斜面ですが、面白い所です。
心臓をバクバクさせながらドロップインです。


心配していた雪質はそれ程硬くは無かったのですが、アイス ザラメ 新雪と次々に状態が変わるので気が抜けないテクニカルな滑りです。
一気に滑り降りて、斜度が緩んだ所で振り返りシュプールチェックです。


上の写真の木は栂ノ沢の目印です。物見平からこの木が1本ヒョコンと立っているのが見えます。

沢の中に入ると雪は、新しい雪でした。
あまりスピードが出ないので、ワンステップターンでまったりと滑ります。
緊張が一気に緩んで、のんびりとターンを楽しみます。


米子沢出会い付近は、ザラメ雪で急にスピードに乗り、ショートターンで刻んで滑りました。
途中で石を踏んでしまい滑走面に傷が・・・。凹みます。


米子沢の中は、デブリやクラックがそこら中に有りますが、いつもの事なので気にしません。
それより、ストップ雪には参ってしまいます。
滑ったかと思うと、ブレーキが掛りまた滑るの繰り返しで脚が悲鳴を上げます。

この辺まで降りて来ると暑い位なので、ヘルメットと上着を脱いでチンタラと車にご帰還です。
山頂から車まで30分でした。総行動時間は4時間半。

天気に恵まれた3日間で、顔がヒリヒリです。

雪がまだまだ有るので、もう少し滑れそうです。

2010年4月9日金曜日

歳だな~

昨日も滑ったけど今日も滑ります。
暇なんです。

場所は、巻機山の近くの深沢山です。
地図には名前は載ってません。
米子沢の隣の深沢本沢をつめていきます。
狭い沢をどんどん登って行くとデブリにぶち当たります。
辺りを見回すけど、落ちそうなブロックも雪尾も無いので心配いりません。
でも、歩き辛いのでここから尾根伝いに行きます。
程良い斜度の斜面を登って行きます。
木々もまばらなので登りやすいし、滑りやすいのです。

 
やがて木々も少なくなって、緩斜面と急斜面が交互に現れてきます。
この辺りから風が強く成り、薄着では体力を消耗してしまうので、
上着を羽織ります。

斜面はカリカリのアイスバーンで、かなり怖い感じです。
急な所はスキーを脱ぎ、ツボ足キックステップで登ります。
慎重に斜面を選びながら、稜線付近まで登ります。
カモシカ君が2頭大慌てで逃げて来たので如何したの?と思っていたら白髪門方面から縦走して来た方たちが居ました。
オイラに気付いて手を振ってくれたので、オイラもお返しに「こんにちは~」です。
こんなコミュニケーションは嬉しいもんです。


稜線付近は、這松やウラジロ 笹などが出ていてスキーじゃダメなので、ザックとスキーを置いて山頂を目指します。
5分ほど登ると山頂です。地図には載って無いですが、深沢山と言う山です。
米子頭山の南にある小ピークです。


稜線の向こう側 群馬県側には滑走欲をそそる斜面が広がっていますが、ここを滑り下り、登り返して来る体力が果たしてオイラに有るのか?と考えると滑りこむ勇気が湧きませんでした。
いつか滑りたい所です。
昨日滑った巻機山が、こんな形で見えます。
視点が変わると違う山みたいです。

さて、風が強いのでのんびりもしていられないので、スキーをデポしてある所まで戻り、滑る準備です。
足場を固めてスキーを履き、滑りだします。
さっきまで硬かった雪面は、日の光で程良い硬さに成り気持ちよく滑れます。
あの硬さのままならちょっと手こずったかも知れませんな~。良かった~。

雪が柔らかくなったので、緊張する様な所も無く、広い斜面を自由気ままに滑り下ります。
こんな良い所なのに滑る人はあまりいません。
勿体ないな~。
知る人ぞ知る秘密のコース。
あ!秘密にしておけばよかったかな~。

下りは、あっという間です。
沢から出て林道を滑りますが、ストップ雪でどうにもなりません。
疲れた脚に効きますね。
プルプルしながら車に帰還です。行動時間約5時間。
2日続けての山滑りは結構堪えます。歳だな~

2010年4月8日木曜日

まさかの新雪


またもや裏山(巻機山)をサクッと滑ってきました。
来週半ばまで春休みみたいなもんで(失業中なんです)、仕事が始まるまでスキー三昧なのです。
天気予報は、徐々に回復と言ってたので、朝飯を食ってのんびり出かけてきました。
登り始めは8時半で、既に先行者がいる様なので、ぼちぼちと追いかけますか。

山は昨晩雪だったようで新雪が5㎝程積ってた。
またもや、汚く成りかけた山が綺麗に雪化粧。
モノトーンの世界です。
物見平から上はガスの中で慣れない人は迷いそうですが、
オイラは目を瞑っても歩ける程通っているので平気です。
気付けば、先行者を全部追い抜いてニセ巻到着です。
雪が風に打たれてモンスターが出来てました。
ここまで来たらガスを抜けて、真っ青な空の中でした。


いつもなら、夏道と同じに小屋方面にシールを付けたまま滑って、
夏道通りに御機屋を目指すんだけど、
気持良さそうだったのでシールを剥いで、
米子沢に滑り込んでみました。

後続者の方々も皆オイラの真似をしてここから滑っていたのが可笑しかった。
そういうもんだと思ったのかね~。(なんと追い越してきた方はEVA父さんでした。知らぬこととはいえ失礼いたしました。御無礼をお詫びいたします。)

さてさて、再びシールを張り付けてブサ尾根を登ります。


そしていつもの斜面を滑ります。
ちょっとパックされた新雪で滑りやすいです。
今回はちょっといい加減に滑りました。
メローでルーズなターンです。
気持ちが良いですね。
なんか最近当たってるな~。
気持ちよかったのでおかわりしようかなと思ったけど、
新雪が腐ったら手に負えなくなりそうなので、
急いで下る事にしました。
ニセ巻から物見平までは、かなりのスピードでブッ飛ばしアッと言う間です。
急いで来た甲斐が有ってまだ雪は滑りやすかった~。
井戸ノ壁までは、混んだ木々の間をショートターンで気持ち良く抜けていけました。
壁から下は、ストップ雪でした。
昼も食わずに急いで降りて来て、
雪が腐る前だったのでそこそこ楽しい滑りが出来たな~。

往復5時間掛りませんでした。
車に着いて昼飯を食って帰宅です。

2010年4月5日月曜日

テレマーク技術コンテストを見てきた

4月4日志賀高原焼額山スキー場で、テレマークスキーの技術選が有ったので見学に行ってきた。

自分も参加したかったんだけど、ビビリなもんで、どの位のレベルなのか解らず、「恥をかくのはね~・・・」と言う事で、今回は様子を窺いに行ってきただけ。(ホントは申し込み時にお金が無かったんだよ~(涙))
今回で3回目のTAJ(日本テレマークスキー協会)主催の技術選。
前回までは秋田で行われていた為に、ちょっと行く気には成れなかったが、今回は志賀高原でやると言うのでちょっと興味が湧いた。
直前まで参加の申し込みが少なかった様だが、締め切りを延期したりして、男女 クラスすべて含めて約70人ほどの猛者達が集まった。

クラス分けは、一般クラストラディショナルクラス
トラディショナルクラスとは、細板 革靴を用いたクラシックスタイルの道具で滑るクラス。
競技は、大回り 小回り 総合滑走(フリー) 総合滑走(規制) そしてジャンプ!。
ジャンプが有るなんてテレマークの技術選らしいです。ノルディックスキーの流れを汲むスキーですからね。
午前中に、大回り 小回り 総滑(規制)まで行った。
朝のうちは、バーンも結構締まっていて良い状態で有ったが、午後の総滑(フリー)の頃には、グサグサに荒れて大変そうだったな~。
いくら斜面が荒れようが、お構い無しに滑って行くので皆さんの技術のレベルが窺えました。

中でも感心したのが、トラディショナルクラスに参加された方々の技術レベルの高さ。
このクラスに出ていた方は、恐らくベテランばかりで、不安定な道具でも安定した滑りを見せ、硬いバーンでも荒れたバーンでもお構いなしにアグレッシブに攻めていた。
実はオイラはこのクラスにエントリーしようと考えていたのだが、レベルが違いすぎる。

男性に比べるとまだまだ女性の参加者は少ないが、その技術レベルは高い。
男顔負けの力強い滑りは見ていて感心した。

そして、最後の種目のジャンプ。これが有る意味競技の勝敗を分けたんじゃないかな~。
ギャラリーも見ていて一番盛り上がった種目だった。
滑りでは良い所を見せた選手も、慣れないこの種目にてこずる場面が見られた。


上手い選手は、踏み切り 空中での姿勢 そしてなんといっても着地でのテレマーク姿勢!が綺麗だった。
何といっても、綺麗に着地を決めるとジャッジの印象ががぜん良く成る様子です。
見ていても、かっこ良いです。

さて、来年は何処で開催するのか解りませんが、自分の技術がどこまで通用するか試してみたくなりました。
あまりゲレンデでの練習は好きではないけど、ちょっとこいつを目標に来季はがんばってみようかな~。


2010年4月3日土曜日

忘れてはいけない事

長い水平移動が多いコースを歩く。
色んな事を考えながら、あちこちキョロキョロ見ながら、気に留まるものを映しながらスキーを滑らせる。
ガツガツとダウンヒルの快楽ばかりを求めるのではなく、そこからあそこまでの移動自体を楽しむ事を、最近は忘れていた気がする
好奇心のアンテナを張り巡らせてルートを辿る。
幾度尋ねた山も、その時その時で色んな表情を見せるね。
度毎に発見が有り、経験値も増えていく。
たとえ日帰りのスキーツアーでも立派な旅なんだよな~。
オイラはこれを求めてテレマークスキーを履いたんだよな。
この気持ちは忘れてはいけない事だよな~。