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夏は登山 冬はテレマークスキー。 歳なので、身体が、そろそろ言う事を聞いてくれなくなりつつ有ります。 でも何とかだましだましやって行こうと思ってます。

2013年5月26日日曜日

地獄坂・・・ 八海山登山マラソン

地元開催のレース 八海山登山マラソン に参加してきた。
なかなか参加通知証が送られてこなかったので少々やきもきしたが3日前に速達で送られて来て一安心。
先週のフルマラソンで思いの外良い記録が出ちゃって、少々気が抜けた感じも有るし、地元開催のホーム感覚でスタートまでは全く緊張感無しのレースだった。友人知人も参加しているので尚更その感覚は強かったし、今年からスタートが母校の中学校からと成ったのもリラックスできた要因か?。
何でも、来年度の開催10回目の記念の大会に向けてスタート位置を変更して、それに伴い距離も標高差も増えたのだが、参加者はと言うと、コース変更に伴い各方面との交渉事が長引いたお陰で募集期間が短く、応募者が少なくて昨年の半分以下と淋しい大会に成った。
スタート位置の変更は、地元民にとっては凄く良い事。昨年までは八海山スキー場周辺だけで完結して居たレースだったので、地元の人の間でも、そんなレースが開催されている事を知らない人が数多く存在して居たのは事実。今回は少ない参加者では有ったが、レースの存在をアピール出来たので、地元から盛り上げるレースに成長して行ってくれると有り難い。

スタート位置とゴール位置が変わった事に寄り、受付を済ませて身支度を整えて、シャトルバスでスタート位置に向かいそこで開会式を済ませてスタート。
学校のグラウンドを参加者がゆっくりと回り校外に出てから正式なスタートと成るパレードスタートなる変なスタート方式。何でも、勢い良く飛び出して行って校門から県道に飛び出していくと危険だという事での苦肉の策らしい。
コースは標高182mのスタート位置からスキー場までのロード区間のヴィレッジエリアと、スキー場内からゴール地点の標高1147mのダート区間のマウントエリアに分かれて居る。このロード区間は日々の練習コースなので勾配等は身体に染みついて居る。マウントエリアのスキー場内は管理道路(冬季間は初心者のラクラクコース)を走るが、結構急勾配なところも有り、坂道が得意なオイラでも、ロードの坂道を登って来てからのこの勾配はさすがに脚が残っておらず、ほぼ歩き通す感じに成って仕舞った。もっともトップクラスの選手以外は殆どの選手が歩いて居たので、歩きの早さ勝負みたいに成っていた。そんな中でも少し斜度が緩んだ所を短距離では有るが走れた人が前に出て行く感じだった。参加者の一人のおじさんが 地獄坂 とプリントされていた何処かの大会の参加賞と思しきTシャツを着て居たのだが、もっと地獄坂の大会が有るのか興味が湧いたのだが・・・。

今日は、新潟県内は今年最高の気温だったようで結構暑かった。暑さに負けた人もいるんじゃないかな?。オイラは暑さには強いので何て事無かったけど、給水ではしっかりとスポーツドリンクと水を取り脱水に寄る痙攣防止に努めた。
今年は残雪が多くラストの1kmはほぼ雪の上を歩く感じで、これがまた足を取られて残っていた脚をどんどん持っていかれてしんどかった。涼しくて気持ちが良かったが、やはり土の上を走る歩くより格段に辛かった。こんな状況に成るのは一般のロードのレースでは考えられない事態で、これがこの登りだけのヒルクライムレースであるこの大会の面白いところ。
本当に辛いレースだけど、ゴールした充実感は他のレースよりは大きい気がする。
ここ何年か、欠席して居たレースだが走って良かった。また来年も走ろうと思うし、全国の辛い事大好きな変態ランナーも多く参加してもらい盛り上がって貰うと地元民としては嬉しい。

レースの結果 タイム01:37:12 15kmクラス男子総合40位/127 カテゴリ36~49歳 19位/65

マウントエリアに向かいロードをひた走る
農作業の手を休めての応援が嬉しい。

ラスト1kmからは雪の上を歩く。足を取られて堪えるんだな~。

ゴール位置は絶景ポイント。


2013年5月19日日曜日

・・・山岳マラソン?柏崎潮風マラソンを走って来た。

無謀にも今年最初のレースがフルマラソン。
何でこのレースに決めたのかは忘れちまったけど、ランネットで調べて近場でのフルのレースって事で決めたんじゃなかったっけ。別段思い入れも無いし従ってコースの下調べも過去の参加者のブログやレースの感想を閲覧した程度。皆さん口々にきついコースだ~ 山岳マラソンレベルだ~ と仰っておられたので、「よーし。望むところ!」ってなった訳。

フルマラソンンは今回で3回目。それも1回は個人的に電車で遠くまで行ってそれくらいの距離を走って帰って来た事が有るという程度。もう1回は、地元のレース 浦佐温泉山岳耐久レース のみ。まあこのレースを走り切れればロードのレースは怖いもの無し何だけど。

出るからには目指すのは、4時間以内いわゆるサブ4。1kmを5:30で刻んで行けば達成できるタイムなんだけど、モノの本に依るとこれを達成できるのは平均すると全参加者の20%程らしい。オイラも頑張れば達成出来そうなギリギリなランナーなので目指してみる。

月に200kmは走って下さいと本には書いて有るけど、まだ休日にはお山に行って滑りたいし。仕事から帰って来て晩飯食うと根が生えて中々練習する気にも成らなかったけど、今回は割と真面目に走った。そのうえで、このレースのコースの感想等を調べてのだが冒頭の通りの感想なので、もしかしたら無理かな?って気持ちも有りつつレースに臨んだ。

このレースに投入した新兵器 膝の爆弾とふくらはぎの痙攣防止のキネシオテープKTTAPEと攣りの防止用の電解質補給のフィルム状のサプリメントenlytenそしていつもお世話に成っているshotz。この大会は2か所にスペシャルドリンクを置く事が出来るのでshotzを専用の用器に3つ分入れて20km付近に有る給水所に置かせてもらった。

さてレースだが、初っ端からケチがついた。なんとレースで着るシャツを忘れて来た。レース用のシューズのソールが剥離しかけてる。日焼け防止のアームカバーが伸びちゃってずり落ちて来る。
全くどういうことだよ・・・。仕方ないから、朝着て行ったTシャツにゼッケンを付けて走る事に。靴は車に積みっぱなしの安いジョギングシューズで走る事に。アームカバーは日焼け覚悟で付けない方向で。・・・駄目じゃん俺。

何ともみすぼらしい格好でスタート位置に並ぶ。回りはオシャレな衣装に軽そうな高いレーシングシューズを履いた一見猛者ばかりなので場違い感たっぷりでスタート。
何だか前の方に並んじゃったもんだからどんどん追い抜かれて行くけど、こんな人たちに着いて行ったらブっ潰れるのは分かっているから、時計と相談しながらマイペースで行きます。
潮風マラソンと言う位なので海岸線を走るのかと思うと然も有らず。最初こそ海の近くを走るが、地下道を潜り、コースはどんどん山の中へ向かって行く。
4km付近からダラダラと緩やかな坂を登る。この位の坂なら足が軽くなってホイホイと登れる。丁度良い脚休めで良い塩梅。ここがどうやら一番の難所らしいが何て事は無く通り過ぎる。あとも多少のアップダウンは有るが、え?これって坂道なの?って程度。したがって、目標のラップタイムよりは早くなっちゃって折り返し時点で9分程の貯金が出来た。でも、さすがに練習不足が効いて来て足が動かなく成って来て、貯金を食い潰すかのようなレース展開に。
「登り坂 上等!」のオイラは登り坂で足を休めて下りとフラットでモガキ苦しむ感じ。オイラはオイラ成りにイーブンペースを守った積りだけど、キロ当たりのラップタイムは落ちる一方。でも25km辺りから歩きだす人もちらほらと見えだし、32km付近のからの登り坂は歩く人が目立った。皆苦しいのだな~。前半にオイラを颯爽と追い抜いて行った方々が息も絶え絶えな状態で歩いている。オイラは攣りそうで攣らない脚をかばいつつ成るべく大きな部位の筋肉を使った省エネ走法でトコトコと進む。歩くよりは速い程度だけど。
貯金は随分食い潰しちゃったけど、まだ頑張れば4時間切れそうなので、諦めずにトコトコと走り続けて03:56:16で何とかサブ4達成!
もう最後の2kmがきつかった~。

でも、今回もまたshotzに救われて、なんとか休まず止まらずに走り切れた。KTTAPEもenlytenも効果てきめんで、膝も持ったし足も攣らなかった。

ゴール後に、他のランナーたちの会話を聞くとは無しに聞いていたら「こんなきついコース無いよね~ クレイジーだよね~このコース」なんて声が・・・。
あんたら浦佐を走ってからそういう事は言いなさい!

でかいドームだ!雨が降っても休憩も受け付けも出来るな

KTTAPEのお陰で膝の爆弾は爆発せず。



2013年5月5日日曜日

巻機山 修行系スキーツアー

巷の方々の様に暦の通りに休みなど取れないのだが、4日 5日と連休を貰った。先日まで寒気が入って寒い日々が続いていたのだが、休みに合わせた様に天候も回復したので、ちょいと巻機に滑りに行って来た。本当はマラソンの練習をしなければいけないのだが、ついつい楽しい方に気が行っちゃうね~。

これと言って準備もしなくても、車庫の二階に有る物をどんどん車に投げ込めば準備完了。朝飯と行動食をコンビニで調達して清水に向かう。連休なので桜坂の駐車場はさぞかし混んで居るのだろうと覚悟を決めて行ったが、意外と空いていた。山桜の写真を撮る方々がたむろって居た他に山に登るらしき人の車はそんなに多くない様子。
登山届に記入して出発。

まあこの時期に成ると当然の事だが井戸の壁はまともに滑れる訳は無く、多雪の年は拾いながら何とか降りて来れるのだが。勿論登りも泥んこの登山道を行く羽目に成るので、いつもの通りに沢を登る事にする。
出発時点でザックに板を縛り付けてヌクビ沢に向かう。山小屋のに泊まりに来ている方に挨拶をして沢の降り口に向かう。雪の少ない年はこの辺りも雪が無くなり縛り付けた板が邪魔に成る事も有るが、今年は降雪自体は平年並みだったけど、遅くまで寒い日が続いたので雪消えが遅れて歩くのに不自由する事は無く沢の降り口に到着。足跡からすると先行者は一人の様だ。

沢に下りてみるとやはり雪が多く残っていて流れも出て居ないし、この寒気で降雪が有ったらしく、いつもなら表層雪崩で運ばれてきた石やら木の葉やらで汚れている沢が綺麗に隠されていて気分良く歩けそう。何時もならここでシール登高に切り替えるのだが、トレーニングを兼ねて身体にわざと負荷を掛けるために、板を背負ったまま行く。どうせ上部はシールだと苦労するからね。
雪は硬くは無いのだけれど、一応アイゼンを装着して登る。

なるべく休まない様に、飛ばしすぎない様に登って行くと、いつもは出て居るアイガメの滝が流れが出て居ないし音も聞こえない。やはり雪消えが遅い。・・・だよな、そんなに極端に大雪だった訳無いし。
天狗岩が近づくと先行者が見えて来た。彼もヌクビ沢を行かずに割引沢を詰める様だ。
経験からすると、こっちの沢の方が安心して歩ける気がする。横からのブロックの崩壊や枝沢からの雪崩れのリスクも少ないからね。
先行者の方が何やら引き返して探し物をしている様子。諦めてそのまま歩きだしたが、彼の足跡を辿って行ったら時計が落ちて居た。彼よりオイラの足が早い。どんどん差が詰まり、休憩して居る彼に追いつき時計を渡す。会話を交わし今度はオイラが先行。振り返っても我々の他に沢を登って来る人は居ない様だ。
登るに従い、積雪量は増えて足首位まで埋まるけど、かえって歩きやすいようだ。急斜面の硬い雪面のアイゼン登高は慣れて居ないし疲れるので好都合。
陽が差すと温かいのだが、陰って風が吹くとかなり寒い。冷え過ぎない様に薄手のシェルを羽織る。まだ寒気の影響が残っているようだ。

割引岳の山頂が近付く。灌木は雪が付着して樹氷に成っている。この時期にはなかなか見れない光景で、まるで4月のあたま位の状態だ。雪も真っ白の新雪で最高の状態だ。そう言えば、あちこちから同じ様な情報が伝わって来ていたな。
約四時間で割引岳に到着。写真を撮ったり滑る斜面の品定めをしながら滑る準備をする。まずは、いつもの通り山頂から北側の斜面をボトムまで滑る事にする。
風で締まった新雪で板は走るが、完全に腰が引けてリードスキーに加重出来ないへっぴり腰ターンが数ターン続くが、修正して何とか持ち直しボトムまで。見上げるシュプールは不揃いで歪。今一つ満足感が無い。
ここで軽く腹に物を入れる。しかしここは静かで誰も来ない。こんな所を滑っては登り返して遊んでいる奴はめったに居ないだろう。
さて、今度は神字山方面からここに降りて来る事にして、登り返して移動する。シールを張って登るより歩いた方が早そうなので、スキーのトップに開けた穴に細引きを通してザックと連結させて板を引っ張りつつツボ足登高。
さて二本目行きます。ドロップイン。この斜面は陽に照らされて居たので幾分雪が柔らかく成っていて滑り易く満足のいく滑りが出来た。
先ほど休んだ場所より少し下って小尾根に取り付き登り返して御機屋方面に移動。山頂周辺や牛ヶ岳には登山者や山スキーの方の姿がちらほら見えるが、割引方面には誰も来ない。
さて、御機屋まで移動してきて、いつもの斜面に滑り込む。さすがに脚に来ているので、攻めずにメローなターン。最高に気持ち良い。誰も見ちゃいないから格好つける必要無いもんね。
滑り下りて辺りを見回すと、まだまだ魅力的な斜面それも手付かずのまっさらな斜面が沢山有る。しかし、既にオイラの脚は終わってます。情けないがもう一本って気が起きない。
大人しく帰路に着くために登り返します。やはり終わったみたいで、腿が痙攣して痛くて動け無くなった。しばらく痛みに耐えていたら何とか治まって来たので頑張って登る。

主稜線に出ると足跡がいっぱい。おじいちゃん山スキーヤーが滑る準備をしている。ニセ巻には帰路に着く方が登り返して居る。オイラもニセ巻の鞍部まで滑る。何時もの斜面。南側の斜面はさすがに重い雪で、フッ素 テフロンがまだ効いているので居るのかビチョビチョの雪でもまだ走る。
いい気に成って飛ばしてたら、内足引っかけて転倒。今日初めて転んだよ。
ブサ尾根から米子沢方面にシュプールが付いて居たけどまだ滑れるのか?。ニセ巻を登り返して居るスキーヤーも居るけど井戸の壁は滑れないでしょ?
オイラは何時もの通りに小屋の裏からヌクビ沢に降ります。こんな良い斜面なのに誰も滑った跡が無い。お昼を過ぎてさすがに湿雪で滑るのには苦労する雪質だがそれはそれで楽しい。
沢の合流付近では新雪が表層雪崩に成っていてデブリと成って溜まっていたが大した事は無い。でも、こいつに巻き込まれたらもしかしたらヤバい事にも成りかねないので注意は必要だろう。

やはりヌクビ沢は、割引沢に比べると状態は悪い。枝沢からデブリが落ちて居るし、天狗岩方面からのブロックの襲撃跡それにまだ落ち切っていないブロックが上から狙っているので要注意だろう。
気温が上がり朝の状態とは大違いで笑っちゃうくらい汚く変わった沢を、色んな障害物を除けながら滑り下りる。それでも避け切れない岩などを踏んじゃうもんだからソールもエッジもボロボロ。でもそんな事を気にしていたら山で滑れないよな。

この時期としては本当に状態が良い山だった。体力の衰えは気力の衰えに繋がる。これ以上の体力アップは望めないにしても何とか維持していかなくては山滑りは楽しめないのかなと思う。
日々のトレーニングを頑張らなくちゃな。

この時期にこんな綺麗な状態の沢は初めて

山が真っ白だ!


割引岳から北面の斜面を滑る

日傘 ハロって言うんだって

チョッと線を引き間違えた箇所も有るけど、直すのも面倒なのでこのままで

2013年4月14日日曜日

金城山大倉沢滑降 

今年は降雪量も平年並みだったし、南風など比較的融雪に影響する天候も続いた事も有り、雪の消え方が早い気がする。こうなると滑りに行く場所も決まって来るし、今日は天候も崩れて来る予報なので、あまり時間が掛りそうな場所に行くのも気が進まないし、何てったってガソリンを入れる金が無いのだから、何とか近場で済ませたかった。毎度毎度の巻機山ってのもどうも気が進まないし、まあ行っても良いのだけど、もうチョッと取って置きたいので、思い付きって言うか、以前から気に成っていた 金城山の北面の大倉沢に滑りに行って来た。
大倉沢は下部は見えるのだが、手前の岩場の後に回り込む様に伸びて居るもんだから、我が家からは中間より上は見えない。先日ランニングでダム方向に走りに行った時確認したら何とか行けそうな感じだったし、地形図で見てもそれ程ヤバそうな感じでは無かったので、好奇心も手伝って行くことを決めた次第。この山は、急峻にそそり立つ山容から 滑る 対象として考える人は少ないかもね。

近い山なのでのんびりと出かける。コンビニで行動食を調達して旧大倉集落(今は金城と名前が変わった)の除雪のドン詰まりに駐車して出発。橋を渡り流れの右岸を進み林に入ったが、直ぐに雪が切れてスキーを脱いで左岸にわたる羽目に・・・。スキーをザックに縛り付けて仕舞ったので、渡り終えたからと言ってまた外して履くのも面倒いし、意外としっかり取りつけたらバランスが良く重さも気に成らなかったのでそのまま背負ったまま登って行く。

杉の林を抜けると広々とした沢の全容が見える。所々雪が切れて居そうな感じだったが、ちょっと回り込んだり跨いだりすれば済んでしまいほっとする。
広々とした沢の中を進んで行く。どこの沢でもそうだが、核心部と言うか何と言うか嫌らしい場所ってのは何処にもある訳で、この沢にも切り立った岩場の下を通過する辺りはデブリが酷い感じで、帰りのコース取りなどを考えながら登って行く。この辺で冬眠から目覚めた熊が沢を横切って行った。遠くから見る分には可愛い感じだが、至近距離では出逢いたくないな。

この悪場が沢の屈曲点でこの辺から上は里からは様子が伺えない。心配して居たのだが、それも杞憂に終わり、実に素晴らしい斜面が続く。数日前に降った雪が黄砂などの汚れを覆い隠してくれて、晴天と言う事も有り素晴らしいコンディションと初めての場所に居る事が気分を高ぶらせる。
ツボ足のハイクアップって久し振りだが、足場が良いと割と効率良く登れるし、滑る斜面を傷つけないが良いね。

さて、最後の詰めで稜線が見えて来た頃から斜度が幾分急に成り、湿った新雪の量も増えて来た感じで、足捌きで落とした雪玉がころころ転がりやがて表層雪崩的に流れて行く。大した量では無いのだが、滑る斜面が荒れると気分良くないな~。
もうすぐで稜線って所で、大きなクラックで行き場を失い、少し平行移動して稜線に出る。
昨日通過したと思われる人の足跡が稜線に沿って巻機山方向に続いている。縦走して巻機に行ったのだろう。登りに要した時間は3時間半程か?。先週の越後駒の3時間から考えると掛り過ぎの様な気もするが、楽しいハイクアップだったのでまあ良いか。

景色を眺めたり、空腹を満たしたりして30分ほどダラダラして、身支度を整えて滑り出す。
滑り出しは急斜面ってことも有りスラフが表層雪崩に成って落ちて行く。何時もそうだが滑り出しはまだ雪質に対応する滑りに成っていないので、慎重に行く。雪に慣れてきたらそれなりの滑りで楽しみながら滑る。北斜面って事も有り、この時期としては良い条件の斜面と雪質で楽しく滑る。
悪場は横滑りやジャンプターンで通過。
気温も上がって来ていたので、残っていた雪塊が大きな音と共に崩れ落ちるのに出くわして少々ビビり、こんな所は早めに通過とばかりに急いでその場を離れる。

斜度が緩むと危険な個所は無い。雪を拾いながら下部の杉の林の中に突入する。落ち葉や黄砂などの汚れでスキーが走らない。脱いで仕舞おうかとも考えたが、それでも歩くよりは早いだろうって事で、ギツギツしながら進みまだ雪に覆われた田んぼを滑りゴール。
板の汚れを川で洗って帰り仕度をして短い旅が終わる。下りに要した時間は30数分程度。
全行程4時間半の楽しい時間だった。
 
やはり知らない所初めての所を登り滑るのは楽しいし、自分の中に新たな地図が出来上がって行く。経験をして初めて描ける地図。

毎日見て居る景色
一体何所を滑るんじゃ~

デブリの王国!

上部は快適そうなオープンバーン

適度な斜面のザラメ雪を快適に飛ばします。
こんな良い所が身近に有りました。灯台下暗しとは良く言ったもんだ。

2013年4月5日金曜日

駒ケ岳タイムアタック?・・・結果的に

シルバーラインの夜間通行止めの時間に合わせて朝4時に家を出る。何時もの様に すき家 で朝食をと思い早めに出たが、朝のお勤めをするには遠回りに成るので、コンビニで朝飯の分も弁当を買い小出の道の駅に寄ってシルバーラインの入り口に向かう。

遣り道しなかった分早く付き過ぎて、コンビニ弁当の朝食を済ましても、まだかなり時間が有りそうだったので軽くジョギングをして、帰って身支度を整えていたら、隣の車のおじさんに話しかけられた。ブログ「魚沼の山」を書いていらっしゃるhiroiさんであった、以前柄沢山でスライドした方である。しばらくしたらご同行のこれまたブログをやられている粟さんもご到着。
こちらは面識ないのに、あちらはオイラのブログを時々見て下さっているらしく顔を見て分かったらしい。何気に有名人?。顔を曝すのも良し悪しってことか。


さて、ゲートが開いたので銀山平に向かう。後からはお二人が付いて来る。
石抱橋の駐車スペースには前日乗り入れの車が2台程停まっていたので、先行して出発して居るだろう。オイラも靴を履いて出発。ステップソールの板なのでシールは貼らずに行く。
朝の冷え込みで雪が硬く時々グリップがすっぽ抜けるが軽快に歩けるのでこれはこれで正解。柔らかく成ってきたら非常に具合が良く、先行するお二人との差もぐんぐん縮まる。
あっと言う間に柳沢の道行山への登り口に着くが、見上げると例年クラックが入っている斜面が今年は既に雪が落ちているので、嫌らしそうなので一か八か白沢を詰め上がる事にする。
すっかり柔らかく成った雪はステップソールが良く効くので、かなりシール無しで行ける。心配していた滝も隠れていたがスキーでは登れなそうなので脱いで攀じ登りここでシールを貼る。

先行者は白沢を登っているらしくハイクしている跡が残っている。
さて、このまま白沢を詰めるか一つ先の沢を詰めて早めに稜線に出るか迷ったが、先行者の跡は白沢に向いているので後を追いかけたく成ったのでそのまま付いて行く事に。
デブリの跡が結構あるが、表層が落ちた感じの古い跡なので滑るのには問題無さそう。
先行者の姿が見えたが、結構口の開いた斜面が見えるので適当な所から稜線に上がる事にした。
稜線に出たら例のお二人の姿が見える。さすが山慣れて居るだけあって足が速い。そう言えば足拵えは長靴だったよな~。
何だか後ろから追い立てられるような嫌な緊張感で自然と足が速くなり、前駒の登りに掛り振りむくと先行者も稜線に出た所だった。
小屋の手前の急登と前駒も間の尾根は嫌な感じのクラックが入り雪自体も南側の沢に引っ張られていてこれまた嫌な感じ。


さて、小屋の手前の急登だが、スキーで山を登る者としては、何とか板を履いたままジグを切って登りたいものだが、登りにくい雪質なので、大人しく残っている足跡をスキーを脱いで辿る事にする。歩き易いステップなので苦も無く小屋に出る。前々日の雨の影響か小屋周辺から山頂付近まで氷の粒を敷き詰めた様な変な事に成っていた。まあ、登るには支障が無いのでそのままぐんぐんと山頂に。約3時間で山頂到着。



写真を撮ったりオツルミズ沢の様子を伺ってたりしているうちにhiroiさんも到着。
チョイとお話をしたり昼飯を食ったりしているうちに白沢の先行者の若者テレマーカーも到着。彼はオツルミズを狙っているらしく様子を見に行って来たので「氷だからエッジが抜けたら危ないから気を付けな」とお節介な注意をした。そうこうしているうちに粟さんも到着して、若者が滑るのを見学。彼は、ガリガリいわせながらトラバース気味にドロップインポイントに移動して見事な滑りでボトムまで滑り下りて行きました。軽い嫉妬を覚えたけど今日の道具では対抗意識も湧かないので、ゆるい斜面を緩い滑りで小屋まで降りて、ここで昼食にするというお二人と別れて急斜面に滑り込んだ。どうも上手く滑れずみっともないお絵描きに成って仕舞い情けないやら悔しいやら・・・。


前駒から白沢に滑り込んだが、これまたズッテンバッタンの滑りで満足できない滑降が続き、悔しい気分を道具のせいにして仕舞う自分が嫌に成る。何とかうまく滑れるようにポイントをチェックしながら残りの斜面を滑り、すっかりポカポカ陽気の雪原を軽快にスケーティング。緩やかな登りなども難なくこなすステップソールのよさを実感と言うか再認識するが、滑りもそつなくこなす様に成らないとこの道具を使いこなせたとは言えない。


確かにスピードを意識して登ったのだが、必要以上にお二人にせかされて登って仕舞って結果的にタイムアタック的な山に成った。タイム的には、往復で05:20だから満足出来るタイムなのだったが、オツルミズでの嫉妬と自分の滑降技術の不甲斐無さから満足感の乏しいツアーだった。
まあ、毎年通って飽きたって事も有るかもね。









2013年4月2日火曜日

今シーズンの営業終了

3月いっぱいでグリーンリフトの営業を終了。いつも思うが、大事に使って居た雪も営業が終わった途端に厄介者になる。終了の時間と共に、残業をしてフライヤーで乗り場の雪を飛ばして翌日からの搬器片付けの準備をして、小一時間程の作業をして圧雪車で里まで送って貰い帰宅。
翌日からは、終点の片付けやらコースの閉鎖 支柱の防御マットの撤収などの作業。その後に搬器外しの準備をして、外す作業に移る。今シーズンはオイラの提案でマーキングはカラースプレーを使う事にして貰ったのだが、皆さんもこの提案に異議は無い様で一安心。もっと何か言われるかと思ったがそんな事は無かった。
Kさんが台座の準備をし終わったので、外し作業に移る。まず、マーキングをして握索機のナットを緩める、並行して下では手摺りを外して水を抜く。そして搬器をワイヤーから外して3人掛かりで台座に並べて行く作業を繰り返し初日の午前中に外し作業は終了。
外し作業をして居る間にタングを外し、午後から握索機の分解清掃に入る。
灯油に分解した部品をぶち込んで古いグリスを洗い流す。この日は時間終了までこの作業。
翌日は、まだ洗い終わっていない物を洗い。全部ウエスで拭きとり、サラバネの計測をして部品にグリスを塗って行く。潤滑目的と錆び止めの目的と塗り方が違うが、去年やった仕事を覚えていないので見よう見まねで作業を続けて、順次再組み立てして搬器にとりつけて行く。
風が強い中今度は搬器をブルーシートで囲む。今年は作業がスムーズに進む。
収納作業は任せて、3人で3号柱の索輪の交換。
その後、ゲレンデ真ん中の仕切りネットの切断(高さが有ると管理に大変なので半分に切った)して撤収して終点ステージ下に収納。支柱の周りに圧雪車で雪を盛り防御。
粗方の作業を終了して、今シーズンのリフトの仕事は終了。
帰りに会社に寄って証明書を貰いお茶をごちそうに成り帰宅。

搬器を外してメインテナンスをして来シーズンに備えます。

2013年3月22日金曜日

ネコブは遠きに有りて思うもの

ネコブ山は憧れの山。山を滑るように成った頃から五十沢方面を見るとまっ白な姿に何時も目を奪われる。「何時かは滑りたいものだ」と思い続けて来たのだが、なんせこの山もアプローチが問題だ。ダムサイトの山にへばりつく様な道とトンネルを通過して十字峡から下津川を遡って基部から詰め上がるか、去年の春に行ったみたいに桑の木山経由で行くかだが、この2案はかなり怖い思いと長いアプローチを強いられそう。そこで苦肉の策で、野中から野中沢の林道を登りひと山越えて下津川に降りる案を思いついた。

朝何時ものようにコンビニに立ち寄ると北斗が出勤する寸前だったので声を掛けた。朝の挨拶をして、奴は仕事へオイラはお山へ。
今年は、雪消えが早い。野中の奥の道も部落を過ぎてからも除雪してあり、かなり奥まで入れた。仕事をしている形跡が有るので邪魔に成らなそうな所に駐車して、朝飯を済まして出発の準備をする。駐車した所からしばらく歩いてスキーを履く。
やはり、冷え込んだので薄らと積もった雪の下はカチカチだ。先週と同じだが、今日は大して難儀をするような事無く進む。
山への取り付き点がはっきりしないので地図を見ながら進むが、それでも良く分からず、前方にある朝日を浴びて魅力的な姿を見せつけて来る大兜山に見惚れて居たのでチョイと進み過ぎて間違った所から山に取り付いてしまった。でも、しばらくは間違いと気付かずに何とか登っていたのだが、間違いと気付いた時はもう手遅れで、どんどん悪い状況に陥ってしまった。
始めは何とかスキーを脱がずに行けたのだが、だんだん急に成り、仕方が無いのでスキーを脱いで手に持ち登り続け、やがて雪が切れ切れに成って来たので何とか雪の有る所を選びながら高度を稼ぐが、やがて全く雪の付いてない藪尾根に出てしまった。もう、こうなると仕方が無いので、スキーをザックに着けて攀じ登るが、今度はスキーが邪魔で進めなくなった。仕方が無いので、急勾配の所を抜けたら再度スキーを手に持っての藪との格闘。気が付くとポケットにしまい込んだサングラスを失くしてしまった。
当初の計画の通りの950m付近から目的の鞍部までトラバースを試みたが硬く急な斜面でおまけにずり落ちそうなのを何とか木でせき止められているかの様なぼこぼことした感じの様子は、目の前に見えて居るネコブ山の魅力的な姿をおいても、やる気を失わせるには充分。既にここまで3時間位掛っているので諦め感が出て来て、振り返り見る大兜山の斜面を妬ましく眺める時が増える。
まだこれからの行程を考えるとへたれなオイラはヤル気を失い一ノ綿三等三角点のピークを今日のゴールと決めて上に向かって登りだす。
緩やかな尾根の途中に出てまた少し登って1064.8mのピークに出る。ここからの景色は最高!。
目の前のネコブの登りのルートを観察すると、ネコブ沢を詰めて行くしか考えられないし、勿論滑りもネコブ沢を滑らなければ成らそう。遠くから見えるまっ白な斜面も、途中から沢に下りないとどうにもならなそうだ。そもそも、その沢の出口と言うか入り口と言うかが嫌らしい地形で、ブロックに遣られそうな地形な訳で、あそこに行くのはちょっと気が引ける感じ。
あれこれと思いを巡らしながら奥地の見慣れぬ地形に目を向け続ける。
ポカポカと温かいが、汗と雪に濡れた衣類は風が吹くと寒く感じる。こんな好天ではあまり着る事の無いジャケットを羽織り山を眺めながら食い物を腹に入れる。サングラスを失くしたのはまずかった。ザックを探ったらゴーグルが有ったのでそれを装着。
満足するまで山を見てから、滑り下りる準備。ヘルメットを被り手袋をはめて、地図で地形を確認して滑りだすが、思いの外良い斜面で嬉しくなる。相変わらずガリっては居るが程良い間隔の木々を縫って滑り下りて行く。
確認した地形で方向を換えて急斜面に入る。ここも割と滑り易くて楽しい。でも、最後の杉林の縁を舐める様に滑ってから林道に出る辺りで行き詰まる。急で雪も付いてない沢状の地形。
仕方が無いのでスキーを脱いで慎重に降りる。もう慣れっこだ。最後までこれかよ~って感じで苦笑する。
林道に出たらしめたもの。ダラダラとスキーを走らせてゴール。5時間45分の名も無いお山のスキー登山終了。負け犬成りの満足感。
しかしネコブは遠い。いつまでも憧れのままで終わりそう。
気持ちが折れない様に早立ちして、時間的余裕を持って挑むべき。時期も重要!

地図でめぼしを付けて居た大兜山 何とも魅力的な斜面。
奥地にはまだまだ未知の斜面が潜んでます。

牛ヶ岳と大兜山 もう~よだれが出そう。

ネコブは遥かに遠い。

良い意味で期待を裏切られた。
こんな所で最高のツリーラン!