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夏は登山 冬はテレマークスキー。 歳なので、身体が、そろそろ言う事を聞いてくれなくなりつつ有ります。 でも何とかだましだましやって行こうと思ってます。

2019年5月4日土曜日

ネコブ山雪上散歩

連休も終盤で 天気もいいんだけれど、遠征スキー登山に行く気にはなれない。それでもじっとしてられないので この時期にしか行けないネコブ山登山に来た。まだ十字峡方面には車で入れないだろうから念の為にチャリを積んで来た。ダムの管理事務所脇でバリケードが有る。釣り人だろうか?軽自動車がゲートを開けて入っていった。以前オラもバリケードの鍵のナンバーを教えてもらったのだが忘れてしまった。車内で朝飯を食っている間に先程入って行った人達が引き返してきたので様子を聞く。やはり残雪やら落石落ちて来た倒木などで車では奥まで入れないとの事。はい!チャリで正解。
チンタラペダルを漕ぎ残雪を押して越え倒木を持ち上げて越え20分程で五十沢第一発電所の鉄管路脇に到着。


鉄管路脇の階段を黙々と登る。やはり運動不足が祟りお尻の筋肉がプルプルする。いきなり汗を搾り出される。なるべく休まないように努力しガシガシ登るが昔の体力はは無くなり、まだ着かないのかと上を見上げてため息をつく様に成るとは・・・。
しばらくは明瞭な踏み跡の道を登る。やがて残雪が出てきてその上を歩く様になるとずいぶん楽に成る。落合三等三角点を訪座し、雪上に戻り登って行く。


雪の上はやっぱり歩きやすい。前日の足跡だろうか?どうやら二人登った形跡が有るが降りた足跡が無いところを見ると、上でテント泊しているのだろう。羨ましい〜。後ろから来る人は今のところいない。桑の木山の広い斜面を横切りどんどん上に登って行く。ネコブまでの間は一部切れていたり、クラックが入っている所も有るが、雪は硬く安定してる。硬いと言ってもアイゼンなくても平気な程度。ネコブ山に到着手前で前日山に泊まられた方だろうか?すれ違う。二言三言会話を交わし気を付けてね〜とお別れ。暫く歩くとネコブ山に到着。


辺りには良さげな斜面がいっぱい有る。しかしスキーを担いでここまで来るとなると、考えてしまう。
時間も有る事だし、早い昼飯を食い、偵察に行こうとザックをデポしたまま、下津川山の様子を見に行く。 ネコブの山頂で偵察したら、どうも危なっかしい箇所が見受けられたが、近くに寄ってみると大した事なさそうなので、行ける所までと軽い考えで下津川山に向かう。やはりクラックは大きな口を開けているし、雪庇も大きく張り出しているので、気をつけなきゃいけない所もは有るのだが、遠くから見ていたヤブも近くに寄ってみると低潅木で全然平気そうなので、そのまま進んでいく。どんどん下津川山が近くに見えてくる。近づくにつれ何の問題もなく行けそうな雰囲気なのでそのまま行く。


念願の下津川山に到着〜。ここには下津川二等三角点が有るのだがこんな時期でないと来れない山なので訪座出来て嬉しい。辺りに足跡有る。丹後山から巻機山へ縦走している人のものか?奥利根の山々を彷徨っている人のものか?何方にしろ天気も良いし羨ましい限り。


あまり長居をすると帰りの時間が気になるので、写真を撮り景色をぐるりと見渡しそのまま帰路につく。帰りは早い。下りはどんどん走る。平気少し緩み始め足がぬかるむが気にしない。
所々顔を出している藪はしっかり踏み跡が付いている。ここは登山道としては整備されてはいないのだが、沢登りで群馬方面から登って来られてこちらへ降りる方々が歩いたり 藪を求めてやって来る物好きな人がしっかり踏み跡を残してくれている。低潅木が主なのでこの踏み跡は見失うことはないと思う。丹後〜巻機山縦走路のエスケープルートとして最適なコースなのだ。
下り坂はどんどん走り時間短縮。結構短時間でネコブに帰り着く。残りの食料を腹に納めてザックを背負い帰路につく。


走れるようなところはガンガン走り、思いの外早く桑の木山に着く。この時間に登ってくる方がいらっしゃったので挨拶がてらしばらく話をする。やはりテントを背負い上げて山で泊まるらしい。桑の木山にテントを張り明日ネコブに行くそうだ。自分はもう下津川まで行って来たと話したらびっくりしていた。荷物を少なくして素早い行動をとれば全然平気なのだが、まあでもこちらとしては山で泊まる方が羨ましい。「足を止めさせてすいませんと」 詫びを言いお別れ。後ろから二人来ますよと言ってた通り 二人登ってくる。しばらく下るとまたもう一人登ってこられた。連休終盤の好天続きで、マイナーな山だけれども訪れる人が多いね。。
残雪も切れ夏道を下る。さすがに足がヘロヘロだ。軽登山靴は一応ゴアテックスなのだが、湿雪の上を歩き続けて水が染みて不快。足元に気をつけつつ下る。やがて鉄管路上部に着く。ここからの階段が追い打ちをかけて脚に堪える。
思いの外早い時間で行ってこれた。チャリをアプローチに使ったおかげもあるが、好天に恵まれ余裕のある行動が取れたお陰だね。


チャリに跨りダムサイトへ。車にチャリを積み込み家路に。 スキーを背負い上げるガッツが有れば楽しそうな斜面はいっぱい有った。衰える一方だけれどもスキーとテントを担ぎ上げて滑りまくりたいな〜。終

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