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夏は登山 冬はテレマークスキー。 歳なので、身体が、そろそろ言う事を聞いてくれなくなりつつ有ります。 でも何とかだましだましやって行こうと思ってます。

2016年5月22日日曜日

茂倉岳~谷川岳~万太郎山周回 -外道登山始めましたー

良い天気が続いている。
仕事が途切れて、会社で皆してブラブラして居る。
普段、土曜日や旗日など関係無い仕事なのだが、こうも暇だと 何もせずに会社に来ていても仕方が無いので、土曜日だけど休もうか? と、話がまとまる。

フラットペダルを着けて有るロードバイクに、久し振りにビンディングペダルを着けてみる。
ザックに新しフットウエアを突っ込み、水袋に粉のスポドリを作って入れた。雨の心配は無いので、薄手のシェルと、念の為にユニクロダウンを入れて山に向かう事に。


早朝でもすっかり明るい。4時半に家を出る。さすがに風を切ると寒いのでシェルを羽織り、向い風の中を漕ぎだす。
久し振りにロードバイクに乗ると、道路の舗装の痛み具合に腹が立つ。
あまり脚に負荷を掛けたくないが、生憎向かい風と緩やかな登りが続く。先は急ぎたいが極力脱力ペダリングで行く。
真っ赤な朝日が昇り、コンビニで今日の行動食と、朝食を仕入れる。
乗り方が下手なせいか、ビンディングペダルの効用は今一つ分からない。タイミング悪く全ての信号に引っかかって、その度ごとに、外したり着けたり、全く面倒である。おまけに上手くクリートを拾えないもんだから、尚更嫌に成る。


国道を離れ山に向かい、トロトロと登って行く。朝飯休憩を含めて、2時間漕いでいる。
何も家からスポドリ持って来なくても、最終コンビニで水袋に納めれば良いだけの事だった。この水の重さが結構応えて、腰が痛く成る。

毛渡沢橋が改修工事の通行止めで、途方に暮れる。河床に降りてチャリを担いで渡ろうかと思案して居たら、軽トラに乗ったおっちゃんにチャリで渡れるポイントが有ると教えて貰う。車のう回路は遠回りらしいので助かる。

今日の予定は、茂倉新道を登り谷川岳から万太郎を回り、吾作新道を降りて来るいつもの周回コース。
チャリは吾作新道へ向かう橋のたもとに停めて、SPDシューズとヘルメットはチャリに取り付けて、電柱にワイヤーロックする。
今日は、新しいフットウエア ニンジャシューズ(単なる地下足袋) を試す。

茂倉新道をガシガシと登る。新緑がキレイだ。脚をかばって来たとは言え、35㎞チャリを漕いで来たので、やはり脚のキレが悪い。トレーニング不足だけでは無いな。ついに歳も大台に乗ったので確実に衰えが来ているのだ。

森林帯を抜け、矢場ノ頭で一息入れる。急では無いが、長い道が山頂まで続いているのが見え何時もながらうんざりする。


未だ5月だと言うのに、残雪はほぼ見えず夏山の様相。改めてこの冬の降雪量の少なさを思い知る。
腰を上げて歩きだし、暫くしたら、降りて来る人とスライド。挨拶を交わす程度で、お話もしなかったが、感じの良い方だった。装備もしっかりして居るし、良い靴もはいている。オイラは地下足袋。


茂倉岳の山頂は素通りして、一ノ倉で一等三角点に訪座して、岩壁に見惚れる。
クライマーのの声が聞こえる。数パーティー登っているのが見える。
岩に腰かけて見学する。大したもんだな~。

土曜日なので、いつもの大渋滞に巻き込まれる事も無く、両頂を通過して、肩の小屋でベンチに腰掛けて補給する。風が強いので、シェルを羽織り縦走路に降りて行く。

脚がやっと山に成れて来たようで、クルクル動く。オジカ沢の頭 小障子 大障子とピークを踏んで行く。そろそろ平標発の人達とすれ違う時間。「地下足袋どうですか?」と訊かれる。「何の問題も無く使えますよ」と答える。

三脚に双眼鏡と大砲レンズ付き一眼レフを2台装備して、赤谷川源頭方面を撮影している方がいらした。装備だけでも結構な重量が有りそう。何を狙っているのか聞いたが、これといった目的は無いそうだ。どんな写真が撮れたのか気に成る。


一旦降って、損をした標高を取り戻して万太郎山に着く。三等三角点に訪座して休憩。先客は、トレイルランナーの方。熱心にスマホで写真を撮っていらしたので、話しかけずにいた。礼儀として「お先に失礼します」と声を掛けて、吾作新道を降る。
しばらく歩いたら、先行のスキンヘッドの青年に追い付く。足元に気が付いて「その地下足袋は、登山用の物ですか?」と興味を示して来た。こちらも今日初運用なので、利点 欠点など気が付いた事を話すと、「僕も、今度試してみます」との事。谷川から万太郎 吾作新道を降りて電車で帰ると言う彼と別れて、足場の悪い個所を慎重に通過して、森林地帯の道を軽快に駆け下りる。軽いし、素足感覚が心地よくて、足さばきも軽やかだ。親指の又が痛むのは仕方ないかな?予め又の部分に小さなウレタンなどの緩衝材を挟んで靴下を履けば何とか成りそう。いろいろ対処してみて、暫く使ってみよう。


スタスタと駆けて、うんざりした頃に舗装道路に飛び出す。トコトコ小走りで待ち草臥れていただろう相棒の元に帰り着く。

草臥れた脚で、ひたすら漕いで帰宅。

チャリンコのアプローチでニンジャシューズ利用の外道なハイキング始めました。

山行の時間     7時間7分
家から往復(チャリ) 約3時間(約70km)


2 件のコメント:

でん さんのコメント...

とんばさん、お久しぶりです。
先日、私も毛渡橋の通行止めで途方にくれてしまいました。
もっと早くとんばさんのブログを読んでいればよかったと後悔先に立たずです。
マイカーにはナビもないし、地図も持ってこなかったので戸惑いました。
迂回路の案内地図が貼ってあったので、それを便りに迂回して茂倉岳登山口まで行きましたが
出鼻をくじかれ登山する気力も失せてしまって、妻と相談してチンタラと下道で帰路に就きました(T_T)

とんば さんのコメント...
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