自己紹介

自分の写真
夏は登山 冬はテレマークスキー。 歳なので、身体が、そろそろ言う事を聞いてくれなくなりつつ有ります。 でも何とかだましだましやって行こうと思ってます。

2012年8月7日火曜日

滑り台の下見 飯士山登山 五十嵐口より


夏とは言え全くもって閉口して仕舞う様な暑さが続いておりまする。
暑さには滅法強いはずのオイラも、仕事中に軽く熱射病を患い仕事を早退する失態をしてしまったばかりなので、暑い日は大人しくしていよう・・・と思ったものの、喉元過ぎれば何とやらで、また思いつきで山に出かけるのでした。


冬の職場から見える飯士山です。この写真の陽の当たっている西斜面 通称イイジスライダーと言いますが、冬の間中毎日見ているこの斜面を来るシーズンに是非滑りたいと思っている訳で、今回はその下見を兼ねて、この斜面を横目に登る五十嵐登山口より飯士山に登って来ました。


かなり奥まで車道が続いているので、短時間で登れます。登山口に至る車道の入り口にはチェーンが張って有りますが簡単に外せるように成っていました。
駐車スペースは登山道入り口の手前のカーブの広く成っている所に数台停められます。あと、少し登った所にテニスコート跡が有りそこら辺にも駐車できます。


登山口の標識から入って、暫くは手入れの行きとどいた明るい杉の林の中を進みます。


暫く進むと尾根コースと負欠岩コースとの分岐点に着きます。一般的には負欠岩コースを登り、尾根コースを降りて来るようですので、向かって左の道に進みます。(負欠岩・・・オイカケイワなのかフッカケイワなのかどう読むのが正解か分からないな~)
お世辞にも手入れが行き届いているとは言えない道です。倒木はそのままだし、草も伸び放題。
でも、明瞭な踏み跡や、薄くは成っているがマーキングも有るので迷う事は無いでしょう。

低山と言う事で、暑さを覚悟していたけど低木だが木陰の中を進むので意外と涼しい。


低木の林からポカリと出るとそこには負欠岩が鎮座して居ります。遠くから見ていた限りでは、てっきり地殻変動の影響で大きな岩が転がり落ちて突き刺さっているものだとばかり思っていたんだけど違いましたね。この岩だけが浸食ろ免れて起立しているのですね。


この負欠岩のはるか上部から続いている斜面が イイジスライダー です。
近くから見ると意外と斜度は無いように感じます。この位の斜面なら何度か経験済みですが、あとは雪質と積雪の状態次第でなんとか行けそうです。何故か身震い。
アプローチとしては岩原スキー場のリフト最上部よりハイクアップして山頂に立ち、痩せ尾根を通過してドロップインポイントに至るのだけど、この痩せ尾根がなかなかくせ者ですな。勿論夏道は何の問題も無いのだけど・・・。雪が着くと厄介そうですな。

負欠岩よりのイイジスライダー



それ程急いだ訳でなくのんびりと登って来たんだけど、1時間20分程で山頂に到着。
標高1111.5mの山頂には 飯士山三等三角点 が有ります。ここの標柱はインテリジェント基準点でICタグが埋め込んでありました。
日差しが雲で遮られると意外と涼しくて快適です。一人ぼっちの山頂です。


ノンアルコールビールで一人乾杯です。今日はおつまみまで買ってきてまったりと休息。短時間で登れたのでビールもまだ冷たくて美味いですな~。
暫しぼんやりしていると岩原スキー場方面よりお一人登って来られたのでぽつぽつとお話。


結局1時間くらい山頂でぼんやりして、そろそろ気温も上がって来たので、帰るとしますか。
帰りは、尾根コースを降ります。成程、負欠岩コースは急な岩場が有るから下りには適さないですな。岩自体は滑り辛い岩でソールのグリップが良く効くので不安は無いのだけど、無理してこっちを降りる意味もなさそうなので尾根コース。

こちらも急な足場が悪い所や道が手入れ不十分で不明瞭な部分も有るけど問題なし。降るに従い綺麗なブナ林の中の気持ち良い道に成り、そして分岐点で登って来た道と合流して杉林をしばらく歩くと車道の登山口に出て終了。
久し振りののんびり登山。
ついでに、近くに飯士沢四等三角点が有るのでそこにも訪問して満足して帰宅。

0 件のコメント: