自己紹介

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夏は登山 冬はテレマークスキー。 歳なので、身体が、そろそろ言う事を聞いてくれなくなりつつ有ります。 でも何とかだましだましやって行こうと思ってます。

2019年4月8日月曜日

駒ヶ岳ツアー‘19

6時35分に石抱橋を出発。
石抱橋の所にバリケードが有り奥まで入れない。移動させて中に入っても問題無さそうだが、トラブルに成るのも嫌なので大人しく従う。後続車二台有り長岡ナンバーの軽トラとジムニー。多分何度か会っている人だが、朝のあいさつ程度でそのまま出発。雪は汚れているけれど、先日の新雪が残っていたし、冷え込みは無かったので柔らかい。恐らく日曜日に入ったと思われるかんじきの跡とスキーの跡あり。
カモシカの足跡が多数あるなぁと思ったら頭上で若い奴が2頭こちらを見下ろしていた。雪はよく滑るんだけれどガスが取れるか心配。どうも取れる兆候は無し。それでも行ってみないと分からないのが山なので行ってみることにする。
魚沼の里の方では今年は雪が少なかった様だが、銀山から奥は平年並みか少し多いくらいの様な気がする。林道を進むと水の流れで雪が無くなってスキーを脱がなきゃいけない所が有った。何年も通っているがここが切れているのは初めてだ。


足跡を見ると柳沢を上っていく人は多いが多い。オラはそのまま通過して白沢へ向かうとする。
白沢の中を進むうちに空は明るさを増してガスが切れてくる感じ。沢を詰めていくといつもの滝はやはり出ていた。


想定内なので心は折れない。右岸を高巻いていつものルートを行く。対岸の斜面には滑り降りてきて行き詰り登り返した跡がある。先も分からずに無暗に滑り込むと痛い目に合う。気を付けなけりゃなぁ。
いつも上りに使ってる尾根に取り付く。例年より割れていなくて登りやすくどんどん標高を上げてメインルートの主稜線に出る。後発のお二人も一般ルートですぐ後ろに居たので、沢を登ってショートカットした積りでも、いろいろ手間取ったので大差無しって感じ。
前駒を登り切り、いつもならクラックだらけの尾根を進む。毎年雪の状態は違う今年は奇麗なもんだ。
小屋の手前の急登はスキーを脱ぎ板を手に持ちキックステップで登り切る。風が強いので小屋の裏側に回り込み風除けにしてオーバーズボンを履き、軽食をとる。


またガスが出て視界が閉ざされる。山頂に向かってもガスと風で快適とは思えないので行く意味はないと判断して滑るコースに向かって登って行く。後で気付いたがオツルミズを落としておけば楽しかっただろうに・・・。
安全そうな雪庇の下で風を避けて少し休み、シールを剥いで、スコップで雪を慣らしてスキーを履くスペースを作るり滑走の準備に入る。ホワイトアウト状態だが、雪庇の形を頼りに今日の目標の斜面にドロップイン。急斜面だが雪が良いので思ったよりも安定した滑りが出来た。大満足!。シュプールをチェックするがガスで見えない。仕方ないね。


そのままをトラバースして前駒に出る。滑り出すと後続者3人とスライド。おじさんに話しかけられて、もう山頂まで行って来たのか?白沢に行くのか?と聞かれた。「滝が出ているので白沢には行かない方がいいですよと」言っておく。土地勘が有れば行けるけど無責任な事は言えないのでね~。
広い尾根の上を気持ちよく滑って行くが、ガスで方向を見失いそうなので、登ってきたトレースを目標にショートターンで滑って行く。大きなターンでスーと滑りたいんだけどね~。 さて メインルートを通るか、いつも滑る白沢の枝沢を滑るか再考する。緩やかでは有るがアップダウンが有るメインルートよりもいつもの所が魅力的なのでついつい滑り込んでしまった。雪しわが有るが一見滑りやすそうな斜面だったが、先日の雪のが結構な厚みで残っており湿雪激重でターンしづらい。細い板だったら無理だったろうが、今日はファットスキーを履いて来たので何とか浮いて来るから板は回せる。スピードは出ないけれどそれはそれで楽しい。時々ストップ雪で前にぶん投げられるけれど、いつもの事だと諦めてクラシックなテクニックを使い、なんとか沢底へ降り立つ。
そこから上りに使ったルートを忠実に辿り滝を回避。ここさえクリアすれば後はしめたもの。残るは単調な平原歩き。薄着に成り ヘルメット  ジャケットを脱いでザックに収納。ブーツのバックルを緩め歩きモードに切り替える。思ったより板が滑ってくれたので楽に帰り着いた。約7時間の行程。

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