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夏は登山 ラン 冬はテレマークスキー。 歳なので、身体が、そろそろ言う事を聞いてくれなくなりつつ有ります。 でも何とかだましだましやって行こうと思ってます。

2014年7月14日月曜日

線を繋ぐ 完成版 稲包山~平標山

新潟県と群馬県の県境の登山道を歩いた所に線を引く。
平標山から先は三国峠までだよね・・・。忘れて居た訳じゃ無くて、何だか面倒臭くて後回しにしていた。行くにしても平標山の登山口から三国峠の登山口まで移動はどうするかが問題だった。
先日、ネクサス7にインストールした山地図のアプリYAMAPを眺めていたらニゴマン図には載って居ない登山道の存在に気付いた。苗場スキー場の奥の閉鎖された旧三国スキー場から稲包山に登り(この道の存在は知って居た)そこから三国峠まで道が続いているんだね~。ニゴマン図には県境を示す点線しか無いよ。有るんだね?本当に道が・・・。
そうなると、周回登山が出来るよね~と気が付いて、思いついたら行動有るのみ ってな訳で今日行ってきました。

ルートラボでシュミレーションしたら距離的には26km程で、それ程のアップダウンは無いみたいで、結構走れそう。目標のタイム的には7時間と丼ぶり勘定。
天気予報だと午後から雨なので早く出て済ませちゃおうって事で、4時に家を出て今回はしっかり朝食を取り、食料もしっかり持参して、平標山の登山口に駐車。既に結構スペースは埋まっている。やはり人気のお山なんだね。
カラフルな衣装を着た洗練されたオシャレな登山者とは逆に向き、何時ものダサい安っぽい格好のオイラは、国道を走りだす。

軽量の装備とはいえ、水3リットルと雨具と食料を合計すると5kgは有るだろうから、軽快に走ると言う訳では無い。おまけにさぼり気味なので脚の切れも悪いので、トコトコののんびりジョグ。
苗場スキー場を通り過ぎて、急に細く成った道をブッ止めまで向かう(一応この道は国道353号線である)。くねくねと緩やかに高度を上げて行く道は、荷物を背負ってでは結構きついが、良いアップだと言い聞かせて頑張る。やがて、すっかり更地に成っているスキー場跡に着き車道もお仕舞い。ここまで6.9km 0:50ってところ。ここから先は山道。


余り他人の山行記録など調べないので、先がどんな状態なのか分からないが、地図読みでは沢沿いに行く道なので、ジメっとした道かな?と考えて居たのだけど、思い通りのビチョビチョな道が現れる。既に靴がグチャグチャしてる。おまけに草の露で下半身もビチョビチョだが、想像していたよりは、手が入ってシッカリした感じの道だし、道標もしかっり有るので迷いっこない。
湯之沢の上部に沿うように付いた道も、ついにこの沢を渡り尾根に取り付く。沢は、この所降り続いているので、水量は若干多めで、飛び石伝いには渡れない。ジャブジャブ入っても良いのだけど、幾ら水切れの良いシューズとは言え、しばらくは不快な思いをするのは目に見えて居るので、靴と靴下を脱ぎ裸足で渡る。僅かな時間をケチって不快な思いをする事は無いのだ。


明るい感じの二次林の林の中の尾根をしばらく登ると、県境の尾根道に出る。オイラが知らないだけで結構歩かれているらしく、踏み跡も明瞭だし、道の草の刈り払いもしっかりとなされている。
三坂峠を経由して稲包山へ向かう。緩やかな起伏は有るが結構走れる。景色は残念な事に急速に下り坂の天候のお陰で今一つって感じだが、未知のルートを歩いてると言う楽しさがたまらない。
県境の道から離れ稲包山の山頂を踏み 稲包 三等三角点 を訪問。三国峠方面を眺めると、巨大な鉄塔に吊るされた送電線が関東方面に伸びている。柏崎原発で起こした電気を関東に運ぶ線だ。すでに三国山より標高が高い山には雲が掛かりだした。


心配していた地図に載っていない三国峠までの道だが、思いの外シッカリした道だったので一安心で、気持ち良く進んでいく。恐らくは送電線の巡視路として管理されて居た道を繋いで登山道としたのではないだろうか。
走ったり歩いたりしながら最低鞍部の三国峠到着。すぐ傍でバイクやトラックのエンジン音が響き興ざめである。ぞろぞろとおじちゃんおばちゃんの集団が登って来る。新潟側も群馬側のトンネルの入り口から旧街道が繋がっていて、三国山までが良いハイキングコースに成って居るらしい。
峠の神社には規制線が張られていて近づけない(鳥居が危ないのか?)遠くから御参りして、裏に回り込む様に付けられた登山道を行く。ガスって景色は見えない。植生保護の為の木道が階段状に続いている。歩き易いが味気ない。確かに傷んでいる個所がそこらここらに有るから仕方ないのだが・・・それだけ訪れる方が多いって事だろう。

三国山の山頂には 三国嶺 二等三角点が有る。標石が傷んでいて二等三角点にしては悲しすぎる風貌の標石に心が痛む。ついさっき追い越して来た子供たちが元気に駆け登って来る。
道を少し戻り縦走路に合流して先に進む。ここから先は、木道では無い。道もシッカリ踏まれ、手入れも行き届いた道だ。何人もの方を追い越し、すれ違いしたので、この道も結構人気が有る道なのだな と再認識。平標山を起点に周回したり縦走したりしているのだろう。この辺まで目が行き届かなかったから、知らない事が多い。知らない事を知る事は楽しい。

道は相変わらずに景色が見えない状態。主に、群馬県側が開けて新潟県側は木々に覆われている。風も出て来たようで、木々の葉っぱに着いた露が飛ばされて来て雨の様に当たる。多くの方は雨具を着込んでるが、着ると暑くなりそうなので、そのまま行く。初めての道は距離感が掴めない。ましては視界が無い状態なので尚更だ。道は一本道で、標識も有るので間違いなく平標山にはたどり着けるが、地図を読むと途中に有る同名の大源太山の山頂を道は通らずに、トラバースして先に続いているので、ここの入り口を見過ごさないために、何度かザックに忍ばせて来たタブレットのGPS機能で現在位置を把握しながら歩く。
見過ごすはずも無い大きな道標に導かれて大源太山の山頂へ。ここには、耕地 三等三角点 が有る。御一人おじさんがプシュッとやっている。あれこれ話をして、昨日放送された百名山一筆書きの グレートトラバース の話題で盛り上がる。話しに割り込んで来る形で、追い越してきた団体さん達が登って来て賑やかに成り話は尻切れトンボ。おじさんに暇乞いして先に進む。


この縦走路も、細かなアップダウン有るが結構走れる道。急に、気配が変わったなと感じたら、平標山の小屋に着いた。さすがに賑わって居て、ここでは休む気には成れない。冬の職場のリフトの親方の友人がここで働いている。一度お会いした事が有るので、ご挨拶でもと思ったが、人の塊に気後れして、ついつい先に進んでしまった。
ここからは、延々と木道 階段と登り続ける。気分的には坂戸山一つ分くらいか。小屋からの所要時間もそんなもんだ。さすがにうんざりした頃に、山頂に出た。
猛烈に風が吹いているし景色も見えない。先着のグループの方も記念写真を撮って早々と、それぞれの方向に離れて行く。勿論何度もここに立っているオイラも早々と退散する。


降りて行く人もいれば、風に逆らって登って来る人たちも居る。風が音を書き消し。背後に着いても気付いて呉れない人が居る。「こんにちは。大変な天気に成りましたね」と声を掛けて、道を譲ってもらう。団体さんの中には、あからさまに嫌な顔をする方も居る。色んな人が居るお。そんな山だ。
松手山の 河内山 三等三角点は寝転がって居た。休んでいる方に上の状態を聞かれる。
「お花は咲いてましたか」
「すいません。花に目をやる余裕が有りませんでした。こんな天気なので・・・」
「そうですよね。ここで降りる事にします。訓練に来た訳じゃないのでね~(笑)」
さっぱりしたお姉さんが言う。
「賢明です」とオイラ。

多くの人が歩く道は歩き易い。ぴょんぴょんと飛び跳ねながら降りる。
林に入ると風は遮られてほっとする。木々にその名前がぶら下がっている。たくさん木を見て来たが名前など分からない。木は木だ。まだ知らない事が多すぎる。森を見て木を見て居ない。
そんな事を考えながら歩いていると平らな所に出て山道は終わった。車に帰り着いたと同時に雨が降り出した。



行動時間06:47 移動距離 28.2km

記録
 
元橋-三国スキー場跡0:50-三坂峠1:31-稲包山1:58-三国峠3:13-三国山3:40-大源太山4:43-山の家5:15-平標山5:41-松手山6:13ー元橋6:47 

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