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夏は登山 冬はテレマークスキー。 歳なので、身体が、そろそろ言う事を聞いてくれなくなりつつ有ります。 でも何とかだましだましやって行こうと思ってます。

2013年7月21日日曜日

馬蹄型縦走 2013年時計回り

今年はベストのシーズンに馬蹄形スピードトレッキングをやりそこなったので、天気予報を気にしつつ本日決行した。知人を誘ったのだが、なかなか忙しい奴なもんであっけなく振られちまって、またもや一人旅。
今回は色々確かめてみたい事が有ってまあそれはそれで、迷惑を掛けずに済んだので良かったのかもしれない。
まず、行動食を全てマルトデキストリン系のジェルだけで済ます。もう一つはキネシオテーピングの効果。

今回持って行った食糧は、いつも使っているshotz グリコのCCDワンセコンド サバスのピットインリキッド。
グリコ サバスはスクリューキャップ式で内容量もショッツよりも多め、従って嵩張るしゴミ自体が大きい。しかし、ショッツよりは飲み込みやすくカロリーも多めだし少し値段も安い 効果もそれほど変わらない。オイラの中のショッツ神話はあっけなく崩れ去った。これからは山はCCD ランのレースの補給はショッツでいこう。

キネシオテーピングだが、今回は膝とふくらはぎ、それから太腿の内側に貼ってみた。膝は貼る事によって下り坂での不安が無くなった。太ももの効果も絶大でいつもは結構疲労が溜まる部位なのだが今回はこれが効いたのかそれ程疲労感を感じなかった。ふくらはぎは慢性的に疲労を抱えているので今一つ効果の程は不明。まあともあれ昨年まで履いていたタイツを履かなくなった事で返って脚が軽やかに動く気がして良い感じ。今はファッションなのかタイツを着用する方を多く見かけるが必要の無い部位まで締めつけて自由を奪われている感じがする日焼け防止や怪我防止の効果は期待できるけどそれだけだったら高価な高機能?タイツは必要ないのではないかな?


目ざましに起こされるまでぐっすり寝てすっきりと目が覚める。脚にテーピングをして寝る前に準備して有った荷物を携えて車を飛ばす。
朝食はいつもの牛丼とコンビニで買った菓子パンとスポーツドリンク。これで朝のエネルギー補給はばっちり。
白毛門の駐車場に駐車して準備を整えジョグで西黒尾根の取り付きに向かう。
先行者の方々は次々と道を譲って下さる。有り難い。朝の挨拶とお礼を口にして先を急ぐ。樹林帯を抜けると曇りベースなのだが遠くの山並みまで見える。風が強くて滴り落ちる汗が冷えて、この時期なのに寒い位。取り付きからトマの耳までは何時もタイムアタックに成っちゃうのだが、今回は、わりと調子が良く01:24で登る事が出来た。山頂付近は風が強くて長居が出来なそうなので、ウインドブレイカーを羽織って滑りやすい足元を注意しながら先を急ぐ。

茂倉岳で一休み。1回目のエネルギー補給。
この辺りから山泊組のトレッカー達に出会う様に成る。みんな若い人たちばかり。最近の流行りの山ファッションを纏った集団が数組。少し前までは中高年の方々に占拠されていた山に若い子達が帰って来た。良い流れだと思う。中にはヘッドフォンで音楽を聞きながらとぼとぼ歩いている人も見かけるが、山まで来て自分の世界に閉じ籠もって居たいのかね?

空を覆った雲のお陰で凄く快適に歩を進める。コバイケイソウとキスゲが見ごろを迎えていた。花には全く興味は無いが華やかな感じでいいももだ。

武能岳に到着。山頂で休んで居た方に声を掛けられる。昨年もここでお会いした方でここにコメントを下さったタカさんでした。偶然と言うものは有るもんですな~。暫し歓談して先を急ぎますからとお別れして蓬峠に向かう。気持ち良い笹原に伸びたトレイルを進んで行く。

涼しいから水の消費も少ないので、ここで補給する必要もなさそう。休憩もそこそこに先を急ぐ。七ッ小屋で明らかに馬蹄形をオイラと逆回りに回って居ると思われるカップルとスライド。距離的にはこの辺りが中間地点なでの辺りで逆回りの方とすれ違う事が多い。
彼らの様に逆回りで出会う方々には同類に対する親近感とライバル心が湧きおこる。
結局で会った逆回りランナーは彼ら二人だけだった。

清水峠で少し長めの休憩を取り、朝日岳へと登るダラダラ長い登り坂に踏み出す。この辺は疲労感からなかなか脚が上がらない。それ程急な勾配では無いが長く感じるんだよな~。ここさえ超えたらあとはなんとか惰性で行ける。
ルート内で最低標高の清水峠は蒸し暑い感じであったが、高度を上げる度に涼しい空気に成るのが助かる。徐々に日差しが差す様に成って来たが、まだ快適と言って良いレベル。

結構へろへろな感じで朝日岳に到着。目標タイムが迫っているのでタイムの記録だけ取って即スタート。小刻みに登り下りを繰り返して笠が岳へ。ここもスルーして先を急ぐが残りの行程を考えると目標達成は無理っぽい。それでも少しでも近づけるべく、残っているものを全部出して脚を進める。

先行者に道を譲って貰いながら 岩 木の根 に注意しながら駆け下りる。

結局目標の07:30には大きく及ばずゴール。結構頑張ったのでこれ以上どうやったらタイムを縮める事が出来るのか分からない。年齢からすると、この先衰えていくばかりなのだ。

あちこちでキスゲが満開でした

極楽トレイル

白毛門より

西黒取り付き 01:24 トマの耳 00:40 茂倉岳 00:47 武能岳 00:21 蓬ヒュッテ 00:40

七ッ小屋山 00:23 清水峠 01:22 朝日岳 00:34 笠ヶ岳 00:23 白毛門 00:49 駐車場

合計タイム 07:52 
距離     25.8㎞

さすがに空腹感が酷く。不慣れな地域の食堂は入り辛く、少し我慢して地元の行きつけのラーメン屋で特盛りのラーメンをたいらげる。満腹!

こっちに帰ってきたら天候回復。お日様ぎらぎらであついが、脚はまだ動きそうなので腹ごなしに坂戸山に登る。こんなにゆっくり登るのは久し振りって位ゆっくり登る。しかし暑いな~。馬蹄型でこの天気だったらヤバかったでしょう。
山頂の木陰で休む。風が爽やかで心地よい。

2 件のコメント:

タカ さんのコメント...

馬蹄形、お疲れ様でした。
武能岳のタカです。

私の方は土合から電車で土樽に戻る予定だったので、土合午後2時前の電車には間に合わないとなってからは谷川辺りで風景と人・人・人の観光ハイクとなりました。

また何処かで...来年?

とんば さんのコメント...

タカさんどうもです!
昨年に続きまた偶然にも同じ場所で出会う事が不思議でたまりません。
やはり谷川岳は込み合って居ましたか。どうもあの人ゴミは苦手です。ロープウエイで気軽に登って来られるからかもしれませんが異様な光景ですね。馬蹄を反時計回りに回ると谷川で渋滞に巻き込まれちゃうので、どうしても時計回りに回っちゃう事が多いです。

二度ある事は三度有ると言いますのでまた何所かでお会いできるかもしれませんね。