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夏は登山 冬はテレマークスキー。 歳なので、身体が、そろそろ言う事を聞いてくれなくなりつつ有ります。 でも何とかだましだましやって行こうと思ってます。

2019年3月26日火曜日

石打丸山から上国へ

3月26日火曜日 
休みなのだけれども山には行く気にもなれず、ふと思いついたスキー場とスキー場を結ぶルートを歩いてみることにした。
職場のスキー場から 上越国際スキー場まで山伝いに歩いてゲレンデを滑り降りスキー場前駅と石打駅を電車で繋ぎ車の回収をする計画。
山頂リフトの営業時間は9時からなので、それに合わせて家を出て、石打駅に車を停め身支度をして徒歩で石打丸山スキー場へ向かう。
スキー場へ着いても、まだサンライズエクスプレスの営業開始時間前だったのでブラブラと時間を潰し営業開始とともに上に上がる。
中央第三リフトも 観光第三リフトもまだ動いていないので、荷物を置いてとりあえず銀座ゲレンデを滑る。硫安が効いていて細板だと不安定だがそれなりに楽しんで滑る。リフトの運転開始を見計らって中央第3リフトで山頂リフトにアクセス。ちょうど動き始めたリフトに乗り石打丸山の山頂へ。
この山頂の尾根を伝っても主稜線には出られないので、営業の終わったガーラ方面に下り、地図を頼りに目的のルートに乗る。 地形を忠実に辿るのでは無く、あまり等高線に逆らわないようにルートを選べばシールの必要性は感じない。ウロコ板強みだ。
そんなに迷うような枝尾根は無いので 歩きやすい角度で高度を上げて尾根上を進んで行く。天気は崩れる予報だがまだまだ持ちそうなので急ぐでもな 景色を楽しみながら進む。
先日降った新しい雪のおかげで滑りやすい所と滑りづらい所が 現れるが滑りを重視した旅ではないので 転ばない程度の無難な滑りで距離を稼ぐ。
地形はそれなりにアップダウンを繰り返しているのだが、それほど急激な高度変化は無いので意外と早く進む事が出来た。
尾ぐるりと周り込んで居るのでいつまでたっても石打丸山のスキー場がすぐ近くに見えている。 麓から 見ている稜線からは想像できない様な開けた地形もありなかなか面白い。山は行ってみないと分からない。
約2時間ほど歩くと十二峠に着く。ここで念のためにシールを装着する。 ザックを降ろしたついでに行動食を取り20分程休憩。
緩やかな斜面なので、念のために装着したシールは必要性を感じない。
十日町側の景色と魚沼の景色を見比べ地形の違いを楽しむ 。
ここから先は少し稜線が細くなったり広くなったり複雑になる。細い尾根は藪を分けて進む所も有り、ちょっと時間を食ってしまう。 ここがこのルートの最難関かな。
土倉集落から魚沼スカイラインに合流する。この辺にはスノーモービルの轍が多数あり、スノーモービル天国の様相。 今、山里に入り込んだスノーモービルが色々と問題となっているが、 彼らも彼らなりに 迷惑にならない程度に遊んでいるのなら、それほど目くじらを立てることもないだろうとは思うが・・・。 
魚沼スカイラインと合流してしまえば、あとは楽なもので眼下の景色を楽しみながら進んで行く。当間山からは下り基調なのでスピードに乗り、あっという間に上越国際スキー場に着く。
当間ゲレンデはもう営業終わっていて、当間山からゲレンデを滑ってもゲレンデ内の登り返しが嫌なので、そのままスカイライン上を進み、パノラマクワッドリフトの降り場下まで進む。
どうも片足のスキーのビンディングがぐらぐらするなぁと思っていたらビスが一本すっぽ抜けていた。 快適なダウンヒルとはいかないかもしれないのでファミリー林間コースをだらだらと滑り降り、最後はだましだましゲレンデを テレマークターン。荒れたゲレンデだがそんなに難しくなく滑る。
古巣のリフトにおじゃまし、帰りの時間を気にしつつ元相棒と近況について喋り、時間を見計らって駅まで下り電車に乗り石打駅まで帰り着く。
5時間半ほどのコースだが、初めての ルートはそれなりに楽しい。山に登り滑り降りてくるのとはまた違う楽しみがあり、ウロコ板を使った テレマークツアーこれはオラの山遊びの原点なのだよな~。

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