自己紹介

自分の写真
夏は登山 ラン 冬はテレマークスキー。 歳なので、身体が、そろそろ言う事を聞いてくれなくなりつつ有ります。 でも何とかだましだましやって行こうと思ってます。

2013年3月8日金曜日

念願の斜面 イイジスライダー

毎日職場から見続けて居ればそりゃあんた滑りたくなるでしょう!

そんな訳で、念願の飯士山の西斜面の急斜面 通称イイジスライダー を滑って来ました。


目立つ斜面なので滑っている方も居るんじゃないかな?。岩原スキー場のゲレンデトップからだとアプローチも短いからね。
オイラも狙っては居たんだけど、なかなかチャンスが無くて良い時期に行けなくてずるずるここまで先延ばしに・・・。職場から双眼鏡で観察して居たんだけど、結構クラックが入ったり表層雪崩の跡で、状態は宜しくなさそう。
まあ現場に行ってみなきゃ分からないし、駄目そうなら北面のシュートを滑っても面白そうなので、どちらも行ける登高ルートをとった。岩原スキー場からのリフトアクセスなど端から頭に無い。
成るべく滑る距離は自分の足で登りたいから・・・。


車は下の集落の邪魔に成らない所に駐車して、トコトコと車道を登り、夏に下見をした五十嵐口登山道へ続く林道の入り口まで歩く。この入り口は駐車スペースが有りここまで車で来れば良かった。それも来てみて分かった事だから仕方が無いか・・・。

天気予報は曇りだったけど、思いの外良い天気で気分良く雪に覆われた道跡を進んでいく。
途中で見上げた状態だとスライダーも行けそうな感じ・・・。

夏の登山道入り口を通り過ぎてどんどん進み、テニスコート跡地を過ぎて、杉林の中に入って行く。



この辺は双眼鏡で確認出来なかったので、地図と地形を照らし合わせながら進路を決めて行く。
ピタリと思っている所に出た!。


まだそれ程気温は上がって来てはいないが、頻繁に小さなブロックが落ちて来る。
いつ大規模に崩れてもおかしくない状態なのだが、経験上あれ位のボリュームの塊が落ちて来たとしてもこの沢を覆い尽くす事は無いと分かってはいるが、念のため観察して目星を付けて置いた尾根に取り付きジグを切りながら高度を上げる。
稜線まで出るとスキーは使えないので、ツボ足で登る。急で潜って歩き辛いが大した距離では無いので問題無く突破して山頂を踏む。


第一候補の滑降コースのシュートの入り口だが、ここも面白そうだ。北斜面なので比較的雪質も良さそうだが、下の危険地帯に滑り込むと思うとさすがに躊躇してしまう。今思えばここを滑り下りて別ルートを登り返してスライダーを滑ると言う贅沢なチョイスも有りだったよな~。


標高1111mの飯士山山頂。直ぐそこに岩原スキー場のリフトが見えるし滑っている人たちの姿も直ぐそこに見える。ゲレンデの放送も聞こえるので何だか興ざめである。
ここからの眺めは素晴らしい。グルリと名立たる山に(オイラ的に)囲まれているので見ていて飽きない。


ここからスライダーの様子は確認できないが、もし行って駄目っぽかったら引き返してくれば良いのでスキーを手に持ち、ツボ足でドロップインポイントまで行ってみる事にする。
雪庇が張り出しているがそれ程危険な感じでは無い。



山頂からほんの10分程でドロップインポイントに着く。
さて、どんな状態か覗いてみたら・・・。
ありゃりゃ。何て事は無い普通な斜面で拍子抜け。
ここも有る程度のクラックの位置は頭に入っているので、それさえかわせれば何とか成りそう。

決めた!行っちゃおう!

そうと決まれば腹ごしらえ。パンやらおにぎりやらノンアルビールやらを腹に詰め込み暫しまったりと休憩して、ヘルメットを被り滑降準備。アドレナリン出まくりみたいな緊張感は無い。
さてドロップイン!

・・・やはり世の中そんなに甘くない。

隠れクラックやら重い湿雪に足を取られるやらで上手く滑れない。足を取られて転びまくり。
斜度はそれ程でもないのだが、やはり賞味期限切れ感は否めない。


幾つか小さな尾根を越えて帰路に着くのだが、デブリに覆われている沢も有った。やはり遅かったんだね。


それでも、所々美味しい斜面が有り、メロウなターンを味わい、杉の疎林を抜けて登りのトレースの合流して、だらだらと下界へと戻って行く。
山と里の境界を守る番人のみたいに佇むカモシカに見送られて車道に出て短い旅もおしまい。


スキーを担いでとぼとぼと、とんば号の待つ場所まで・・・。

山高くして尊からず。

低い山だって面白い所は有るのだよ。




0 件のコメント: