自己紹介

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夏は登山 冬はテレマークスキー。 歳なので、身体が、そろそろ言う事を聞いてくれなくなりつつ有ります。 でも何とかだましだましやって行こうと思ってます。

2010年6月20日日曜日

近所の金城山


先週は、休日出勤だったので、
「今週は山に行くぞ~」との一念で一週間をやり過ごし、
待望の日曜登山。
さて場所は、と考えたが近場の山 金城山 に決定。
毎日見て過ごし、意外と登っていないお山。



登山口はいくつも有るが、家から近い五十沢側の登山口、
合併により南魚沼市に成ったことにより 
大倉 と言う名前の集落が2つ市内に有ることに成り、
名前を 金城 と変更した 旧大倉 登山口から登る。家から10分と超近い!。


梅雨の晴れ間の曇空、まずはうっそうとした杉林の中を進みます。


時折雲の隙間から日光が差し込み、若い緑の葉を照らします。
植物は清々しいですが、オイラは照らされると暑いです。



アザミがスクッと立っています。



別名 滝入道 と呼ばれているくらいなので、
道は沢に沿って進んで行きます。
こんな小さな滝が幾つも現れて、気持ちイイですよ~。
水も冷たくて美味い。



滑りやすい沢を、右 左と徒渉しながら道は高度を上げて行きます。
時折現れるこんなお花に癒されます。



ナメ滝を飛沫を上げて水が流れ落ちてきてマイナスイオン浴びまくりですね。



まだ雪渓が残るので、ひんやりした風が心地よく流れてきます。



つややかな緑の葉っぱを、モノクロで撮ると、ヌメッと光り怪しい感じに成りますな~。



4合目を過ぎると、道は沢から離れて、沢を分ける尾根に上がっていきます。
そこには、こんなブナの大木が有ります。



この人も、年を重ねた奇形のブナです。
力強い瘤は迫力を感じます。
でも裏側は、朽ちて空っぽになっています。



違う種類の花が寄り添って咲いてました。
白いヤツが、ピンクの方に言い寄っている様に見えました。


6合目で、道は 大月 方面からの登山道と交わりますが、
  大月 からの道ははっきりしませんでした。
どうやら余り登られてはいない様子です。
この辺りから、ガスが湧いてきて徐々に視界が悪く成って来ましたが、
霧にけむる林は幻想的で不思議な感覚です。


幽玄の世界




道は、雲洞コース  長崎コース と合流しながら山頂に向かいます。

丁度2時間で山頂に到着です。
のんびりペースで登った積りでしたが、汗で全身ビッショリです。
風が心地よいですが、霧で景色は見えずです。




山頂付近には、大きな岩が累々と横たわっています。
南側は、かなりの落差の絶壁になっています。
いつも、この辺の岩をよじ登ったりして遊んで帰ります。



人が横向きになってやっと通れる位の隙間が有ったので荷物を置いてスリスリと入ってみましたが、何も有りませんでした。この隙間の名前は 五郎正宗押分岩 と言うたいそう立派な名前が付いております。
ところで、ここに3~40人入れるほどの岩窟が有るらしいのですが、何度も探してみても解りません。一体何処に有るんだ?。今度来たときには探し出してやるぞ。



山頂から、水無コース方面に行った所に立派な避難小屋が有ります。
以前の小屋は、出来てすぐに雪で倒壊してしまったので、かなり頑丈そうな作りです。
こんな低山に泊まりに来る方はいないだろうけど、8畳ほどの広さで、トイレも付いてます。
でも、あくまでも避難小屋ですからね、あまり期待しない方が・・・。



さて、下りは 水無コース を降ります。
まだ、タムシバが咲いていました。


水無コースは、滑りやすい急斜面が続いて気が抜けない道ですが、
ヒメシャガがいっぱい咲いていて、緊張をほぐしてくれます。



この道の核心部の滑りやすい岩のトラバースです。
さすがのオイラでもちょっと怖いですね。
短い距離ですが、慎重に進みます。
おっかなびっくりです。
あ~滑る~ズルッ。



最近、ナラ枯れ病の被害がオイラの近所の山でも見られる様になって、
かなりの木々が犠牲になっている様だ。
大きな大木が葉っぱを付けずに立っている。
そんな木は、精気が感じられない。
死んでしまっている。
被害はドンドン増えているようだ。
自然の営みとはいえ、森が消えてしまうのではないか心配になってしまう。




滑りやすい道を、何度も転びながら降りてきて、振り返っても山頂はガスの中。
往復4時間程の山遊び。

余りにも近すぎて、余り登っていない 金城山

地味で目立たないけどいい奴です。皆さん遊びに来てね。

3 件のコメント:

mbaba さんのコメント...

こんにちは。

トンバさんは金城山に登っていましたか。

そういえば、巻機山が有名すぎて
金城山へ登る人ってあんまりいないんでしょうかね〜?

大好きな、樹木の写真が多いですね
梅雨のしっとりした季節に
霞んでみえる姿も
なかなか風情のあるものです。

魚沼は雷雨にはならなかったようですが、
オラは谷川岳で、雷に撃たれて
死ぬかと思いましたよ〜!
本当にビビリました。
午後から、いきなり来ました。
谷川岳は怖いですね〜。

27日は晴れるといいですね。
また、お気楽ペースで
お願いします。

mbaba さんのコメント...

こんにちは。

トンバさんは金城山に登っていましたか。

そういえば、巻機山が有名すぎて
金城山へ登る人ってあんまりいないんでしょうかね〜?

大好きな、樹木の写真が多いですね
梅雨のしっとりした季節に
霞んでみえる姿も
なかなか風情のあるものです。

魚沼は雷雨にはならなかったようですが、
オラは谷川岳で、雷に撃たれて
死ぬかと思いましたよ〜!
本当にビビリました。
午後から、いきなり来ました。
谷川岳は怖いですね〜。

27日は晴れるといいですね。
また、お気楽ペースで
お願いします。

とんば さんのコメント...

オイラも凄く久し振りの金城山でした。
余りにも近くに有り過ぎて「何時でも行けるから・・・。」と後回しにしていたら気付けば何年も登ってませんでしたね~。
景色は見れずとも、山と言う空間に身を置いて、五感をフルに使って歩き回る事に喜びを感じます。

オイラヤッパリ木々が好きですね。
種類とかは全然知らないのですが、見て触っていると心が安らぎます。

山の雷は怖いですね。
オイラは幸いにも、山で雷に遭ったことは無いのですが、いろんな人の体験談を聞くとかなりやばいそうですね。
イナズマが横に走るとか、下から駆け登って来るとか聞いたことが有ります。
有る方は、「山で一番怖いんは雷だぞ」と教えてくれました。

谷川方面は、南からの湿った空気が山にぶつかり上昇気流が発生して急激に天候が変化します。
特に、これからは熱雷が発生しやすく成りますので注意しなきゃです。
オイラが、早く登って、昼前後には下山するようにしているのは、雷に遭わないようにしている為なのです。おっかながりなもんで。

結果論ですが、良い体験をしたと思いますよ。一度怖い思いをするとそれに対処する術を学びますからね。
兎も角ご無事の生還と、目的達成おめでとうございます。