自己紹介

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夏は登山 冬はテレマークスキー。 歳なので、身体が、そろそろ言う事を聞いてくれなくなりつつ有ります。 でも何とかだましだましやって行こうと思ってます。

2014年4月13日日曜日

光る。越後駒が岳

晴天の予報に誘われてまたもや越後駒へ行って来た。
あちこち行きたい所も在るのだけど、どうしてもこのロングコースの、帰って来た時の何とも言えない充実感に誘われてついつい。

シルバーラインのゲートオープンの30分前に到着。今回は、1時間近く待つような馬鹿な真似はしない様に時間を調節して家を出て来た。それでも30分有るあたりが心配性な性格の表れか?。
今回も時間を有効に使って身支度を整えて、即出撃できるように・・・。

石抱橋の駐車スペースには、山泊の方の車が数台。オイラが駐車スペースに入れたら次から次へどんどんやって来る。さすが日曜日。先日までの平日休みとは訳が違う。今日のお山は賑わいそうだ。


今日は、スタートから快晴の穏やかな朝。
うろこソールの3ピンの細板が今日の相棒。柳沢の尾根の取り付きまでシールなしで行く積り。
凍みて硬くなった雪面に踏み出すが、こんなデコボコの雪面にはうろこのステップの効きが悪いのだが、いまさらシールを貼るのも面倒臭いので、歩き辛いのを我慢してそのまま行っちゃう。
ステップの効きを除けば、軽いし 歩く抵抗もほとんど気に成らないので、まあ良いのではないか。

心配していた骨投沢のスノーブリッジはまだまだ健在で難なく渡られた。ただ、硬い雪面シール無しだと、少しの段差も苦になるので、板を外して歩いて渡る。
朝日に照らされて徐々に雪も柔らかくなって来た。
柳沢の尾根に取り付く前に、体温調整のついでにシールを貼る。後続のソロのアルペンスキーヤーが追い付いてきて、彼もジャケットを脱ぎ体温調節。挨拶をして先に出発。

道行山への尾根は、前日のシュプールや足跡でギタギタ。先日の様な快適なシール登高と言う訳には行かない。細い尾根にジグを切って高度を上げて行く。これが結構時間が掛かる。

道行山の駒が岳絶景ポイントで、若いアベックがテントの撤収をしていた。朝のご挨拶。
今日は、快晴の青空に白い秀山が映える。何度見てもよい景色。

道行山からシールを付けたまま滑り降りるが、今日のシールはモヘアなのでナイロンのシール程滑らない。すぐ後ろに登山者2人接近中。急登で手こずっていた内に差を詰められた様だ。


追い立てられる様に先を急ぐが、振り返ると道行山で休憩したまま動く気配がない。別に競争している訳じゃないと、マイペースに切り替えてとぼとぼと歩く。
先日の小倉山に付けたシュプールがかすかに見える。尾根筋にはシュプールが沢山付いてるが、この辺の真っ白な斜面には、誰も踏み込んだ形跡はない。微かに古いシュプールは見えるが、最近の物は無い。この辺にシュプールを残したい。良さそうな所を見当を付けて、帰りに滑り込む事にする。 

百草ノ池の辺りで、小屋泊したと思われる登山者のグループとスライド。この辺から風が当たり始めたので、シェルを着込み冷えないように・・・。
前駒に到着して上を見上げると小屋上の斜面を見事に滑り降りてくる集団有り。小屋泊して滑り巻くって居たのかな?。羨ましい。
小屋下の急斜面は、ツボ足に成って、有りがたくステップを使わせて頂きの階段登り。一息で小屋。
先程のスキーのグループが休憩をしていらっしゃった。どうやら、オイラのブログを見て下さっていらっしゃるらしく声が掛かる。
少しお話をしながら、おにぎりを頬張る。



皆さんは、次々と滝ハナ沢にドロップして行く。オイラももう一登り と腰を上げて直登して、山頂到着。スタートして約4時間。歩き重視の道具立てだと早いけど、もう少し早く登れたのではないかと自分を責めてみる(笑)。
今日は、オツルミズはパス。先のスキーの方々も、 昨日はガリガリだった と、おっしゃって居たので、止めておいた方がよかろう。
景色を一通り見回して、シールを剥いで、簡易ワックスを塗り込んで小屋に向かって滑る。滑り易い雪質だが、無理に回そうとして上手く行かず、クラシックなシュテム系のずらし系の滑りだとバッチリ行く。道具に頼った切れ重視の滑りばかりしていたからシュテム系の滑りは見っとも無いと思い込んでいた。テレマークなんて所詮こんな滑りなのだ。楽しければそれで良いのだ。
後続のスキーヤーも山頂に向かって登っている。オイラも、もう1本 と、板を手に持ちツボ足で登り返し、滑り降りる。
オイラも滝ハナ沢の急斜面に滑り込むが、思いの外柔らかい雪に成っていて結構結構。
お手付き 尻もちは何時もの事さ。トラバースして前駒へ。
スキーのグループ ボードを背負った人 カメラを構えてる人 色んな人がぞろぞろと登って来る。
滑り降りながらご挨拶は出来ないのでごめんなさい。




さて、お楽しみのひと時。狙いを付けて居たドロップinポイントでは、おじさん2人が宴会中。二言三言会話を交わして滑り込む。ナイスザラメ!滑り易いな 楽しいな。
あんまり下まで降りすぎると登り返しがキツイので、適当な所でトラバースしてステップソールを利かせて、板を脱ぐ事無く稜線に復帰。
先程山頂近くでスライドしたした人たちは、殆ど白沢へ滑り込んだみたい。上から見ると危なそうな個所が何か所も見える。オイラは行かなくて正解だったと思う。

道行山に登り返して、何時もの斜面へ。ここもナイスザラメ!。雪庇の崩壊危険個所は藪の方に逃げて、回り込んで何時もの尾根へ。
この雪質ならこんな道具立てでも何の問題も無い。昔は何処に行くにもこれしかなかった。靴(エクスカーション)がプラブーツに成っただけ有りがたい。

後はすっかりべちょべちょに成った雪原をクラシックなテレマークの道具の良さを生かして、軽やかに滑って。ご帰還。

汗でぬれた衣類を着替えて、途中で追い越してきた、小屋泊のスキーの皆さんが撤収しているのを待つ間に、橋の上から駒が岳を眺めていたら、陽の当たる角度の具合で山が銀色に輝きだした。
何度見ても綺麗じゃ!写真では良く分からないけどね。


今日も良い山遊びが出来ました。感謝感激雨霰。

2014年4月10日木曜日

お手軽BC 600山


朝一でハローワークに出向いて、書類を提出して、明日よりグリーンシーズンの仕事に復帰。
わずか数分の為に貴重な一日がつぶれる感じ。仕方がない。どうせ天気は下り坂。
それでも荒れて来るまでチョッと滑りたかったので、細板を携えて600山へ。勝手に600山って呼んでるけど、丁度標高600mの三等三角点が有るのでオイラが勝手に呼んでる。

六日町スキーリゾートの道を挟んで向かい側の廃ゲレンデを登って行く。ステップソールでも行けそうだけど、念の為シールを張る。ブーツは車に積っぱのエクスカーション。

ポカポカな天気だが、急速に西から嫌らしい雲が・・・。


ふもとは田んぼの雪も消えて春めいて来たけど、雪に覆われた斜面はまだ春は遠い感じ。
それでも、所々にマンサクの花は咲いているし、木々の芽も膨らみかけている。春近し。

のんびりとハイクアップで40分位かな?。里山の山頂。
猛烈な風が吹いてきて、早々と退散。残念な事にまだ三角点の標石は出て居なかった。



緩やかな斜面と、疎らな雑木で滑走距離は短いが楽しい。ストップ雪のお陰で快適な滑りでは無いけど、何度かステップソールを利かせて登り返して遊ぶ。
ほんのチョッと時間が有る時は楽しく遊べるお手軽なバックカントリー。
もっと天気が持てばもっと遊んで居たかったけど、雨が当たりだしたのでゲレンデ跡に移動して逃げ帰る。
 
ここは地元のお仲間takeさんも滑ってますね



2014年4月7日月曜日

リセット済みの越後駒。

シルバーラインが冬季閉鎖を解除してだいぶ経つ。以前は一番乗りに拘って、オープンの日に仕事を休んで越後駒に一番に上る事が恒例だった。
さすがに今はそんな拘りは無い。出かけて来た人のブログを見る限りでは、もうルートはシュプールだらけみたいだ。
そこに来てこの寒波お山はすっかりリセットだろう。今日から天候が回復する予報なので、いそいそと出かけて来た。

シルバーラインは、凍結の恐れがあるので夜間は閉鎖している。ゲートのオープンは6時。その時間に合わせて家を出ればよいものを、随分早く起きて家を出た。小出の すき家 で朝食を摂る積りだったが、店は真っ暗で営業してなかった。仕方ないのでコンビニ弁当を買いこんでゲート脇の広場に駐車して朝食を済ます。
1時間も有れば、買い物を済ませても到着できるのに、2時間前に家を出たものだから、時間が余ってしまった。時間を無駄にしない様に荷物のチェック パッキング。おまけに即出撃出来るように、スキーにシールを張り、着替えを済ませる。ここで、ゴアのオーバーパンツを忘れた事に気付く。取りに帰る訳にもいかないので、車に積みっぱなしにしている仕事用の雨具のパンツをザックに突っ込む。行動着はユニクロの厚手のソフトシェルっぽいパンツを穿いて来たのでそのまま、スパッツはこれまた車に積んである雪掘り用の長靴に被せるスパッツを代用(ホームセンターで400円位で売ってる)。結果的にこの組み合わせ最高に快適だった。風を通さないし蒸れないし・・・。

時間が近づき、ゲートの前に並んだ車は4台。この時間に並んでる位だから、皆さん駒に行くもんだと思っていたら、銀山平で出たのはオイラだけ。
トンネルを出たとたんに強風で雪が舞いあがり視界が時々閉ざされる。道も吹き溜まりが有る。でも、まだ夏タイヤに変えて無かったので、問題無く石抱橋を渡ったばかりの所に車を捻じ込めた。
風が猛烈に吹いているが、空は所々青空が顔を出し始めたので、回復を信じて出発する事に。
風のせいで酷く寒い。ウィンドブレーカーの上にハードシェルを着込み、革の手袋 防寒用にヘルメットを被る完全武装で出発。

辺りは完全リセットで真っ白な雪に覆われている。深い所で20㎝位なのでラッセルと言うほどでも無い。
歩き始めてしばらく経つと背中が汗ばんで来た。下着を濡らしたくないので、シェルだけ脱いでザックに突っ込んで再び歩き出す。山際のルートは風を遮ってくれるので苦にならないが、吹きさらしの平原は少し辛い。
やがて、話題の橋が撤去された骨投沢。渡れそうなスノーブリッジを探す。下流側の奴が渡れそう。色んな方がブログで書いていた物だと思うが、まだまだ大丈夫そうな感じ。
今年は雪の降り方の具合か、白沢は具合が良くないらしいので、柳沢から尾根に取り付く。
道からすぐの尾根じゃなくて、1本上流に入った尾根を何時も登る。登りきったら道行山に続く広い尾根。ここまで来たらまた強烈に風に叩かれるので、再びシェルを着込んで風に耐える。まだここからは、駒は雲の中。一応向うが、状況が変わらない様なら、小倉山辺りで引き返すことも考えるべきだな。


 道行山に向かう急斜面。昨年は、この側面が早々に底雪崩で抜け落ちていたが、今年はクラックさえ入っていない。藪も出ていない。おまけに締まった雪でシールの効きも非常に良く、ほぼ直登で道行山に到着。暫し休息の後、風に飛ばされ氷化した部分にビビりつつ小倉山を目指す。
風は相変わらず強烈だが、天候は回復傾向に有るようで、青空が広がり駒も姿を見せ始めた。
相変わらずシールの効きは良いので、行程が捗る。
何時もの様に、小倉山下を雪庇に怯えつつトラバースしてショートカット。
辺り中、真っ白 面ツルの斜面だらけで、滑走欲が湧いてくる。帰路で時間が有ったらこの辺で遊ぶのも楽しそうなので、良さそうな斜面の見当を付けて置く。

広い尾根は風で雪が付いて居らずカチカチ山状態。こんな時スキーアイゼンが有れば心強いのだろうが、持ち合わせのないオイラは、少しでも雪が付いてシールが効きそうな所を探して前駒の登りにかかる。
まあ何とか登り切り前駒。ここは雪が付いているので問題無く行ける。大チョウナ沢の状態が非常に良い。前駒を登りながらチラチラ見ていたが、上から覗き込むと直ぐにでも飛びこみたくなる衝動に駆られるほど。この時期に何度も登っているけど、こんな良い状態を見たのは初めてだ。
滑り込んでも登り返しが大変なのは分かっているので、無茶はしない事に・・・。

小屋直下の急斜面は直登せずに、トラバース気味に登り、小屋の上部に出れた。
ここまで来れば、後は緩斜面をまっすぐ登り山頂へ。


風が強烈なので長居は出来ない。こんな日は無理だろうけど駄目もとでオツルミズ沢の様子を見に行く。
パックされた手強そうな雪だけど、一応雪は付いてるみたい。行けそうな気がするので急斜面に飛び込む。



案の定、密度の違いか、潜る所 潜らない所と、見た目で判断のつかない雪質に手こずる。
それでも雪が付いている所は良いが、降るに従って雪は吹き飛ばされていてクラスト カチカチの斜面に成り、もう手も足も出ない。ガリガリと斜滑降で意を決してジャンプターン。ビビって腰が引けて転倒 滑落。初めてウイペットのピックが役に立った。あれはやはり両手に持ったほうがよいね。


この斜面は何度も挑戦してるが、良い状態のときに当たった事が無い。快適ザラメ又は極楽パウダーに当たってみたいものだ。こんなカチカチじゃオイラのスキルじゃ歯が立たない。
小屋方面への登り返しも手間取った。ここもやはりカチカチの斜面が続き、シール登高は無理。板を外し手に持って、ブーツのコバを雪面に蹴り込み足場を作り、一歩一歩登って行くしかない。これがなかなか神経を使う。登るに従い斜度も緩みシールも効きそうな感じになって来たので、板を装着して再び山頂を目指す。先ほどの満足いかない滑りの リベンジをこの緩斜面で って訳。
この斜面は極楽パウダーで気持ちがよい。そのままの勢いで滝ハナ沢に飛び込み、適当な所でトラバースして前駒へ。


さすがに陽に当たっていたせいか、カチカチの斜面も幾分滑り易くなり、オイラのスキルでも何とか成る。標高を下げるごとにカチカチ雪は快適フイルムクラストへ。こうなったらしめたもので、切れ切れのターンで滑り降りていく。


 そして、登りの時に目を付けておいた斜面に飛び込む。新雪はすっかりベタ雪に変わり、余り快適な滑りでは無かったが、贅沢を言っても仕方がないので良しとする。
そのまま白沢に滑り込んでも良かったのだが、滝も出ているそうだし、割れてる所も結構有るそうなので、つぼ足で一登りで稜線に出て、道行山へ登り返す。
どうやら後続者がここまで来たらしく、歩き回った足跡や、シュプールが残っていた。確かにここから眺める駒が岳は遥か先なので、戦意喪失するのも分かる気がする。

ようやく風も収まり、暑くなって来たので、温度調節。シェルを脱ぎ、手袋も薄手の物に変える。
さて最後の滑り。何時もの様に登って来た尾根は使わずに、隣の尾根を下りる。一か所嫌らしい所が有るが、後は快適なショートターンコース。最後に杉の植林地を滑り降りて白沢の脇に降り立つ。成るほど今年は流れが出ているな。

ここまで来ればヘルメットは不要なのでザックに縛り付ける。
スキーも、ちょっとした登り返しなどが有るので、平地と言えどもシールを貼った方が歩き易い。

天気が回復して雲一つ無い良い空模様。あちこちで遊んですっかり遅くなってしまた。
遥か彼方に成った駒が岳が逆光に輝く。稜線はまだ風が強いらしく雪煙が上がっている。



2014年4月3日木曜日

デブリの王国 金城山大倉沢

冬季の仕事も終了して、グリーンシーズンの仕事に移行するまでしばらく待機期間。
天気予報では朝からあまりパッとしない予報だったので、越後駒のロングルートはちょっと気が乗らなかったので、ゴロゴロしてようと思ったのだが、朝目覚めてみると外は晴天。
天気の崩れが遅れているみたい。こんな日にゴロゴロしてちゃ勿体ないので、近場でサクッと行って来れそうな所を引出しからリストアップ。
金城山かな~。

板にワックスは入れてルーフボックスに投げ込んであるし、食料さえ調達してしまえば準備はO.K。
昨年初めて滑った金城山大倉沢。中間部にデブリ地帯は有るものの全体を通してみれば楽しい所って印象だったので家からすぐの手軽さも有り足を向けた。



金城集落の最奥のお宅の脇に駐車して出発。昨年は初めてという事も有り、地図読みのまずさも有り沢の入り口の辺りでかなりロスタイムをしてしまったが、今回はすんなりと進んでいく。
沢と沢に挟まれた台地状の地形の上を行き、大倉沢に入って行く。
沢の流れが出ている所を見るとやはり小雪の影響が出ているようだ。

慎重に大丈夫そうなスノーブリッジを選んで渡り、登って行く。やがて、前方にデブリが見え始めたが、想定済みとはいえ大規模過ぎる。とてもシール登高など出来やしないので、ザックに板を括り付けて落石対策にヘルメットを被り左右の残雪の様子を気にしながら、もしも崩れて来ても大丈夫そうなラインを選び、一刻も早く危険地帯を抜けるべく逃げるように登って行く。真新しいデブリが大規模に覆っているから、気温の上昇と共に崩れ落ちて来るか分からない・・・。
・・・この状態からすると、とても滑って降りれない。



危険地帯を抜けると気持ちよい斜面が続く。
ハーフパイプ状の地形を詰め上がると稜線に出る。雲の流れが速く風も強い。
風を遮る所で一休みして、昼飯を食う。
知られてはいないマイナーなルート。デブリの影響を考えるとお勧めはしないがタイミングさえ合えばかなり楽しいルートであることは確かだ。

さて、降るかね。滑り出しは40度位有るかな?。パイプ状の壁に当て込んでのスライド気味のターンは楽しい。ここは北斜面なのでしまった感じの雪質で良い感じ。


日の当る斜面は深めのザラメ雪。ターン毎に湿雪スラフに成ってずり落ちて来る。雪質に合わせてターンを変える。決して人様に見せられるような滑りのテクは無いが、自己満足出来ればそれでよい。

デブリ地帯は、滑れそうな沢の側面を使い高度を落とし、どうしても無理な所は板を手に持ち突破し、危険な個所を抜けると、ストップ雪の緩斜面から杉の林の中へ。快適な滑りではないがこんな所で板をシャッフルしながらだらだら滑るのが楽しいと気づく。

用水路の水で、汚れた板を洗って半日のショートツアー終了。状態は良くなかったけど、それなりに楽しかった。

さてハローワークに行って来るかな。

行動時間 5時間13分

2014年3月25日火曜日

大兜山に行ってきました。

スキー場の勤務もあと1週間で、今日は最後の休日。ちょいと首を寝違えちゃって、いま一つテンションは上がらないが、残り少ないシーズンなので天気予報を確認して、狙っていた大兜山(1341m)に出かけて来た。
この山は、阿寺山からも魅力的な山容を見せてるし、昨年ネコブ山偵察の時に、間近で見て「良さそうな山だな~行ってみたいな~」と成ったしだい。(里からは殆ど見る事は出来ないので無名に近い山なのでは?。)

コンビニで買い出しをして、そのまま山に向かう。一応朝飯は食ったけど、少々足りなかったみたいで、後で腹が減るのなんのって・・・。

野中不動尊の表示のとおりに進み、除雪のドン詰まりまで。ここには巨大なステンレスの水道の配水施設が有る。昨年偵察に来た時は、何やら工事をしてたので、もっと奥まで入れたのだが、今日はここから歩きだし。それ程冷え込んではいないけど、クラスト気味の雪面はスキーが潜らずに歩き易い。
いくつかの堰堤を横目に作業道を行く。

奥まっていて里からは見えない山

初めての所なので、地図を検討したうえで最難関と思われる所は、タキ沢とシロト沢の合流付近のゴルジュ帯だったのだが、地図の更新以後に出来たと思われる堰堤が有り、何の問題も無く核心部を通過する事が出来た。そして緩やかな尾根を横切り、登りに使う尾根を目指しタキ沢を辿る。
同じ様な事を考えて居る方がいるらしく、所々に山岳会の名前と個人名を書かれた目印が枝に巻きつけてある。オイラの地図読みのルート沿いに次々に現れるから、やはり自ずと歩き易い道は決まるんだね。

広くは無いが、ターンするには十分の広さと雪質の尾根を登って行く。時折対岸の岸壁から大きな音を立ててブロックが滑り落ちる。春の温かい陽気で暑いくらいだ。腹も減って力が出ないし・・・。
一人でブツクサ言いながら歩いていると、広い雪原に飛び出す。予想外の景色に暫し唖然として、やがて頬が緩む。これぞ苦労して来た者だけが見る事が出来る絶景!。



雪原を横切り、最後の仕上の急登にかかる。北斜面なので先日の降雪の形跡は有るのだが、気温が高いから湿った感じのストップ雪に成りそうな気配だ。雪崩も心配だが、20cm程の層なので大したこと無かろう。
急斜面を大きくジグを切って登って、稜線に出て山頂を目指す。ほんの一息だ。

この山、標高こそ低いけど景色は最高だ。目の前にはドカーンと巻機山 東を見ればネコブ山それを繋ぐように県境の山々、越後三山 手前に阿寺山。まったく見飽きない。

裏巻機がどかーん

春のぽかぽかのお日様を浴びながら景色をおかずにおにぎりを頬張る。

腹も満たされたし、少し名残惜しいが、帰路につくかね。
東側の斜面を少し滑って、北側の斜面に滑り込む。日を浴びた斜面は滑り易いが、北側のの雪は、ターンの度にブロックがゴロゴロと落ちて行き、これから滑る斜面を覆いつくしてしまうので、少しづつトラーバースしながら美味しいスロープを頂く。

美味しそうな斜面がたくさん有る


登りに使った尾根をそのまま滑って来たのだけど、木も疎らだし、雪質も問題無くタキ沢に降り、スノーブリッジを渡った所で、沢の水を飲み、喉をうるおして一息付く。

あとは、滑らないスキーを左右に動かして作業道を進み、トンバ号まで帰りついてお仕舞い。
標高こそ低いけど良いお山でした。

全行程 6時間25分

2014年3月18日火曜日

気分は敗退 阿寺山

温かく成ったと思ったら寒気が入ってきたりして、小雪と思っていたのに意外と雪消えが遅く、結局相殺されて、この時期としては平年並みの積雪量のようだな。

しかし、何故こうもオイラの休日の火曜日は天気がパッとせんのじゃ(怒)。
今日も朝は晴れているのに、急速に天気は崩れて雨になる予報。午前中が勝負だ。早出だ!。
・・・と意気込んでいたものの、寝坊して結局家を出たのが7時位。登山口の広堀の除雪のドン詰りに15分程で到着。あたふたと準備をして出発。

まだ青空が広がる良い朝だけど、西の空には嫌らしい感じの雲が広がりつつある。
朝の冷え込みで、クラスト気味の道をどんどん進む。すっかりメジャーな山に成って仕舞った阿寺山なので、スキーやらスノーシューやらの跡がいっぱい付いてる。10年位前は、こんなに人は入って居なかったのにね。


オイラはいつもマゴタイ沢を詰めて登りやすいルートを登っている訳で、一般的に人々が登り滑るコースって行った事無いんだな~。記録を見ても10回以上登って居るんだけど、全部同じコースを上り下りしている。初めて登った時に何気なく見つけたルートなのだが、登り易いし下りもオープンな沢状のコースなので一気に滑り降りれて楽しいから、いつも同じ所を行ったり来たりしていた。
今回は、人並みのコースを辿って・・・て呑気なこと行っていられない位に天気の崩れは早いみたいなので、迷わずにいつもの沢にスキーを向ける。
また何時もの所でカモシカと遭遇。毎回必ず出会うし。同じ個体なのかな?と思い気軽に声を掛ける「アオ~そこで待ってろ」・・・待ってる訳無いよね。逃げちゃった。


そのままどんどんと登って居てもよかったんだけど、左手の斜面を上り詰めると一般コースに出れるので、気の向くままに上り詰める。
ブナが多い山なのにここは、ダケカンバ主体の林。シュプールや登りに使ったルートの痕跡と出会う。無事に一般コースに出会えた様だけど、急な斜面でスキー登高には効率が良くなさそうな地形。嫌らしい風も吹いてきたし、それを避ける意味も有りどんどん左手の方向に斜登高して行き大回りのジグを切って行く。
雪質は、日の当った所、風の当った所、地形によってころころ変わる。登りながら良さそうな斜面を物色して行くが、結構複雑な地形で風の影響を受けたと思われる地形があちこちに有る。
スキーから伝わってくる雪の感触からすると、こりゃ駄目だなって感じ。上部はウインドパック、サンクラストでオイラの苦手とする質の雪。スキーが回せないんだな~。

登り始めて2時間半位で山頂に到着。巻機山は雨雲に覆われて見えない。のんびりして居られない。滑走準備をしていたら霰がバシバシと当たり始めて来たので早々と帰路に。


硬い所は問題なくターン出来るが、少し潜る位に成るとうまく滑れない。仕方ないのでワンステップターンや、斜滑降キックターンで高度を下げる。まともに滑れない自分の不甲斐なさに腹が立つ。
ザラメやパウダーしか滑れない様じゃ駄目だよな~。
良さそうな斜面や雪質を求めてうろうろ。結局登りに使ったマゴタイ沢方面に滑り降りる。深い湿雪に手を焼きながら不完全燃焼のままに下山。
だらだら林道を滑りトンバ号まで帰って来た。往復3時間半程か。雨に濡れ、転びまくって濡れた道具やらウエアーを車に放り込み暫し呆然としていた。まだまだだな オイラも・・・。


2014年3月4日火曜日

ノミオ沢から柄沢山へ

すっかり春めいて来ちゃって、ゲレンデの雪もビチョビチョ。
でも、オイラの休日に向けてチョッとした寒気が来てチョッと雪が降ったのだ。
そして、何という事でしょ~ 天気予報では晴天では有りませんか。行きますよ。いざ山へ。

本当に馬鹿の一つ覚え的な巻機山周辺のお山の散策。今日はノミオ沢を詰めて柄沢山へ行く予定。稜線を越えた群馬県側の斜面の様子も気に成るしね。

コンビニに寄ったら出勤前の北斗が居たので挨拶。「そっちはどう?」「少ないっすよ。」「そっちはどうです?」「こっちも今一つだよ」何て、業界の様子の探り合い。

perfumeを聴きながらテンション上げて登山口までのろのろと行く。清水までの道は除雪しなかったみたいで、轍が冷え込みで凍って居る。のろのろ。

西後谷の駐車スペースにはアウディーが一台停まっているだけ。今日は、オイラは清水の集落から入るので素通り。前回よりは積雪は増えてるみたい。

小さな集落にはオーバースペックの広い道(一応国道ですからね)だから路駐し放題。でも邪魔に成らないような位置取りして駐車。清水集落からスタート。先行者が居るみたいでスキーの跡が付いてるけど、オイラはショートカットして杉林の中を抜けて行き、ノミオ沢方面に進んで行く。先行者は巻機山へ行ったみたい。
冷え込んだ朝。日が昇る前の一番冷える時間。


サラサラの新雪を踏みながらグングン進む。啄木鳥が盛んに樹を突いてる。
ミズナラとブナの混成林を抜けて沢に入る。先に付けて行ったスキーの跡の主は井戸の壁を登り切ったみたい。随分早く出たんだな。

朝日が差し込まない沢の中を登って行く。斜度が立って来るに従い、硬い下地の影響でシール登高が難しく成る。易しそうな地形を選んで進んで行き、威守松から続く稜線に出る。
ぽかぽかの朝日を浴びて緩やかな斜面を登って行く。沢の源頭部の広いオープンバーンを横目に見ながら、雪庇に気を付けて稜線を行く。
急に風が強く吹いて来て、足元の雪が雪煙に成ってぶつかって来るので、たまらなくなって防寒用にヘルメットを被りザックからジャケットを引っ張り出して着込む。ついでにシール登高は諦めてシールを剥ぎ、スキートップに開けた穴に細引きを通してザックと連結してツボ足で引っ張っていく事にした。プラブーツだと蹴り込んで行ける位の硬さなのでアイゼンは温存。
振り返ると柄沢の枝尾根を詰めて来たグループがどんどん迫って来る。多分スキーアイゼンを装着してるんだろうな。オイラは今まで必要性を感じた事無かったからそれを持ってないのだ。
昔はテレマーク用の良い物が無かったからね。だから、担ぐか引っ張るかで凌いできたから今でもそれ程欲しくないかも。まあこの山域から出ないから必要無いかも。


柄沢山へ向かう稜線には這い松や低木に付着した雪や雨がモンスターシュカブラと成って覆っている。スキーだと大変そうだけど、歩きなら何て事は無い。
久しぶりの晴天のお山で見えるべき山が全て見える感じ。
昨年滑った大源太山の丸ノ沢が良い感じ。また行きたいな。

雪庇に注意しながら立った柄沢山山頂。風の影響で様子が違う。雪が少ない事も原因か?。
うろうろドロップインポイントを探るが、でこぼこしてクラストしてなかなか良い場所が無く、結局山頂から少し逆戻りした辺りから滑りだす。後続者達は風を凌いで休憩中なのか姿が見えない。これ幸い。みっともない滑りを見られないで済む。
クラスト 浅パウと状態がコロコロと変わりシビアな状態。絶対転べない状況でジャンプターンを織り交ぜながら高度を下げる。下がって来ると底当たりはするが安定した斜面で、急なこう配でも安心して攻めのターンが出来る。
一度スラフに押し倒されたが気持良く滑って沢底へ。


斜度が緩んでも面ツルに見える雪面の下には、デブリの跡やバクダンが潜んでいるので、足裏感覚を研ぎ澄まして安定するまで慎重に滑る。

途中でボードのシュプールが降りて来て居てそれと合流。オイラが昔良く滑って居た斜面だ。ここも良いんだよね~。

すっかり重く成った雪。気温も上がって来た事だから、ヘルメットやらジャケットやら必要無くなった装備を纏めて収納してだらだらと滑る。壁に当て込んでみたり、チョッとジャンプしてみたり遊びながら堰堤に到着。ここを巻いて高速道路みたいなトレースは遠慮して、勝手気ままに地形で遊びながらゴール。


最高の天気と最高の斜面。今日も楽しませて貰いました。ありがとうございました。礼。ペコリ