自己紹介

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夏は登山 冬はテレマークスキー。 歳なので、身体が、そろそろ言う事を聞いてくれなくなりつつ有ります。 でも何とかだましだましやって行こうと思ってます。

2014年3月18日火曜日

気分は敗退 阿寺山

温かく成ったと思ったら寒気が入ってきたりして、小雪と思っていたのに意外と雪消えが遅く、結局相殺されて、この時期としては平年並みの積雪量のようだな。

しかし、何故こうもオイラの休日の火曜日は天気がパッとせんのじゃ(怒)。
今日も朝は晴れているのに、急速に天気は崩れて雨になる予報。午前中が勝負だ。早出だ!。
・・・と意気込んでいたものの、寝坊して結局家を出たのが7時位。登山口の広堀の除雪のドン詰りに15分程で到着。あたふたと準備をして出発。

まだ青空が広がる良い朝だけど、西の空には嫌らしい感じの雲が広がりつつある。
朝の冷え込みで、クラスト気味の道をどんどん進む。すっかりメジャーな山に成って仕舞った阿寺山なので、スキーやらスノーシューやらの跡がいっぱい付いてる。10年位前は、こんなに人は入って居なかったのにね。


オイラはいつもマゴタイ沢を詰めて登りやすいルートを登っている訳で、一般的に人々が登り滑るコースって行った事無いんだな~。記録を見ても10回以上登って居るんだけど、全部同じコースを上り下りしている。初めて登った時に何気なく見つけたルートなのだが、登り易いし下りもオープンな沢状のコースなので一気に滑り降りれて楽しいから、いつも同じ所を行ったり来たりしていた。
今回は、人並みのコースを辿って・・・て呑気なこと行っていられない位に天気の崩れは早いみたいなので、迷わずにいつもの沢にスキーを向ける。
また何時もの所でカモシカと遭遇。毎回必ず出会うし。同じ個体なのかな?と思い気軽に声を掛ける「アオ~そこで待ってろ」・・・待ってる訳無いよね。逃げちゃった。


そのままどんどんと登って居てもよかったんだけど、左手の斜面を上り詰めると一般コースに出れるので、気の向くままに上り詰める。
ブナが多い山なのにここは、ダケカンバ主体の林。シュプールや登りに使ったルートの痕跡と出会う。無事に一般コースに出会えた様だけど、急な斜面でスキー登高には効率が良くなさそうな地形。嫌らしい風も吹いてきたし、それを避ける意味も有りどんどん左手の方向に斜登高して行き大回りのジグを切って行く。
雪質は、日の当った所、風の当った所、地形によってころころ変わる。登りながら良さそうな斜面を物色して行くが、結構複雑な地形で風の影響を受けたと思われる地形があちこちに有る。
スキーから伝わってくる雪の感触からすると、こりゃ駄目だなって感じ。上部はウインドパック、サンクラストでオイラの苦手とする質の雪。スキーが回せないんだな~。

登り始めて2時間半位で山頂に到着。巻機山は雨雲に覆われて見えない。のんびりして居られない。滑走準備をしていたら霰がバシバシと当たり始めて来たので早々と帰路に。


硬い所は問題なくターン出来るが、少し潜る位に成るとうまく滑れない。仕方ないのでワンステップターンや、斜滑降キックターンで高度を下げる。まともに滑れない自分の不甲斐なさに腹が立つ。
ザラメやパウダーしか滑れない様じゃ駄目だよな~。
良さそうな斜面や雪質を求めてうろうろ。結局登りに使ったマゴタイ沢方面に滑り降りる。深い湿雪に手を焼きながら不完全燃焼のままに下山。
だらだら林道を滑りトンバ号まで帰って来た。往復3時間半程か。雨に濡れ、転びまくって濡れた道具やらウエアーを車に放り込み暫し呆然としていた。まだまだだな オイラも・・・。


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