自己紹介

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夏は登山 冬はテレマークスキー。 歳なので、身体が、そろそろ言う事を聞いてくれなくなりつつ有ります。 でも何とかだましだましやって行こうと思ってます。

2017年3月30日木曜日

大兜山 登り返しポイント下見


またもや、天気の関係で無理を言って健吾君と休みを代わって貰う。
この日は予報の通りの快晴である。巻機山から五十沢側に滑り下りて来るルートとして、ここしかないと目を付けた大兜山に登り返すポイントはどんな感じなのか下見に出かける。



前日の物かスノーシューの足跡が有る。知る人ぞ知る隠れた名山なのだここは。
進んで行くと、そそる山容が姿を現す。最終堰堤のとこから尾根を越えてタキ沢に降り立ち、尾根に取り付き細尾根上を登って行く。


朝はそこそこ冷え込んだのでやや硬い雪質の歩行。前回番長と来た時はデブリで無残だった台地も今日は綺麗な感動的な景色。こんな山奥に楽園の様な景色が広がっている。



振り返ると阿寺山ごしの八海山。


陽に照らされて雪は緩み始める。スノーボールが転がり始める。
標高こそ大したことは無いのだが、結構おもしろい斜面なのだ。雪質さえ良ければ楽しい滑りが期待できる。


地図アプリで登り返すべき斜面を探る。上から覗いた限りでは、充分行けそうな斜面である。
良し行こう!これであの牛ヶ岳の大斜面を滑る決意が付いた。



昼飯を食いながら目の前に広がる斜面にラインを引いてみる。下部の樹林帯から沢底までの処理も問題なさそう。しかし降雪直後なので真っ白で綺麗な山だ。
ついでにネコブ山の様子も観察。やはり一筋縄ではいきそうも無い。拘って居るコースにラインは見つけられない。こだわりを捨てて方向転換すべきか・・・。


雪質の変化は有りスムーズとまではいかないが、浅いパウダーを楽しめた。


下見山行とはいえ、結構この滑りで大満足。天気も最高だったしね。でも、下部の尾根の処理はチョイと嫌らしい。

2017年3月23日木曜日

ネコブ山ルート探査 下津川遡行



相も変わらずにオイラの休みの日には天気めぐりが悪い。
健吾君と休みを交代して貰ったが、やはり予報は宜しくない。まあゴロゴロして居ても仕方ないので、山は無理としても、ネコブ山のアプローチの下見位は出来るだろうと出かけて来た。
ダム管理棟へ向かうトンネル内に駐車して、雪崩で半ば埋もれたトンネルから這い出して左岸の道路を行く。ステップソールとエクスカーションの軽装。

歩き重視の装備は快適。
トンネルをいくつか進んで行く。用意したヘッデンは要らない。
最後の はちえもんトンネル はようやく出られる位埋もれている。もう一雪崩来れば埋もれて出られないかもしれない。ここまで来る間もデブリをいくつか越えて来た。安全策を取るなら右岸を通った方が良いのかも?


季節外れの降雪 それも滑らない湿った雪を進んで行き下津川沿いに奥へ奥へと進んで行くが、やはりそこここに雪崩の流路を横切って行かねばならないので、かなりリスキーでは有る。



発電所の用水取入れ口までは何となく分かる道がたに沿って進むが、そこから先のドウボン淵より先はちょっと手こずる様な地形。
前もって目を着けて置いた個所までは行けなかった。やはり拘り続けているネコブ山西面フェイスを上り下りするルートは厳しいのか?
地図とにらめっこで、打開策を探り、新たなルートを思い描く。
しかしここまで既に3時間掛かっている。歩き重視の足まわりでこの時間なので、シール歩行だともっと時間は掛かるだろう。斜面もクラストして居たら、登高にも時間が掛かるだろうし・・・。
しかし遥か遠い山だ。