自己紹介

自分の写真
夏は登山 冬はテレマークスキー。 歳なので、身体が、そろそろ言う事を聞いてくれなくなりつつ有ります。 でも何とかだましだましやって行こうと思ってます。

2012年4月30日月曜日

サイクリング


30日、休日の朝っぱらから地区の共同作業の野ネズミ駆除。
手分けして配給された薬剤をネズミの穴に入れて行く。
手分けしてサクッと終わらせる。

山に滑りに行こうか、チャリで遠くに行こうか悩んだけど、
お天気が余りパッとしないからスキーよりはチャリだな。
出掛ける前に「梅ちゃん先生」だけは見ないとね。

こいつで初めてのロングサイクリングですが、まだ身体に馴染んでないので不安。
色んな問題も出てくるでしょうが、経験して問題を向き会って行くのがオイラのやり方である。

アルミフレームは乗り味が堅いって言われるけど、なるほど堅い。
細かな舗装の亀裂がガツガツと突き揚げて来る。
知り合いの話によると、クロモリフレームはその辺を吸収されて比較的ましらしい。

盆地の我が町は、川に沿って下らない限りお隣の町に行くには峠を越える事に成ります。
ガキの頃は、チャリで何処にでも出かけていたので、
登りは割と得意です。
でも、やっぱりきついです。
地形的に、こっちから隣町に行くには、急なこう配を一気に上がる感じで、
登り切った向こう側は緩やかなこう配が長く続く感じ。


目指すは、柏崎ですので、小さな峠とトンネルをいくつか越えます。
どこも彼処も桜が満開で、道の脇の斜面には山菜ハンターの方も多く見られます。
春なんだな~。

中学生の頃何度か走った事が有るコースですが、車に乗って通る事が多く成って、
道の起伏を身体で感じられる感覚は懐かしい。
ほんのちょっとの、上り坂 下り坂が脚の抵抗となるからね~。

しかし、チャリは意外と早く進めるな~と再認識。
2時間位ノンストップで走り続けて50Km位進んじゃう。
さすがに、休憩を入れなきゃな~って訳で、コンビニで一休み。
昔と違って、あちこちにコンビニや自販機が有るので、よほど山の中では無い限り、
食糧や水分を持つ必要はないかな。

アンパンを頬張っていると、お友達さんとばったりと。
せがれさんのサッカーの試合観戦に行く途中だそうだ。
何でこんな所で会うんでしょう。世間は意外と狭い。

柏崎に入り、市街地には入らずに、田舎道を曽地峠に向かう。
この緩やかな峠を越えると長岡市。

こんな坂道位はダッシュで登れます。ワイルドだろう~?。

登った分は快適に下ります。

しかし・・・・まさかのパンクですよ。

ロードバイクのタイヤなんちゅうもんは華奢に出来ているもんで、何だか知らんうちにパス~と空気が抜けちゃいました。

めんどくせな~。チョチョイのチョイとスペアーチューブと交換して再出発。




何やら鋭利な物でサイドを切れちゃったみたい。空気を入れるとチューブがはみ出してるぜ。
もう修理のしようが無いので、再度のパンクは出来ない。
意外と気の小さいオイラはびくびくしながら帰りの道を漕ぎ漕ぎ。

帰りの道すがら、ちまちまと休憩を入れないと身体がバキバキですよ。
体力的には問題ないけど、普段と違う筋肉を使うのとチャリ乗りの姿勢がまだ慣れないのでね。

まあ、何とか家まで辿り着けました。
パンクせずに済んだ~。

今度は、耐パンク性能に秀でたタイヤに換えようかな~。
パンク修理セットと空気入れも持たなきゃな~。
カートリッジ式の空気入れは楽で良いけど一発でおしまいだから、怖いよな~。カートリッジを何本か持てばよいけど、荷物に成るからね。コストもかかるしね。

経験して、居るもの要らない物が見えてきた。

年数回のサイクリングにあまりコストを掛けたくない気もするけど・・・。





2012年4月21日土曜日

三角点ハンター

ぽかぽか良いお天気です。

さすがに疲れが溜まって来て、ちょいとハードな運動は控えましょうかね。

でも、こんな良いお天気に家でゴロゴロしているのも何だし、二号車でチャリ散歩。

三号車は、少し気合を入れないと乗れないので、気軽に乗れる二号車で。

目的も無しだとつまらないので、iPhone用のアプリ三角点マップを持って、近所の三角点探し。

まだ雪が有るので、雪が消えてそうな所に行ってきました。


 航空写真と地図と切り替えられるが、やっぱり写真の方が探しやすい。△マークをタッチすると、データーが現れる。好きな人にはたまらないでしょう。

小学校に頃の通学路にあったからすぐに分かった。地味である。

オイラは、オフラインのiPodなので、使えないかな~と思ってましたが、出かける前に読み込んでおくとちゃんと地図に表示してくれます。
まあ、近所で土地勘が有るからね~。今日は、二か所行ってきました。
一個目は、何処に有るか分かっていたけどね。
着いたら訪問日時を記録して写真を撮ります。オフラインなのでリアルタイムで写真を投稿できないので、家に帰って来てからアルバムから選択してアップロードします。




これは意表を突かれた、この中に標石が有るのだろう
開かなかった。

二か所目は、チョッと探しましたね。
マップの写真と照らし合わせて、うろうろしましたよ。
知らない人が見たら不審者ですね。宝探し気分。

何だかこのアプリはハマっちゃいそうです。
よく、一等三角点の山に登ってその数を自慢している人が居ますが、身近な四等 三等の三角点を探しまわるのも暇つぶしに成ります。

何だか三角点ハンターに成りそうな感じ。

2012年4月20日金曜日

止めを刺してしまった

失くしてしまったデジカメを諦めてしまうのが惜しくて探しに行ってきました。

同じルートを通って柄沢山へ。

長年履いていたガルモントのテレマークブーツが壊れてしまったので、仕方なくゲレンデガンガン滑り用のスカルパのT-レースを履いて行く事に。

くもり空なのに汗が引っ切り無しに出る。暖かいんだな~。

出足は好調だったけど、タイトなT-レースは徐々に足がしびれてくる。おまけに靴ずれも・・・。

バックルを全部緩め、時々ブーツを脱いで足の血行を取り戻して騙し騙し登る。

徐々にガスが湧いてくるが視界を閉ざすほどでもないが嫌な感じでは有る。

一昨日と比べると随分雪が緩んでいる。

登り切って柄沢山に向かうが昨日の物と思える足跡とスキーの跡・・・。

もし、山頂付近で落としてオイラが見逃して居ただけだとしたら、もう何方かが拾っちゃったかな?。

でも、さんざん探して無かったんだから、やはり東斜面か?。

さて、じゃあ先日のシュプールに沿って探しながら滑り下りてみようかな。

歩きでは使えないT-レースだけど、滑りは信用できるやつです。

しかし、東斜面に滑り込んだ途端に、足元の湿雪の層が一気にザーという音と共に流れ落ちてしまい、先日のシュプールを消し去りました。

この瞬間終わったと思いましたよ。自分で止めを刺しちゃいました。

・・・諦めました。

大人しく帰ります。

良いですよ、もう吹っ切れました。安らかに眠れオイラのデジカメ。

まあ精々帰りの滑りは楽しみますよ。

柄沢山山頂からの急斜面にターンを刻みます。

滑りやすい雪質で楽しい。

後は、だらだらと沢筋を滑り、帰り着きました。

また同じモデルのデジカメを買おうかな。色は限定色だったので同じとはいかないけど・・・。


限定色なのでもう手に入らない(泣)

2012年4月19日木曜日

発見と喪失

まだ夏の仕事が始らずジリジリしております。
家に閉じ籠もっているのも何だし、暇つぶしにまたお山に滑りに行ってきました。
今年は、雪消えが遅いせいか、山の雪の残り具合が良いのです。
県境山脈の群馬県側の斜面が素晴らしくて、このところ通い詰めています。
アプローチとしては、深沢を登って深沢山に立って滑り込むパターン、
ノミオ沢を詰めて居頭山に立つパターン、
同じくノミオ沢を詰めて深沢山に立つパターンが有るんだな~。
柄沢山に登るんだったら柄沢を詰めれば良いかと言うとそうでもない。
確かに、帰りに滑る斜面の様子を見ながら登る事は大事だけど、
経験からして、この沢に限っては、あまり効率的ではないのだな~。
長い林道歩き、堰堤を越えてからも比較的緩斜面が続き、
そして、ようやく高度を上げ始めると、急な細い尾根を登らなくては為らないからね。

そんな訳で、今回もノミオ沢を登ります。
前半の登りの写真が無いのは、
たぶん柄沢山の東斜面を滑った時にカメラ落としてしまったから・・・。

平日登山はやはり空いてます。
日曜日のあの込みようが嘘の様です。雲天前の国道には1台しか停まってません。
オイラは、今日は、柄沢を滑って来る関係から村の方から沢に向かいます。
そんな訳で、車は、村の入り口と深沢橋の中間くらいの路肩に駐車。

サービスで地図を載せました

板を担ぎ、除雪された車道を歩きます。
今日も出足が遅かったので自然と速足に成ってしまいます。
結局、キャンプ場の管理等みたいな大きな建物の所まで除雪させていて、
そこからスキーを履きます。
くもり空も次第に晴れて行き気温も上がっていきます。
二日前に通った時は無かった大きなデブリと言うかブロック雪崩と言うかが、
行く手をふさいでおります。
疎林を通過してノミオ沢の入り口辺りは危険地帯なので、素早く通過です。
真っすぐ沢通しに進むと沢の流れが出ています。
先日みたいに右岸側を巻いて行けば問題無いけど、
今回は、威守松山から伸びている尾根に突き揚げているシュートを登ります。
先日も書いたけど、ここは以前クラックに落ち込んで酷い目に有った所です。
嫌な感じだな~と思っていいたら、案の定また隠れクラックに落っこちて仕舞いました。
急で狭い所は、板を外して手に持って登りますが、大した距離では有りません。
意外とすんなりと稜線に出られます。
柄沢方面を見ると、痩せた尾根を登って来る方々が見えますな~。

苦労している感じです。オイラはのんびりと尾根歩きです。
景色も良い感じ。

しかし良いお天気ですな~。やっと春が来たって感じですよ。
県境の稜線に飛び出しても、暑くも無く寒くも無い丁度好い陽気です。
写真撮影をしている先行者のスノーボーダーの方と挨拶を交わして、
群馬県側の雪庇とクラックに気を付けながら柄沢山に向かいます。

余りはじっこに寄らない様に

この、オイラが映っている写真は、このスノーボーダーの方が撮って下さったものです。
なんでも、この方々3人ともオイラのブログを読んでくださっているとかで、
「もしかしたら、あの人 とんば じゃね~?」って事で、「写真を撮ったので見てください」
と、コメントを下さったので、有り難く使わせて頂きました。

ここから行けるな

この辺りは、結構でっかい雪庇が出来るので、
植生の見えている所から外れない様に進みます。
大丈夫そうな所から斜面を物色します。
スノーボーの方々もこちらに登ってきます。

今回の目標は、コツナギ沢の急斜面でしたが、オイラのスキルでは無理です。
結構クラックも入っているし・・・。
そんな訳で、さっき覗きこんで良さそうだった所からドロップインです。

ヤッホ~


斜滑降で感触をつかみターンを始めたらいきなり雪質が変わり、
思いっ切り後傾に成ってバランスを崩したけど何とか立て直してターン。
上部の急斜面は結構雪質が安定して居らず、リカバリーの連続。
調子に乗ってきたら、オープンバーンを快適にクルージング。
雪庇がもし崩れた時の事を考えて、流路に成りそうな所は素早く横切ります。
結局、標高差300m位の滑りです。
適当な所で、切り上げてシュプールの写真を撮ろうとカメラを探ったけど有りません。
いつも入れて置く、胸のポーチのオープンポケットの中に入っていません。
何時もは、ちゃんとジッパーの有るポケットに入れるんだけど・・・。
どうやら、飛び出しちゃったらしいです。

また下手くそお絵描き

仕方が無いので、たまたま持っていたiPodのカメラでパチリ!。
お気に入りのカメラなので、諦めが付かずシュプールに沿って登り返しながら探す事にします。
自分の滑って来た痕跡を辿りながら登っていると色んな事が見えてきます。
あ~ヤッパリ右ターン苦手なんだな~。お!ナイスリカバリーとか、
自分を褒めたり、けなしたり。

でっかい雪庇だな~。こんなのが落ちてきたら即死ですな。

こんなのが落ちてきたら・・・


しかし、カメラは見つからず、ドロップインポイントに着いちゃいました。
「もしかしたら、シールを剥いでザックに仕舞う時落としたかも」と、行ってみたけど有りません。
そうこうしていたら、スキーヤーの方々が三人程上がっていらっしゃいました。
諦め切れないけど仕方ないので、少しお話をしてから山頂から柄沢に滑り込みます。
こちらも結構な急斜面ですが、雪質が安定しているので滑りやすいですね。
スノーボーダーの面々もここからドロップインしたみたいでシュープールが着いています。
しかし、何という攻撃的なラインを引いて行くのだろう。
この斜度をあんなに直線的に滑るんだからかなりの滑り手ですな。



板掴みが潜んでます

斜度が緩んで来たら、妖怪板掴み が出没して全然滑りません。
もう、どうにでもなれって感じでいい加減にワックスを入れて来たからな~。
フッ素入りのは高くて買えないので、安いベースワックスを入れただけなのでね~。

腹減った~

この滑らない雪のだらだら長い帰り道は苦痛です。
カメラを失くした喪失感と相まって尚更辛いですな~。

無事にご帰還

まあ新しい斜面を滑れた事だし、良しとしよう。
今日も無事帰って来れました。

山の神様有難う。

カメラ返して~(泣)。

それから、写真を撮って下さったizumiさんどうも有り難うございます。
またどこかでお会いしたら声を掛けてください。

2012年4月15日日曜日

賑わいを横目に

昨日の肌寒い雨の日が嘘のように晴れました。
家を出た時には濃い霧で、さて本当に晴れるのか?と思ったけど、
登山口に向かうと徐々に晴れて青空が広がる。
今日は、そう言えば日曜日だね~。道理で人気のお山だけあって路駐の列。
大体遅く出かけて来たのが悪いんだけど、
お山の入り口からはるか遠く停めなきゃいけない感じ。
うんざりしながら駐車の先頭に向かっていると、
何とか停められそうなスペースを発見してトンバ号をねじ込む。
出発は8時半・・・。遅いよね。

この林を抜けてノミヲ沢へ

一体どれだけの人が山に入っているんだ?。
もうすっかり嫌気が差しちゃってまたもや行き先変更。
一昨昨日と同じコースってのも芸が無いので一つお隣ノミヲ沢に向かう。
多くの足跡やスキーの跡は巻機山方面に向かっているけど、
さすがに、知れた名前のコースとは言えノミヲ沢に向かう跡は少ない。


ナメ滝に清冽な水が投げれ落ちる

沢の入り口付近は危険地帯なので、さっさと通過しなければならない。
今にも落ちてきそうなブロックがこっちを狙ってる。
今日は、風も無いので一気に雪が柔らかくなるので急がねば・・・。
春の訪れと共に雪消えは進み沢の流れが顔を出す。
此処は結構早い時期でも流れが顔を出している所なので、雪消えも早いのだろう。
先行者はこの流れを嫌って手前のシュートを登って南側の稜線に出たらしい。
あそこは、オイラが以前酷い目に有った所・・・。

流れの左岸を巻くように高度を上げると開けた台地に出る。
隣の深沢もそうだがこの辺は本当に気持ちの良い地形で注目されて無いのが勿体ない。
静かな時間が流れるパラダイスみたいな所。

4人グループなのかな先頭の人雪庇の上を歩いてる。危ないよ。
先行者の皆さんはやっぱり威守松山からの稜線から現れた。
恐らく柄沢山から柄沢を滑るのだろうが、確かに長いアプローチで柄沢を詰めてくるより、
ノミヲ沢から柄沢山に出て滑り込んだ方が効率はいいよね。
分かっていらっしゃる。

あのお方たちはやはり柄沢山に向かいました。

オイラは、斜面開拓の為に居頭山に向かいます。
まっ白い台地上の斜面を横切り、越後越路の鞍部から一登りで居頭山です。
米子頭山と柄沢山の間に有る地図に名前も載っていない小ピークです。
本日の目的はここからのドロップインです。

沢底まで標高差400m

居頭山から下ゴトウジ沢に落ちている斜面が今日の獲物。
一昨昨日の斜面よりは急斜面な感じなので、注意が必要ですが、
今日の雪質なら問題無さそう。
準備を整えて1mほど飛び降りてから滑り出しです。
数ターンは緩い尾根の上を滑り雪の状態を感じてから急斜面にドロップ。

いや~想像していたより急斜面で完全にビビって腰が引けた情けない滑り。
雪もあまり滑らないし、握れば水が滴りそうな重い雪に手を焼きました。
2度ほど転倒しました。この斜度で転ぶと結構ビビります。

笑われそうな下手くそなお絵描きです

さすがに高度差400mは滑り甲斐が有りますね。
オイラの技術はこんなもんですか~(泣)

さて、先日と同じ尾根の側面に取り付いて登り返しです。
まだオイラのトレースが消えずに残ってました。
シュプールもうっすらと見えてます。
本当に今年はこの斜面は当たり年だね。
いつもならこの時期だとクラックが入ったり雪崩れたりしてる所なんだけどね。
今日も楽しく滑らせていただきました。

米子頭山に向かっての登り返し
今日は、米子頭のピークには立たずに、
側面を回りこむようにして風這いと呼ばれる鞍部を目指します。
この斜面は以前から目を付けていたフキノ沢から上ゴトウジ沢に落ちている綺麗な斜面です。


米子頭の側面をトラバース

遠く巻機山には多くの人影見えます。
本当に今日は大賑わいの様ですね。
当初は何とか追いついてびっくりさせたろ~と思っていたのですが、
あの車の数を見たらそんな計画もすっ飛びました。

さて目標の斜面ですが、素晴らしいですね~。
今度ぜひ滑りに来たいです。ここも深沢を使って登ればすぐだし、
帰りは栂ノ沢を滑れば楽しいしね。

 新雪が腐って重く成っている

ここで失敗しましたね~。風這いまで行っちゃうと栂ノ沢に滑り込めないんだな~。
西斜面に出てから仕方ないので斜め上方向にトラバースして滑り出しポイントに向かう。
新雪が日に照らされ重く成っているけどさっきの斜面に比べれば怖い物無じゃ~
上部は滑らない雪に手を焼いたけど、中間部辺りからは快適。

この木巻機山を登っていると目立つよ

先日のオイラのシュプールが薄らと見えるので、
過去のオイラとセッション。
栂ノ沢のシンボルツリーで一休み。


デブリを避けつつ

米子沢と合流してしまうと、楽園気分から一気に現実に引き戻される。
汚れたデブリを避けつつ、ストップ雪に手を焼きつつの帰り道。
ちゃんとワックスを塗って来たのに妖怪板つかみの餌食に成っちまう。
鳴り物入りで新発売された例のワックスはこんな業態でも効くのかな?。

さてさて、まだまだこの山域には、天国のような斜面がいっぱい有ると再認識。
う~ん、ここから出られない。

しかし、天気が良すぎて顔がヒリヒリするな~。春だね~。


2012年4月12日木曜日

まあまあ良い一日


まったく~この時期にしてはパッとしないお天気が続いたり、
天気が良くても野暮用で出かけられなかったりで、
本当に久しぶりのお山です。

思いつきで手に入れたチャリンコで馴らし走行でも・・・、
と思ったけど、やはり足はお山に向くんだな~。

出かけるにしても、行く所ってやっぱり裏山な訳で、平日のお山を独り占め~。
と、思ったけど先客有り。駐車スペースに3台有り。
丁度割れ横乗り板と楽ちん山ビンスキーのお姉ちゃん二人が出発するとこでした。
お姉ちゃん達「おはようございます~」
オイラ「あ!いらっしゃいませ」・・・癖が抜けない。

独り旅だと思っていたけど先客が居たんじゃな~。
気が変わって行き先変更で、一丁ヤッタルカ~コースにスキーを向ける。

風に煽られて雲が流れる

歩き始めは、雲が支配していた空も徐々に青空が大勢を占める様に。
沢底は風が当たらないので汗がダクダク出る。
そして、何時もの斜面に取り付くと背中からビュンビュン風に煽られて、
汗は引っ込んだけど寒く成ってきた。
相も変わらずこの斜面は誰も滑った形跡なしで、綺麗なもんよ~。


さすが百名山! 平日でもお客さん来ます。

お隣には、皆さんのお目当ての山がそびえております。
目を凝らすと人影が見えます。
お姉ちゃん達はそんな早い訳無いから、その前に出た人たちでしょうな~。

稜線までもう少し この時期にまさかのアイスバーン

稜線が近付くと風は強さを増して、雪面も大分アイシーに成って来た。
ザックを下しシェルを着込み、手袋も軍手から革製のやつに替える。
あともう少しで稜線なんだけど、スキーでは上がれないので、
板を脱ぎ手に持って、凍った雪面を蹴っ飛ばしながら何とか這い上がる。

ほっと一息

ここから先は上州でやんす。
稜線を境に、この先は柔らかい雪で緊張もほぐれる。
何度も立った稜線だが、辺りの景色の見とれて時間が過ぎて行く。
チョックラ腹ごしらえをして、シールを剥ぎ、ブーツを締め上げてドロップインの準備。

いい斜面だな~。秘密の雪園。

登って来た斜面と反対側の上州方面に滑り下りて、登り返してくるのです。

昨年来た時は、ここから先はクラックが見えたので、
良さそうなドロップインのポイントを探して手間取ったが、
今年は、このまま滑り込んでも良さそうなので行っちゃいます。
写真では緩やかに見えるけど実際は結構な斜度です。
真っすぐ突っ込まずに斜滑降で様子を見ながら・・・。
上部は、少しウインドパック気味で早速引っ掛かって転ぶ。
徐々に重たい湿雪に成り、そこそこ滑り易く成ってきて、ターンを重ねてボトムへ。

一気にって訳には行かず、結構ドタバタした

結構な高度差だけど、滑るとあっ!という間だね。
荷を降ろしてしばらく休憩。
腹も減らないけどゼリー飲料とポカリで一息付いて、再びシールを貼り登り返しの準備。
登り返しは、滑走した斜面の北側の大きな尾根の側面を登る。
しかし、ここらは何処も彼処も滑走欲をそそられる良い斜面ばかり。
時間と体力さえ許せば何度でも滑りたい。

栂ノ沢 ここを降りると米子沢

眩しい青空の下。シュプールをチェックしたり、次回の獲物を探したり登り返して、
ピークに辿り着く。
ここから越後側に滑り下りる訳だが、
登って来た斜面からは随分離れちまったので、何時もの場所を滑るとするか~。
ここは良い斜面なんだけど、稜線からはすぐには滑りこめない。
這い松帯をツボ足で降りて、斜面が開けたら滑り出す。
お天道様は随分高く成ったが、吹き付ける風の影響でパックされた雪。
急斜面のウインドパックは苦手である。
ジャンプターンで割っても内足が引っ掛かってすぐ転ぶ。
しばらくは慎重な滑りが求められるが、高度を下げると快適なザラメ雪。

風が当たらない所は滑りやすい

今までのストレスを発散するように軽快にターンを刻む。

この辺が一番楽しいのだ

このミズナラの樹を過ぎればあと少しであの有名な沢に合流する。
それまで、気持ちの良い斜面をショートで刻んだり、
切ってみたり充分に滑りを楽しむ。
沢に降りたら数本のシュプールが有る。
どうやら先客の滑った跡みたいだけど、こんなデブリだらけの所を滑る気に成るね~。
オイラは、登る時チェックして酷い時は滑らないけどな。
でも、何年か前の小雪の時は、流れが埋まり切らず、
板を脱いで水流を渡りながら降りて来た事も有るから人の事は言えないな~。

いつもこの格好ですな~

斜度が緩むと、ストップ雪に板を掴まれて、ヨロヨロぐたぐたで楽しくない。
どうも弱ったね~。弱って疲れた脚にはこたえるね~。
まあそんな訳で、へろへろでご帰還。
満足いかない場面も有ったけどまあまあ良い一日。

2012年4月8日日曜日

山と自転車


新年度に成り、今年度より地区の役員の番が回ってきました。
まあこれと言って大変なことは無いのですが、
区費の集金やらそれに関する金銭管理、行事の相談や準備、
またそれに伴うごちゃごちゃした事で結構休日がつぶれちゃいます。
今日も良いお天気だと言うのに・・・・。
まあここで愚痴ってもしょうがないか。

そんな訳で、サクッと用事を済ませて坂戸山に行ってきました。
このところ運動不足なので、ちょっと身体をいじめて喝を入れてきますかね。
目標は3往復ですが、登り始めると雪に覆われた道は楽チンすぎます。
標高の割には急登が続きキツイ山なのですが階段状の登山道は、
のっぺりとして負荷は少なめです。

晴天の休日とあって賑わっておりました。
知り合いの顔もちらほら有りまして、
お話しているうちに何故か4往復する羽目に成っちゃいました。
流石にきつかったけど、心地よい疲労感です。



遅い昼飯を取って帰宅すると荷物が届いておりました。
3号車を一人前のチャリンコにしてあげるパーツです。
疲れてるけど早速取り付けます。


まずは、ボトルゲージです。これにはツールケースを入れます。
このツールケースには予備のチューブと工具と、
CO2カートリッジ式の空気入れを入れました。
むかし、チャリ小僧の時ロングライドに出かけてパンクで困った事が有るからね~。
このカートリッジ1個で700×23Cのタイヤを高圧充填できるそうです。
しかし、高校生の時に北海道チャリ放浪してた時、1日に4回パンクした事が有ったので、
パンク修理セットと手動のインフレーターは必要になるかもしれません。
まあこれから考えますか。


それから今回、整備用にスタンドも買いました。
ロードバイクにはスタンドは付いてないもんね。安くて華奢だけど充分です。



そして、何と言ってもこれです。
ツイッターのフォロワーのTさんから頂いたLookのビンディングペダル!。
本々付いてきたペダルのトゥークリップが使えな過ぎて、
ビンディングペダル欲しいな~とつぶやいたら、
「使ってないのが有るからあげますよ」ってな訳で、有り難く頂いた物です。
色もぴったり合ってなかなか良いですよ。
当然シューズも注文済みです。


夜間走行は今のところ考えて無いけど、念のためにLEDのテールランプ。
こういった保安部品はケチらない方が良いのではないかな~。
前方にもハンドル部分にLEDライトを取り付けられるパーツも今回購入しました。



それから、有っても無くてもどうでも良いけど、
スピードメーター?も買いました。
積算距離も出るのでメインテナンスの目安に成るし、
モチベーションの維持にも成るからね~。

これでやっと3号車もやれば出来る子に成りました。
さて、こいつに乗る時間が有るんだろうか?。