自己紹介

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夏は登山 冬はテレマークスキー。 歳なので、身体が、そろそろ言う事を聞いてくれなくなりつつ有ります。 でも何とかだましだましやって行こうと思ってます。

2014年12月30日火曜日

今シーズン2回目の滑り。八海山


冬季の勤務が始まって、初めての休日。怒涛の10連勤で、滑りたくてウズウズしていた。
八海山にでも滑りに行こうか・・・と考えて居たところに、またもやTAKEさんから‘滑りに行かない?’とお誘いが有り、有り難くピックアップして貰い滑りに行く事に成った。
何だか今シーズンは極端な天候。予報は雨。覚悟の雨合羽とゴム手袋で武装して出かけたが、八海山は辛うじて雪。湿った雪。

現地でルサンチマンさんと合流して始発のロープウエイで山頂駅へ。浅いがパウダーです。予想外!。整地でNTNの性能チェックの積りだったが、粉が有ればそちらへ行っちゃうんだな~。チャンピオン エキスパートと第3ロマンスを利用して回す。そのうちに、前倉ゲレンデオープンの放送が流れたので、そちらへ覗きに行く。下の方の否圧雪バーンは湿った雪で滑り辛い感じだが、オイラは大好物な感じ・・・。NTNは剛性が高いので安定感が有りリカバリーが効く。でもそんなに劇的な変化は体感できない。高い買い物だったな。

前倉ゲレンデを調子に乗ってぶっ飛ばしていたら、視界のブラインド側に滑っていたスキーヤーに突っ込んでしまった。後ろから突っ込んだから非はこちらに有る。お互い怪我は無かったから良かったものの、一つ間違えば大変な事に成っていただろう。あまり調子に乗って飛ばしすぎない事だね。反省しきり・・・。

楽チン整地ランも飽きたので、またもや上に上がって滑るも、既にオイラの脚は限界です。とてもTAKさんには付いて行けません。

12時過ぎに上がる事に。もう、らくらくコースをプルークで脚を労わりながら下山。

足の無いオイラを連れて来てくれたTAKEさん有難うございました。


今回、NTNの欠点?が発覚。越後の湿雪だと雪がプレート部に詰まって氷化してどんどん高下駄状態に成り操作性に違和感が出る。こまめに板を外して突っついて取り除いたやらないと気持ち悪い。こう結う物なのかな?。






2014年12月7日日曜日

初滑り2015シーズン 奥丸

この冬は暖冬小雪傾向との見解が出て居た。確かに普段の年と比べると寒い日は少ない様な気がして居たのだが、やはりそこは豪雪地帯なんで、油断して居ると痛い目に会います。
降りました降りました。一晩でどっさりとね。

事情により、しばらく自動車の運転は控えねば成らない身なので(別に悪さをした訳ではないですが)、今シーズンの初滑りは、まだまだ先だな~なんて、諦めムードで居たところ、事情を知っている友人のTAKEさんより、「車を回しますので滑りに行きませんか」との有り難いお誘いがあり、これ幸いと「行きます!乗せてって下さい!」と成りました。

それにしても、まだ滑る気に成って居なかったので、何にも準備は出来て居ない。今シーズンから導入のNTNビンディングの付いた板は、まだベースワックスを2回入れたばかりなので、果たして滑るのやら・・・。一応取って置きのフッ素入りの滑走ワックスを入れてはみたが・・・。
ウエアー関係も仕舞いっ放しで、防水加工もしていない状態。
取りあえず、一通りの用具を引っ張り出して準備完了。

TAKEさんが迎えに来てくれる時間までに家人の為に、豆炭こたつに火を入れ、朝食を食い、家の前をざっくりと除雪して荷物を携えて道まで出ると、大雑把にしか教えて居なかった待ち合わせ場所にピンポイントで待って居て呉れて、ピックアップして貰って、いざ奥只見丸山へ向かう。しかし、降り過ぎですな~。里でこんな感じなので、別世界の奥丸はどんな事に成っているのやらね。

案の定、シルバーラインの長いトンネルを抜けると、そこは別世界であった。1.5m位の積雪が有りそう。それも昨夜ドカっと降ったらしきフレッシュな雪。そしてまだ降り続いている。お陰で、スキー場スタッフは大変な状態が予想されたのだが、案の定、無料駐車場の除雪は間に合わず、普段有料の駐車場を無料開放してくれて、ゲレンデサイドに横付け出来て楽ちん。


オイラは、NTNのブーツと板を初使用で、TAKEさんは、今シーズン新調した4FRNTのセミファットの板。この状態だと、オイラも太い板を持って来た方が良かったか?と後悔したが、実際は、オイラの持っているお祭り板程度では、どうにも成らない状態だった。

降り過ぎて8時のオープンは8時50分まで延期。スタッフは大慌てで準備してる。オイラも同業者なので、分かりますよ。待ちますよ。待ちますとも。


準備が完了して、リフトに乗って上に上がる。凄い状態です。雪が有るのに圧雪出来て居ない。
第一リフト終点脇で圧雪車が死んでいる。こりゃ下山もリフト下り線利用確定だね。
第二リフトに乗り継いでさらに上に。まだパトがネットを掘り出している状態。こりゃ駄目だわ~。(結局人力では無理だったらしく、整備車両2台投入してネット上げしてた。)
放送では、今日の営業は、かもしかCコースのみとの事。なんと!。

「まあ適当にショートカットしながら行きますか」と、新雪に突っ込んだらボトムレスで身動き取れない状態に成って仕舞いました。浮力の有りそうなパウダーボードのお兄ちゃんたちもあちこちでもがいてる。こりゃ下手に突っ込んだら溺れ死んじゃう。そんな訳で、狭いコースの滑走者の密度の濃い所をぐるぐる回す。徐々にコースは荒れて来て色んなものを避けながら、時には滑走ラインが読めないボードのお兄ちゃんに突っ込まれて、コース脇で沈したりで、すいすい行くTAKEさんには付いて行けない。遅れて来るオイラを乗り場で待って居て貰う感じ。



こんな状態では、NTNの乗り味を検証する事もままならない状態だが、前後のスタンスをタイトにして後ろ脚に若干多く過重すると切れる感じはした。もっと広い斜面をハイスピードで滑ってみないと分からないが、楽しい予感。

しかし、こんな雪が有るのに1コースのみの営業って事は無いよな~。おじさん疲れちゃうぞ!。
12時にオイラがギブアップして、「ラスト1本にしましょう」と泣きを入れて初滑り終了。


リフト係の知人をからかいつつ、下り線乗車で下山。

帰りに足代の代わりに小出でラーメンをごちそうして、家まで送って頂き帰宅。声を掛けて頂いて、お礼がラーメン一杯で申し訳ありませんでした。ありがとうございましたTAKEさん。良い初滑りが出来ました。

そうそう、スキーも面白かったけど、線下の雪の状況を観察するのが結構おもしろかった。朝一で見た降りたての雪が、潰されてしぼんで行き、斜面に着いている雪は重力に逆らえずに、ずり落ちてクラックが出来、そんな風に降りたての雪が変化してゆく様を観察できたのが面白く、また怖いと思った。雪って生きてるみたいだと思ったんだな~。