自己紹介

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夏は登山 冬はテレマークスキー。 歳なので、身体が、そろそろ言う事を聞いてくれなくなりつつ有ります。 でも何とかだましだましやって行こうと思ってます。

2010年11月29日月曜日

この歌を聴いて思い出した


トイレの神様/植村花菜


紅白に初出場って事で話題のこの歌ですが、歌の中盤辺りでのおばあちゃんのお亡くなりに成る件(くだり)で、「まるで私が来るのを待っていたかの様に・・・ 」って、ところが有るが、オイラは飼い猫が死んだ時、似たような経験をしたんだよな~。


もう何年前に成るかな~。こいつが死んじゃってから・・・。
今の飼い猫「まるこ」の父親の「チロ」です。
身体が大きくて、どっしりと構えて、辺り近所の猫達を仕切っていた親分肌の猫でした。
人間に対しても全く人見知りをせず、かと言って媚びた所も見せず、惚れ惚れする良い男でした。


こいつが家に来た時は、まだ手のひらに乗る程のちっこい赤ん坊で、家族皆で可愛がって育て来ました。そのせいか、自分は人間だと思っている節が有り、時折見せる表情は笑っちゃう位に人間染みてました。

若い頃は、散々喧嘩をして傷だらけで帰って来たもんです。
そして、辺り近所にやたらと白い子猫が増えちゃって・・・・。お盛んだったようです(笑)。

そんな、チロ親分も寄る歳波には勝てず、すっかり爺さんに成り、足腰も弱って介護が必要に成っちゃいました。
家族で一番の仲良しのオイラは、食事の世話やおむつの交換など、すすんでやっておりました。
そんな日々がしばらく続き、日に日に衰えが進み逝く日が近づくのが解る様に成りました。

ある日、出勤するオイラはいつもの様に寝たっきりの奴の頭を撫ぜてやったのですが、その日はもう目も開けずに、尻尾を軽くぱたぱたと動かすだけでした。「あ~いよいよかな」と後ろ髪惹かれる思いで仕事に出かけて行きました。
その日に限って、ナイター番(冬季はスキー場に勤務)で、気にはなっていたんだけど遅い時間の帰宅でした。
大急ぎで帰ってみたら、もう呼びかけにも反応しない様な状態でした。
「チロ大丈夫か?」と頭を撫ぜたら、少し目を開けオイラの顔を見て微かな声で鳴き、そして旅立ちました。
「お前が帰ってくるのを待ってたんだぞ。きっと。」家族は口々にそう言って泣きました。

この歌を聴いた時、この事を思い出してウルウルしましたね~。




2010年11月22日月曜日

面倒くさい

日曜日、お山から帰って来て「そろそろやんなきゃな~」と思っていた
スキーのお手入れを始めました。

へたくそな割に、板は沢山持っているので大変です。


一組づつコツコツとやります。

昨シーズン板を仕舞う時に掛けた保護ワックスを剥がして
リムバーで古いワックスを落とします。
そんな必要ないのに・・・。何でやっちゃったんだろう?。
ついでにエッジも研いじゃいましょう。

リムバーを使っちゃったもんだから、ベースを1から作り直し~(泣)。


今シーズンからワックスは、マツモトワックスに変更しました。
安いし、低温で溶けるので滑走面にも優しいのでね。

取り合えず、ベースワックスを掛けては剥いでを3回繰り返し
滑走ワックスを掛けました。
今回手を入れたスキーは、初滑り苗場のかき氷用のスキー。
あと、パウダー用、普段乗り用、山用 細板などなど
まだまだ沢山有るな~。めんどくせ~。

・・・・でもそれが楽しかったりして。


2010年11月21日日曜日

落ち葉を踏んで 高倉山

晩秋の貴重なぽかぽか日和に低山散策で高倉山に行って来た。
さすがに朝早くだと肌寒いので、「少し暖かくなってから」と、のんびり出発。
近所のお山なので、トンバ2号(チャリ)に跨り出発!。


朝霧の中をのんびりと漕ぎ進むと次第にぽかぽか。
良い準備運動です。
・・・そんな事言って居られたのは始めのうちだけ。
登山口の忘れ去られた別荘地はチャリではかなりの急な登り坂
既に汗だく、呼吸は荒く成り準備運動の域を超えてます。(泣)

先客は車3台です。
高いお山は既に雪化粧なので、こんなマイナー山でも低山は賑わいます。

何時もの通りに軽装で登ります。
カメラとドリンクをウエストバックに入れ、足元はいつものトレランシューズです。


既に汗だくなので、のんびりと秋のお山を満喫しながら登ります。
紅葉の時期は終わり、落ち葉をガサゴソと踏みながら
日の差し込む明るい森の中を進みます。
ポカポカ陽気は気持ちまでほっこりさせてくれて
ひと時現実から離れて飛んでいるような気分にさせてくれます。


山頂に着くと先客の方はお昼でした。
わんこ連れの方もおりました。

オイラはしばし山頂からの眺めを楽しみます。
前回来た時はパッとしないお天気だったけど、今日は最高!
八海山が意外と近くに見えます。雪もこのところの陽気で大分溶けちゃいました。


八海山スキー場もまだ雪は有りません。
今年は、何回パウダーに当たるかな~。


巻機山は逆光に輝いています。
稜線には雪煙が舞っているので大分風が強い様ですね~。
babaの兄貴大丈夫?
今日は兄貴が巻機山に登っているようです。

ぐるりと眺望を楽しみ山頂を後にします。
そうそう、大事な事を忘れる所だった。
今年こそは、ネコブ山の大斜面を滑るべく、ルートの確認です。
やっぱり、雪崩の巣みたいなダムの周回道路を行くのは一寸嫌だな。
観光センター脇から山越えで下津川に降りて桑ノ木山に登り返すか
直接ネコブ山に登り返すかだな。
なかなかハードなルートだね。
何だか燃えて来たぞ~。



2010年11月16日火曜日

3回降ると・・・

今回の寒気でまたしても裏山は薄らと雪化粧。



我が家から見える裏山(巻機山 牛が岳)。




それから・・・言わずと知れた八海山。

これで3度目の雪化粧です。
昔から、「八海山が3回白く成ると、里にも降りて来る」と言われてます。

次の寒気が来たら、初雪かな~。

そろそろ本格的に冬モードですな~。

2010年11月7日日曜日

本日も晴天なり 巻機山登山

良く晴れた日曜日。晴れているんだよね?濃霧で解らないぞ~。

先日の降雪で近くの山も雪化粧をして冬の気配が・・・。
昨夜のスキーフィルムセッションで気分は一気に高揚して、雪の感触が懐かしく成って来た。

mbabaの兄貴は八海山に行くらしい、オイラはどうしようかな~裏山にでも行って来ようかな~。
裏山って?・・・勿論 巻機山です。



朝、うだうだしていたら8時を過ぎてしまった。
まあ、サクッと登れるお山だから慌てる事は無いので、しっかり朝飯を食って薄めたスポーツドリンクを持って出発。
お昼は帰って来てから食えば良いので、菓子パンを一つ持って出発~。
清水集落の辺りは紅葉の見ごろだね。この辺りの山は赤い色が多いね。綺麗~!。

桜坂の駐車場に到着しましたが、思ったほど駐車してないな~。時間的にオイラが最後くらいだと思うんだけど。
出発は8時50分。ちょっと遅いかな。
時計を忘れて来たのでこの先は時間の感覚があいまい。


登り始めると、この辺の紅葉はお終いらしく、既に落葉した木々が目立つ。
カサコソと落ち葉を踏みしめて歩く(走る?)。
気温はそれ程低くないのですぐに汗が出始める。短パンで良かったかな~。足元はトレランシューズって訳にはいかないだろうから、トレッキングシューズなのでちょっと重い。


早い人はもう下って来る。多分昨晩は山に泊ったんだろうな~。
緩やかな斜度の登山道をひょいひょいと順調に登り続け、天狗岩を眺めながら一休み。
ヌクビ沢は最近登っていないな~。ちょっと沢コースと尾根コースの分岐で迷ったが、この時期は水に濡れるのは嫌なので大人しく尾根コース。米子沢も魅かれたけど先日の遭難騒ぎも有った事だし、沢靴も持ってきてないのでちょっとね~。


物見平の手前辺りから雪が出て来た。散々人に踏まれて締まって歩き易いね。
久しぶりの雪の感触・・・フッフッ。


ニセ巻から見た巻機山だけど、思ったより雪が無いな~もうちょっと有ると思ってたけど。
でも、結構ブサ尾根は積っているので、もう一降りすれば滑れそう。


はい、御機屋に到着~。先客の若者たちはお昼の成っ最中。楽しそうで良いね。今流行りの山コンってやつ?。装備が怪しいぞ。この時期の山をなめんなよ!。
・・・オイラも、他人から見れば随分なめた格好してるから他人の事は言えなかったりして。


うん!確かに話題の山頂標識が有るね。
一体全体誰がこんな所に標識を建てちゃったんだろう?。思いっきり間違っているので撤去した方がいいと思う。
そもそも、標識を立てるのに許可って要るのかね?。ここまで来る途中にも、やけに細かい何とか大学が建てた何合目の標識が有ったけど、必要無いよね。自己顕示欲丸出しのお節介標識はうざったいだけなんだけど・・・。

三山がくっきり見えますな~。babaの兄貴は八海山を満喫してるかな?。先週登った中ノ岳も大分白く成った。


牛が岳には行く気に成らなかったけど、割引岳にチョッくら行って来ます。
気に成る斜面が有るので、事前偵察です。
雪も結構有って、冬っぽく成って来ました。

う~ん、やっぱり一般コースを登って来てドロップした方が楽そうだな~。でも後で車の回収が厄介だな・・・・ブツブツブツ。


セルフタイマーで自分撮り。ちょっとお疲れ気味の情けない姿。
雪の上を歩く時はサングラスは必需品です。意外と紫外線に弱いんだオイラ。


吹きさらしの山頂付近に長居は無用なので直ぐに元来た道を引き返す。
雪の上はヒョイヒョイと歩き易いので、どんどんと高度を下げて行く。
時間が解らないが、結構いいペース降りて来た。
空は青空、小春日和でぽかぽか。
落葉して日差しが差し込む林の中を気持ち良く駆け下りる。
でも、軽登山靴は走り辛いね~。フィット感が無いと言うかトレランシューズに比べると思いきって飛ばせない。
それでも桜坂の駐車場から割引岳の往復3時間50分。タイム的にはもっと縮められるけど、楽しくない辛いだけの山登りに成っちゃうので、この辺が限界だね。
デジカメのデーターで見たところ、桜坂から御機屋まで1時間50分 御機屋から桜坂まで1時間20分だった。
ツイッターには4時間50分って書いちゃったけど、1時間間違えていた。8時50分に出て12時40分に帰ってきたから3時間50分だよな?。


清水は紅葉の見ごろ。

どうも先日買ったコンデジは綺麗な色に撮れないな~。
Kodakのリバーサルフィルムの様な渋い色に映るんだけど、実際はもっと鮮やかで綺麗だったぞ。










FILMERS THE SESSION SKI FILM PREMIER SHOW

ともかく、こんなイベントをやってくれたまこちゃんをはじめパーマークのスタッフの諸君。



2010年11月1日月曜日

今季最後の中ノ岳

このところ秋雨前線の影響で天気がはっきりしない。
おまけに、日曜日にめがけて台風までやって来て折角の日曜日の予定が立たなかった。
それでも、いつもの習慣で起きたら空を見上げる。
悪くなさそうな天気なので、居ても立っても居られなくなり、朝食後パッと支度をして山に車を走らせる。
昼前に帰って来れそうな山で、登り応えが有る山となると・・・中ノ岳か。


初雪は降ったが、大した事無いだろうと踏んで、足元はトレランシューズ、持ち物も最小限のいつものスタイル。
登山口の十字峡には、7時半だと言うのに先客は1台しか停まっていない。
天気や、降雪、やたらとうろついて居る熊さんを警戒しての事か。寂しいもんだ。
おそらく、日中は紅葉見物の車で賑わうとは思うが・・・・。


どうも今年は紅葉が遅れ気味な感じがする。十字峡付近も色づき始めと言ったところだ。

それにしても、今一つ身体の調子が悪い。
先日の風邪も完治していないし、仕事の疲れも溜まっているので記録の更新ははなから諦めていたが、それでも其れなりのペースで登り始める。
この時期にしては、気温も高く、汗が引っ切り無しに滴り落ちる。


身体の動きは鈍くピッチは上がらないが、それでも一合あたり15分のペースを維持する様に努力をする。
高度を上げるに従い、木々色づき、やがて落葉し何時もなら視界が利かない林の中にも日差しが注ぎ、また違った感じで気分が良い。
しかし、病み上がりのせいか、仕事の疲労のせいか、ペースを維持するのがかなり辛い。

5合目手前で先行者に追いつく。
しかし世間とは意外に狭いもので、その方は何とTwitterでお世話に成っている@ressenti_mamさんであった。
あちらから声を掛けて頂くまで気が付かなかったのだが、しかし、こんな人気のない山で、登山者は我々2人だけという状態でお会いできるとは、奇跡に近い。世の中は面白い。



彼は、寝不足で身体に力が入らないので、チョッと仮眠すると言う事なので、先を急ぐ事にする。

生姜畑を過ぎた辺りから、先日の降雪の溶け残った雪が登山道に点々と残っている。
足首程度の深さなので、トレランシューズでも気にはならないが、そこに熊の物らしき足跡が・・・。
まあ古そうな跡なので、近くには居ないとは思うのだが、チョッと警戒してしまう。


天気は、相変わらずに曇りベースだが、意外と視界が利く。
最近は余り見える事が無いのだが、遠く日本海に浮かぶ佐渡が見えた。



辿り着いた山頂からの展望は余り利かなかった。
丹後山辺りは群馬側から湧きあがって来たガスに巻かれて良く見えない。
荒沢 越後駒も今一つ。でも、八海山はくっきりと見えた。



山頂までのタイムは2時間30分で、一般的なタイムだったけど体調が悪いにしてはそこそこのタイムか?。
辺りをぐるりと見渡して、写真を撮って10分ほどで山頂を後にして下山に入る。

登りには苦にならないが、さすが下りだと雪に脚を取られて滑ってしまう。
何度か尻もちを付いて尻はびしょびしょに濡れてしまい気持ち悪い。
7合目の小天井の辺りで、仮眠を取って登り始めたressenti_manさんに出会う。
しばし立ち話。
初めてお会いするのに何だか話は尽きない。
しかし、余り長い時間脚を停めさせてしまうのも悪いので、程ほどの所で切り上げて「また何処かでお会いしましょう」と別れ、再びそれぞれの方向に歩きだす。



5合目辺りまでは、ぬかるみに足を取られない様に慎重に足を運ばねばならないが、それ以降は乾いた落ち葉をカサコソと踏みしめて軽快に下って行く。
裸の木、紅葉、色づき始めの木々と降りて行くに従い山の様子が変わり面白い。
こんな風にめりはりが有ると時間が経つのが早く感じる。
しかし、今日はタイムアタックという訳では無かったが、往復5時間40分という平凡なタイムだったので消化不良気味だったな~。
もう、山は冬支度だな~。
今季の中ノ岳も今日が最後かな~。