トイレの神様/植村花菜
紅白に初出場って事で話題のこの歌ですが、歌の中盤辺りでのおばあちゃんのお亡くなりに成る件(くだり)で、「まるで私が来るのを待っていたかの様に・・・ 」って、ところが有るが、オイラは飼い猫が死んだ時、似たような経験をしたんだよな~。
もう何年前に成るかな~。こいつが死んじゃってから・・・。
今の飼い猫「まるこ」の父親の「チロ」です。
身体が大きくて、どっしりと構えて、辺り近所の猫達を仕切っていた親分肌の猫でした。
人間に対しても全く人見知りをせず、かと言って媚びた所も見せず、惚れ惚れする良い男でした。
こいつが家に来た時は、まだ手のひらに乗る程のちっこい赤ん坊で、家族皆で可愛がって育て来ました。そのせいか、自分は人間だと思っている節が有り、時折見せる表情は笑っちゃう位に人間染みてました。
若い頃は、散々喧嘩をして傷だらけで帰って来たもんです。
そして、辺り近所にやたらと白い子猫が増えちゃって・・・・。お盛んだったようです(笑)。
そんな、チロ親分も寄る歳波には勝てず、すっかり爺さんに成り、足腰も弱って介護が必要に成っちゃいました。
家族で一番の仲良しのオイラは、食事の世話やおむつの交換など、すすんでやっておりました。
そんな日々がしばらく続き、日に日に衰えが進み逝く日が近づくのが解る様に成りました。
ある日、出勤するオイラはいつもの様に寝たっきりの奴の頭を撫ぜてやったのですが、その日はもう目も開けずに、尻尾を軽くぱたぱたと動かすだけでした。「あ~いよいよかな」と後ろ髪惹かれる思いで仕事に出かけて行きました。
その日に限って、ナイター番(冬季はスキー場に勤務)で、気にはなっていたんだけど遅い時間の帰宅でした。
大急ぎで帰ってみたら、もう呼びかけにも反応しない様な状態でした。
「チロ大丈夫か?」と頭を撫ぜたら、少し目を開けオイラの顔を見て微かな声で鳴き、そして旅立ちました。
「お前が帰ってくるのを待ってたんだぞ。きっと。」家族は口々にそう言って泣きました。
この歌を聴いた時、この事を思い出してウルウルしましたね~。
4 件のコメント:
飼っている動物が死ぬのは
いつも悲しいの〜。
だから、オラは一緒にいるときに
めいっぱい可愛がってあげるようにしています。
勝手なエゴかもしれませんが
安らげる場所と飼い主に出会えて
幸せなのかも
と、思っています。
いい話だの~
朝っぱらからウルウル
しちゃったいや
たまに寄ったらこの日記かい・・・
泣かせるんじゃねーよ!!!
チクショウ。。
コメントを下さった皆さんありがとうございます。
今思うに、こいつは今まで出会った最高の友達だった様な気がします。
・・・なんだかこれ以上の事は書けないな~
ごめんなさい。
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