天気予報では朝からあまりパッとしない予報だったので、越後駒のロングルートはちょっと気が乗らなかったので、ゴロゴロしてようと思ったのだが、朝目覚めてみると外は晴天。
天気の崩れが遅れているみたい。こんな日にゴロゴロしてちゃ勿体ないので、近場でサクッと行って来れそうな所を引出しからリストアップ。
金城山かな~。
板にワックスは入れてルーフボックスに投げ込んであるし、食料さえ調達してしまえば準備はO.K。
昨年初めて滑った金城山大倉沢。中間部にデブリ地帯は有るものの全体を通してみれば楽しい所って印象だったので家からすぐの手軽さも有り足を向けた。
金城集落の最奥のお宅の脇に駐車して出発。昨年は初めてという事も有り、地図読みのまずさも有り沢の入り口の辺りでかなりロスタイムをしてしまったが、今回はすんなりと進んでいく。
沢と沢に挟まれた台地状の地形の上を行き、大倉沢に入って行く。
沢の流れが出ている所を見るとやはり小雪の影響が出ているようだ。
慎重に大丈夫そうなスノーブリッジを選んで渡り、登って行く。やがて、前方にデブリが見え始めたが、想定済みとはいえ大規模過ぎる。とてもシール登高など出来やしないので、ザックに板を括り付けて落石対策にヘルメットを被り左右の残雪の様子を気にしながら、もしも崩れて来ても大丈夫そうなラインを選び、一刻も早く危険地帯を抜けるべく逃げるように登って行く。真新しいデブリが大規模に覆っているから、気温の上昇と共に崩れ落ちて来るか分からない・・・。
・・・この状態からすると、とても滑って降りれない。
危険地帯を抜けると気持ちよい斜面が続く。
ハーフパイプ状の地形を詰め上がると稜線に出る。雲の流れが速く風も強い。
風を遮る所で一休みして、昼飯を食う。
知られてはいないマイナーなルート。デブリの影響を考えるとお勧めはしないがタイミングさえ合えばかなり楽しいルートであることは確かだ。
さて、降るかね。滑り出しは40度位有るかな?。パイプ状の壁に当て込んでのスライド気味のターンは楽しい。ここは北斜面なのでしまった感じの雪質で良い感じ。
日の当る斜面は深めのザラメ雪。ターン毎に湿雪スラフに成ってずり落ちて来る。雪質に合わせてターンを変える。決して人様に見せられるような滑りのテクは無いが、自己満足出来ればそれでよい。
デブリ地帯は、滑れそうな沢の側面を使い高度を落とし、どうしても無理な所は板を手に持ち突破し、危険な個所を抜けると、ストップ雪の緩斜面から杉の林の中へ。快適な滑りではないがこんな所で板をシャッフルしながらだらだら滑るのが楽しいと気づく。
用水路の水で、汚れた板を洗って半日のショートツアー終了。状態は良くなかったけど、それなりに楽しかった。
さてハローワークに行って来るかな。
行動時間 5時間13分
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