平成23年3月11日午後 東北地方太平洋岸を大きな地震が襲いました。
それと連動したのか解りませんが、12日早朝長野県北部を震源とする地震も・・・。
テレビに映し出された光景は、これが真実の映像なのか疑うほどの信じがたいものでした。
多くの命が一瞬のうちに消え去ってしまう・・・。恐ろしい自然の力を見せつけられました。
ここ、南魚沼市でもかなりの揺れを感じましたが、
幸いにも大した被害は無く、平常の通りに1日が始まりました。
何時もどうりに出勤して、リフトで自分の配置場所に向かう途中から眺めた景色です。
雪庇が崩れています。
雪面にはひび割れが・・・。
拡大して見ると解りますが内部から突きあげられて割れ目が入った感じです。
ひび割れは、そこら中に有ります。
山全体の雪面がが割れています。
地震が引き金に成った表層雪崩もそこら中に有ります。
急斜面では全体が大きく崩れて全層雪崩と成っています。
勿論、ここはコース外でスキー場の営業には差し支えない所では有りますが、
スキー場以外の山も、この様に非常に不安定に成っていると思われます。
現に、休憩時間に割れ目付近にスコップでピットを掘り、ブロックを作り叩いてみたら、
割れ目に沿って縦に崩れました。その割れ目は地表まで続いていました。
まあ、元々この付近の山は地盤が悪く地震の揺れをもろに受けて、
雪の斜面にクラックが入ってしまったのかも知れませんが、
大きな揺れを感じた山でもこの様な雪面の破壊が起きているかもしれません。
今シーズンは山に入るのは控えるべきかもしれません。
2 件のコメント:
しげです。ごぶさたでした。あなたのブログたまに覗いているので、僕はそんなでも無いような気でいます。
今シーズンも子供とスキー場に通ってました。
12日の土曜日、一人山に行くチャンスが有り、1月の降雪時より守門岳の雪庇を見たく、支度をしてはいたのですが、11日の東北、12日朝の栄村、津南の地震等ですっかり気持ちが萎えてしまっていました。
あなたの写真を見て、行かなかったことが正解だったと思いました。
今春も山本山散歩で、スキー終わるかも。
ご安全に
しげさん大変ご無沙汰しております。
全く大変な災害ですね。毎日、テレビで報道される惨劇に心を痛めております。
このブログに載せた写真は、職場のスキー場の有る山の状態です。
このひび割れは、長野県北部地震によるものか、東北地方の大震災によるものかは解りませんが、山全体の雪が粉々にひび割れていました。これが、地盤の弱いこの山にだけ起きたのか、そのほかの山にも起きたのか解りません。
近いうちに、巻機山にでも様子を見に行って来たいと思います。
勿論安全な尾根コースをたどります。
「こんな時節に山スキーでもないだろう」とも思うのですがジッとして居ても何の役にも立たないので・・・。
行って来たらまたブログで報告したいと思います。
素人判断は危険かも知れませんが。
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