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夏は登山 冬はテレマークスキー。 歳なので、身体が、そろそろ言う事を聞いてくれなくなりつつ有ります。 でも何とかだましだましやって行こうと思ってます。

2014年6月15日日曜日

ロングライド 200km

梅雨の晴れ間の日曜日って予報を聞き、さて何をしようかな? と仕事をしながら考えて、案が2つ浮かんだ。土曜日の夜に成ってようやく決めて。比べると比較的楽そうなチャリンコロングライドをやることに・・・。

どうせやるなら って案は以前から考えて居て、距離的にはロングと言うと200km以上って感覚を持っていたので、それに見合う距離の周回コースを立案済み。
コースはこう。
 
自宅~十日町~上越~8号線を北上 柏崎~長岡~自宅

ルートラボでコースを書くと、距離的には大体200kmなのでこのコースに決めた。
初っ端の八箇峠はキツイが良い準備運動だろうし、ここを超えてしまえば、それほど大した峠道は無いので気は楽である。

ワンデイチャリンコ旅の持ち物は簡素。普段なら 携帯 必要最小限の工具とスペアチューブ2本 カメラ お金位でしょう。小さめのウエストバックに収納できる。が、今回は試しにGPSでログを取る為にネクサス7を持って行ったので、大きめのウエストバック。普通はスマホで事足りるのだろうが、オイラは未だにガラケイなもんでタブレット頼りなのだが、必要はなかったネ。
靴は先日ビンディングペダルをノーマルペダルに交換したままで、元に戻して居なかったのでソールの硬いトレランシューズで行った。ロングライドは結構補給などで、チャリを降りて歩きまわる事が多いのでかえって良かったみたい。実は未だにビンディングペダルの有用性を感じて無いので何でも良い気がしてる。
服装は、一般的なサイクリストの服装は嫌いなのでワークマンで買ったコンプレッションアンダー風の長袖の上にユニクロの薄手のポロシャツ 下は4XUのロングスパッツの上にこれまたユニクロの7分のパンツ。サングラス サイクルグローブ ヘルメットは当たり前!。
コンビニに入ったりその辺を見て回ったり、一般の方と関わる時あんなピチピチのシャツとオムツみたいなパットが入ったもっこりパンツでは絶対変だと思う。オイラは、ストイックな自転車乗りの方とは違うので・・・。

暑く成ると嫌なので、涼しいうちに距離を稼ぐ為に早起きして4時半に自宅を出発。お決まりのとおりに すき屋 で朝食を取り、まだ目覚めない身体には厳しい八箇峠越え。やはりチャリは使う筋肉が違うので苦しい。心肺機能は問題無いが臀部やハム筋が悲鳴を上げる。
早朝と言う事も有り、車の通行量が少なく助かる。
何とか登り切り、一気のダウンヒル。スピードが出ると荒れた路面は凄く怖い。ブレーキを握りしめて上手く調整しながら下る。

信濃川を渡る

十日町に出て、信濃川を渡り国道253を上越方面に向かう。松代 大島辺りの起伏や長いトンネルを進み上越市に入る。途中から柿崎方面に抜けても良かったが、距離調整の為に、8号線に合流するまでこの道を進む。

遠くに妙高山 火打山が見えますね~。

浦川原の池のほとりの公園で一回めの休憩を入れる。
尻が痛く成らない様なポジションを模索。骨盤を立て気味にして鳩尾が下に向くようなポジションなら痛みは和らぐのに気付き大変楽チンに成った。

懐かしい思い出の駅

8号線に合流して柏崎方面へ向かう。しばらく進むと平行して走る線路の犀潟駅を発見して、立ち寄ってパチリ。ほくほく線の終点駅です。昔ここまで電車で行き大きなザックを担いで歩き旅をした事を思い出す。こんな駅舎だったっけ?。忘れちまってるな。

平地を行く道とばかり思っていたが、意外と細かなアップダウンが有る。でも、登山とは違い、下り坂は休めるのでダメージは少ないな。

やがて、道は海岸線へ。

海だ~。

あまり海への憧れは無いのだが、悪くない。海風も気持ち良い。
国道ばかり走って居てもつまらないので、脇道にそれて集落の生活道へ入ってみたりして道草を食う。海水浴場では浜茶屋を立てる準備が始まって居た。もうすぐ夏。

もうじき夏ですね~

景色の良い所で休憩を入れながら中々良いペースで走り続ける。
気が付けば、遠くに見えて居た米山の麓を通り過ぎて柏崎へ。ここで、本日初めての補給。今はコンビニがあちこちに有るので、幹線道を走って居る限り補給の心配はいらない。良い時代だね。昔、チャリ旅してた頃は、田舎の方だと小さな商店や食堂が頼りだったのだが、結構日曜日は休みだったりして困った事が有ったな~。

陽は高く成って、道路からの照り返しも有り結構暑く成って来たが、風を切って進むし、まだ夏の暑さとは違うので、わりと快適。
柏崎の市街地を抜けて曾地峠を越えて長岡へ。
峠のトンネルを抜けてから、長岡市街地までが結構長い。下り基調なので楽チンなのだが、そろそろ自転車に乗って居る事自体が飽きて来た。

フェニックス大橋って・・・もっと良い名前無かったの?

ようやく高速道路付近まで降りて来て、今年新しく信濃川に掛かったフェニックス大橋を渡りたくてそちらに向かう。渡ってしまうと、直ぐそこにパーマークが有るので、立ち寄って挨拶がてら休憩。たまに顔を出さないと「君は誰?」なんて事言われそうなのでね(笑)。

ご無沙汰しております。

すっかり長居してしまい、名残惜しいが、まだ50km位残ってるので「また来るよ」と言い捨てて帰路に着く。お日様は真上にギラギラ。
通い慣れた道をチャリンコで帰るのは何だか惨めな気分だけど、これはこれで一興かと・・・。

適度に休みを入れて来たので、疲れた感じはしない。それなりにカロリーは消費してるんだろうけど、全然筋肉疲労的なものは無い。勿論それなりのダルさみたいなものは有るがね。
途中で徒歩で日本一周をしている青年を追い抜く。大きな荷物を背負い、旅の垢が付いたカッコ良い姿。羨ましい旅の姿。「がんばれよ!」と有りがちだが、それ以上言いようの無いエールを送る。
和南津付近から国道を離れ田舎道へ回る。道端の木陰で休憩。

まだそれほど暑くないが木陰は有り難い。

思えば、走りに出ると必ずと言って良いほど パンク と言う災難に見舞われるのだが、今回は、何事も無く順調に来ている。しめしめと思った矢先に、どうもフロントのタイヤが重い感じ、突き上げた時にリムのガツって衝撃を感じる。スローパンクチャーだな。またしても・・・。
丁度、小出高校付近の川岸を走って居たので、体育祭を見学しながらチューブ交換。穴の開いたタイヤには小さな穴が開いていた。何か細い針状の物を踏んだみたい。
しかし、高校の体育祭は熱いな!羨ましい熱さ。昔は有った熱さ。

どんな時もこの景色を見ると帰って来た気がする。

冷たいコーラを一気に飲み干し先週走ったマラソンコースを今日はチャリで走り、余力を残して帰宅。
パンク修理をした時にタイヤを外したせいか、メータのデーターが飛んじゃったが、走行距離は約200kmで所要時間は休憩込みで10時間半程度。普段使わない筋肉を使った割にそれ程酷い疲労は無い。路面からの衝撃も自転車の車体で吸収されるので、人様にはダメージ少ない。
たまに気分転換的に行うのには良い運動かと思うが、それ程魅力的なアクティビティでは無い気がする。景色の良い未知の土地を旅の足として使うのには良いと思うけどね。






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