何だか年を増すごとに山行日数が減っている様な気がする。その代わりと言っては何だが、内容は徐々にハードな方向に向かっている。体力も衰えて来ているはずなのに無茶なことばかりをやっているな~。
最近は、ラン系のレースなどにも首を突っ込んで、夜のランニングの内容も濃く成って来ていて、脚は慢性的に疲労している感じだ。
この先、駅伝やらトレランのレースなどが続き山に行ける機会も減るだろうし、今が一番良い時期なので、天気予報を信じてまたもやのロングルートの越後裏三山に行ってきました。
前回は駒ケ岳からの反時計回りで歩いたので、今回は荒沢岳起点の時計回りで行ってみます。
珍しく目ざまし時計に起こされるまで寝て、睡眠はたっぷり取れて寝起きも爽やかな感じ。準備は出来ているので、コンビニで買い出しをして、Perfumeを大音量で聴きながら銀山平に向かう。
荒沢の登山口の駐車場に到着し、車中泊の方の迷惑に成らない様に素早く仕度を整えて出発。星が綺麗だ。東の空も明るく成り始めている。
登りだしてすぐに、先行のグループを追い抜く。やはり疲労続きの脚は切れが悪くなかなか脚が上がらない。明るく成って来たのでヘッ電と体温調整の為にウインドブレーカーを仕舞う。
朝日が昇り紅葉の山肌を照らして綺麗だ。前嵓の岩場を慎重に登って尾根道に出る。放射冷却のせいか?霜柱が立っているので大分冷え込んだようだね。
今一つペースが上がらずに、荒沢山頂まで2時間も掛ってしまった。先が思いやられる・・・。
さて、山頂で感慨に浸っている余裕はないので、荒沢~兎の縦走路に脚を踏み入れる。本当によく整備された道に成ったもんだ。笹や草は根元から刈られていて非常に歩き易い。ドンガラ山の会の方をはじめ有志の方々の苦労の賜物だ。感謝せねばなるまい。以前は廃道状態だった道を、こんな素晴らしいトレールに仕上げて下さったのだからね。昨年来た時は灰ノ又~荒沢岳の手入れが比較的薄いように感じたが今回走ってみたら完ぺきに仕上がっていた。そう言えば前線基地的なテン場後がそこここに有ったな~。御苦労様です。頭が下がります。
源蔵山下のテン場には、まだ一組滞在中だった。仲間のinoさんも昨晩はここに泊まったはず。彼の事だからとっくに出発しただろうな~。巻倉山の手前でスライドした方に「どなたかとすれ違いましたか?」と尋ねたら「その先のテン場に泊まって駒から降りるって人とすれちがったな~」。間違い無く彼だ、さてどこら辺で追いつけるかな?。
お天気は荒れる感じでは無いが、薄い雲にお日様が見え隠れして今一つすっきりと晴れてはくれないし、おまけに結構風が強いのでウインドブレーカーを着て手袋をはめる。経験的に冷たい風に当たり続けると体力の消耗が激しいのでその辺りは注意が必要だからね。
綺麗な紅葉を眺め、動かない脚をだましながらようやく兎岳に到着。荒沢~兎まで2時間と踏んでいたが、結果は2時間10分まあまあこの間は予定通りだが中ノ岳までの登りが結構応えるんだよね。荒沢~兎間の道に比べるとこの辺りは手入れが悪いね。人手不足なのでしょうが無いかな。道の手入れの苦労は分かるから、勝手な事は言えません。
動かない脚を引きずって、やっとの思いで中ノ岳到着。山頂に着いた途端に「あ!とんばさん」と綺麗なお姉さんとイケメンのお兄さんに声を掛けられる。「はい。あの~。どちらかでお会いしましたっけ?」。
何と、
春に柄沢山でカメラを失くした時に「カメラ落ちてませんでしたか?」とオイラが尋ねた方でした。お二人、よく柄沢山周辺で滑っているらしく、オイラのブログも読んで下さっているとの事。
別に先を急いでいる訳では無いのだけれど、気を効かせてくれたのか、早く先に進んで下さいと話を切り上げて下さった訳だが、オイラとしてはもっと情報交換などをして話して居たかったな~。
また何処かでお会いしたらゆっくりと話しましょうね。
避難小屋を覗くと地元の山岳会の連中が小屋の掃除をしていた。もう小屋仕舞いなのかな?。ちょいと挨拶をして、駒ケ岳への縦走路に向かう。気持ち良く駆け下りて手ごろなピークで景色を見ながらおにぎりを頬張る。そう言えばスタートして腹に入れたものは、シリアルバーを一個とshotz1個のみ。不思議と腹が減らないが、ぱくぱくと3個たいらげて重い腰を上げて、前に進む。う~ん紅葉が綺麗だな~。
おや?前方のピークで誰かがこっちを見ているぞ!っと思ったらinoさんじゃありませんか。漸く追い付きました。昨晩はかなり冷え込んで参ったと言ってましたが、山で泊まるのは羨ましいな~。オイラはしばらく山中泊して無いので、またでっかい荷物担いで歩きたくなりました。
短い会話を交わして、オイラは一足先に行きます。
脚は終わってもいい頃なのに、何故かこの辺りから調子が出て来て天狗平から駒ヶ岳までひょいひょいと登り山頂へ。数人休んでいますがこの山にしては数が少ない様な気がしますね。もう皆さん降りちゃったのかな?
オイラも長居は無用なので、駆け下ります。小屋周辺にも数人程度しかいません。
長いだらだらの下り坂をてくてくと進みます。
小倉山の分岐で「とんばさんですよね?」と声を掛けられる。「あ、はいそうですが・・・」またしても思い出せない。「昨年裏三山縦走中に会った歯医者ですよ」思い出しました。この方もオイラのブログを観て下さっているそうです。有りがたいことです。何故か皆さんオイラを急きたてる様に「早く行きなさい」的な感じで・・・。別に今日はタイムアタックしてる訳では無いのにね~。(笑)
しかし、この道は長いな~脚が棒に成りそうです。さすがに嫌に成りかけた頃、やっと 銀の道 の降り口の分岐に差し掛かりました。途中で道行山から降る事も考えたけど、前回歩いた時のこの道の印象が良かったものだからここまで来ました。
その昔、銀山平で採掘された銀を運んだ道なので、非常に歩き易く手を加えられていて疲れた脚でも楽に降りられる気がします。
思いの外早く銀山平まで降りて来て、時計を見ると、何とか10時間切れそうです。石抱橋の脇にひょっこり出た銀の道に別れを告げて、車道をジョグでとんば号の待つ荒沢岳登山口まで向かいます。
今回も色んな出会いや再会も有って面白い山歩きでした。