本当に今年は雪消えが遅いです。
結構近場で遊べるのでオイラは嬉しいんだけど、仕事関係はちょい問題が・・・。
さて今日は、以前から狙っていた斜面に向かいます。
いつも通りに国道脇に駐車してきたんだけど、
桜坂まで除雪してあったみたい。…残念。
以前はGWまで除雪が入らなかった事も有ったのにな~。
大賑いに成るであろう巻機山には目もくれず深沢を目指します。
幾つか堰堤を巻いて最後の堰堤を越えた所から沢に降ります。
今朝の冷え込みで少しクラスト気味ですが、行ける所までシール登高。
今朝は、時間がかかるかも・・・と思い早出をしてきたので、
まだ朝日を拝めません。
シール登高は無理っぽく成って来たので、ザックにスキーを装着して、
歩いての登高に切り替えます。
硬いといってもアイゼンが要るほどの硬さでは無いのでそのまま行きます。
すごく良い所なんだけど誰も居ない・・・。
またもやひとり旅ですね。
本当に滑った形跡なしなんだけど、勿体ないね~。
まあ隣に山スキーのメッカみたいな有名な山があれば仕方ないか。
絶対こっちのほうが楽しいと思うんだけどね~。
知る人ぞ知る みたいな感じで、オイラの秘密のゲレンデなんだな~。
有名コースになったら困るからこのままで良し!。
お隣のノミオ沢からこっちの深沢の本沢に滑りこめそうだな。
あの緩斜面を辿ってくるとここに出るのか~。
今度来てみようかな。
さてもう一頑張りで稜線に出れるけど、
這い松やシャクナゲの隙間を縫って這い上がらなきゃならんな~。
ここの雪は結構硬いのでキックステップ3回で足場を作るから結構時間がかかる。
ふ~やっと出た。
あや~狙ってたラインが・・・。
雪庇が崩れちゃってるな。
仕方ないので良いドロップポイントを探そう。
ここが良いな。
居頭山の隣の1809mのピーク。
場所が決まったらしばらく休憩だ~。
今日は風も弱いので奥利根の山々を見ながらマッタリ~。
さてと。準備を整えて下ゴトウジ沢の源頭部の斜面に滑りこみます。
東側の斜面なので朝日を浴びていたのでだいぶ柔らかくなってますが、
滑り出し部分はまだ表面が硬い部分があり、
ターンに気を遣います。急だしね。
ターンで削られた雪が、バラバラと落ちて行きます。
高度が落ちるたびに滑りやすい雪質に変わりヤッホ~な滑り!
370mをあっと言う間に滑り下りちゃいました。
う~ん満足。
斜度が緩んだ所で滑走中止。しばし休憩。
再度シールを貼ります。
さてこれから滑った分、しっかり登り返さなきゃ。
登りは、トトンボ尾根の側面を登り、米子頭山に向かいます。
クリックで拡大します |
トトンボ尾根よりシュプールチェック。
しかし、感が冴えているね。ここしか無いというライン取りだ。
結構色んなラインが取れそうなんだけど、クラックが有ったり、
雪庇が崩れそうな所が有ったりで、本当にここしかないって感じ。
上から眺めると良く解る。
このデカイ尾根がトトンボ尾根。
以外とあっけなく登り返し終了。
そんなに時間は掛からなかったので、山頂でまた休憩。
ここから、深沢山という小ピークに移動して、そのまま深沢を滑るか、
米子沢に向かって落ちている栂ノ沢を滑るか判断しなきゃ。
栂ノ沢は北斜面なので多分まだハードバーンだと思うけど・・・。
う~ん、行っちゃえ!
なんとかなるべ!
這い松帯を少し歩いて降りてそこからドロップイン。
思った通りのガリガリの急斜面。
ミスったら滑落必死なので、慎重に行く。
ガリガリという音だけ響く。いやな感じ。緊張~。
2月に巻機山より撮影 |
斜度が少し緩くなると攻められる。
こうなると面白くなる。
ずらしてスピードを調整するが、結構出ますよ。
沢底に降りると快適なザラメゆきなので、のんびりクルーズ。
のんびりと言っても攻めて滑るんだけどね。
栂ノ沢のシンボルツリーを横目に一気に米子沢の合流点まで滑る。
米子沢の中は、デブリだらけ。
この時期なら当たり前なので、困りはしない。
側面をトラバース気味に滑ったりで対処できる。
汚れた雪は滑らない。
白い雪は滑る。
いい気に成って滑ると突然ブレーキが掛かる。
慣れっこだけど疲れるね。
やはり桜坂の駐車場までは除雪は完了していて、何台か停まっていた。
そうとは知らずの、この車の台数は何ですか?。
シーズンだからな~。
皆さん自粛に飽きたみたいだね
オイラの知ったこっちゃ無いけど、やっぱり巻機山は大賑いだったろな~。
本日の行動時間6時間50分。
6 件のコメント:
お疲れ様です。
私は駒ヶ岳に行ってきました。
晴れて、いい眺めでした。
道行山経由、スノーシューで6時間45分でした。
※登りで3時間35分、山頂で15分、下り2時間50分
しかし、どうやったら6時間30分で往復できるんですか!(笑)
雅雄さん
お疲れ様です。
今日は良いお天気で最高でしたね。
今回は歩き重視の装備だったので速かっただけです。
スキーだと下りも速いしクロカンみたいな板だったので、平地も滑れるので速かっただけです。
スノーシューでその時間だとかなり早いですよ。
ほ〜!
巻機山の右隣に見えるお山だかの?
さすがに裏山だけあって詳しいものだて!誰もいね〜がんにの。
巻機山は大にぎわいだったみたい。
すごい車の数だのし!
いい天気で、さぞかし楽しかったろやの。
雅雄さんも駒ヶ岳に行ってきたみたいだども、速え〜の〜!
おまさんがた、いったいどうなってらんだいの!
オラも今度は晴れたら駒ヶ岳。
まあ、登りで5時間半はかかるろ〜の〜?
ばばさん
そうそう、国道から桜坂に向かって行くと正面に見えるお山です。
そこを登って奥利根方面に滑り下りて登り返してきました。
天気が良くて面白かったて~。
人っ子一人居ないお山で賑わっている巻機山を見物してました。
今でこそ、ネットなどでいろいろ調べられるどもに、あの時代はそんげのがはなかったなんが、好奇心と感を頼りに彷徨い歩いてここの斜面を見つけました。
その時の感動といったら言葉では言い表せらんねえですて。
そして念願の斜面を滑れたなんが、大満足だったです。
しかし、雅雄さんは速いの~。オイラはスキーだなんがあのタイムだったども、スノーシューであの時間だとかなり速いと思います。オラあの距離を歩いて行こうとは思いませんよ~。
とんばさん、オリジナルルートの開拓素晴らしいですね。
日曜の駒は山スキーの人が何組も来てました。
私と単独で歩いていた中高年の登山者以外は山スキー
の人達でした。
軽量装備(スポーツドリンク2リットル、ペットのお
茶、おにぎり3個、板チョコ2枚、PowerBar3枚、防
寒具は固いアウター、ミッドウェアー、インナーウェ
アー1枚づつ、12枚歯アイゼン、カメラな)なので早
く登れたのだと思います。
危ないかなー?と思ったりするのですが安定した時期
だし、道迷いもまず考えられないので大丈夫だろうと
軽めの荷物にして、さっさと登ってさっさと降りる。
途中でケガするとヤバイか...
それと山スキーの人達を見ていて「あんなに荷物抱え
た挙句に、板に重くて硬いブーツ履いて登れないよー」
と思ってしまいます。
しかし、帰りの相沢出会い-石砲橋が登る時と違って
長く感じました。
ばばさん、八海山お疲れ様です。
駒では中高年の歩きの登山者が一人登っていました。
私みたいながっついた登りでなく、マイペース&楽し
みながら、しっかりした良い感じの登山してました。
私の次に山頂に着いてました、おそらく5時間切って
いる(4時間半ぐらいか)と思います。
雅雄さん
オリジナルと言ってもネットで検索すると結構出てくるので、同じことを考えている人は結構いるみたい。
山スキーというのは、山登りとスキーを両方楽しめちゃう贅沢な登山形態なので、少しの苦労は苦労とは思わないのです(笑)。
しかし装備は何を持って行って何を置いて行くか試行錯誤は未だに続いています。
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