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夏は登山 冬はテレマークスキー。 歳なので、身体が、そろそろ言う事を聞いてくれなくなりつつ有ります。 でも何とかだましだましやって行こうと思ってます。

2019年4月29日月曜日

GW幕開け巻機山スキー登山

桜坂を5時50分出発 
春は確信犯的に沢を登って行く。例年よりは雪が多い感じがする。いつもは難儀する藪は埋まっており、すんなり沢に降りる地点に出る。この辺りの木々が途中からへし折られている。辺りにはデブリの跡も無い様なので新雪雪崩に巻き込まれたのか?


沢に下りてシール登高。先日のうっすら降った雪がまだ残っていて綺麗なもんだ。
やはり例年より雪が多い。この時期にアイガメの滝が隠れている。ここ数年と言うか、初めてかなこの時期に滝が見えないのは。昨年の小雪とは大違い 。


汚い雪やデブリは殆ど新しい雪で埋まっており多少の痕跡は有るものの、概ね登りやすい。単調登りだがほぼほぼ直登出来るので一般の尾根ルートよりは早い。割引岳のコルに出て、八海山方向を見ると里はすっかり春なのだが、ある程度の高さより上は雪が残り、この時期ならではの景色。
今年はやはり雪が多いように感じる。大兜山の斜面にも結構雪が付いているので行けそうな気もするが里のアプローチが問題。ネコブなんかすごくいい感じで行きたい気もするけれど、十字峡で歩くのがやはり億劫。根性出せば全然いけるんだけどね。越後駒はどうなんだろう向こう側の斜面はわからないけれどこの雪の多さからするとまだ行けそうな気がする。この時期に行った事ないから様子が分からないし想像できない。行ったところで見返りの少ない山だからやはりちょっと躊躇しちゃう。やっぱ遠征かけて尾瀬燧ケ岳や妙高の火打山辺りが無難なんだろうかな。毎年同じような所ばっかり行ってるから、そろそろ行ったことない山にも出かけなきゃな。


割引岳山頂でしばらく休憩して北側の斜面に滑り込む。まだ気温も上がっていないのでパック気味の斜面は上手く滑れないが、何とかボトムまで滑り降りる。
斜面を変えつつ登り返して滑るを繰り返す。意外と疲れない。北向きの斜面なので、雪はまだまだフレッシュ。 所々重いところ 硬いところのミックスではあるけれど、概ね気持ちよく滑れる 。


さすがに嫌になってきたので帰路につく。


オラの先に滑ったスノーボーダーが四人ニセ巻に登り返しているが、オイラは小屋裏から沢へ向かって滑ることにする 。


気持ちの良いオープンスロープなのだが、さすがに日に照らされた雪は激重ズブズブストップ雪でセントイライアスと3ピンではオイラのテクニックでは歯が立たず致し方なく斜滑降キックターンで高度を落としていく。下手に滑って転ぶよりは全然早いしビショビショの雪でも濡れない。不甲斐ないが、これも山滑りのテクニック。恥ずべきことではないと自分に言い聞かせる・・・
沢に降りても やはり雪質はあまり良くない。 登りの時は真っ白で気持ちよく登れた斜面が、やはりこの暖かさでびちゃびちゃのストップ雪に変わっていた。
右側の板に違和感が有ると思って見てみたら、ビンディングの取り付け部分のメタルのところが剥離していて、3ピンビンディングを板に直付けなので、柔らかいとは言えエクスカーションで捩じ伏せるように滑ってたのでついにこの板も逝ってしまったようだ。ゴメンナサイ下手な乗り手で。成仏して下さい。


結局いい感じで滑れたのは北側の斜面だけだったようだ。うっすら積もっていた雪も溶け下の汚い雪やデブリが顔を出してそこを避けつつ滑る。沢の下降点を斜めに登り板を脱がずになんとか台地に上がり、そこから藪の間を向けながら桜坂の駐車場へ帰り着く。
 どうも消化不良な感じはやはり有る。道具のせいにしないで、重たい雪も滑れる様に成らないといけないなーとは思う。それでも道具を選べば何とかなりそうだったな〜と思ってしまう自分もいる。ファットスキーだったらあの雪でも浮いて来て楽しく滑れたんではないかなあと思って少々後悔している。春は細板という経験則に負けてしまった。滑りを重視すると、ある程度太い板の方が春でも良いのだ。
そうは言っても一本は細いウロコ板を持っていたいのでまた探してみる事にするか。
この連休遠征に出かけたいのだが、車検やら自動車税やら何かと物入りなので先立つものはない。近場で遊ぶしか無いのかなぁ。

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