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夏は登山 冬はテレマークスキー。 歳なので、身体が、そろそろ言う事を聞いてくれなくなりつつ有ります。 でも何とかだましだましやって行こうと思ってます。

2016年5月15日日曜日

柏崎潮風マラソン

柏崎潮風マラソンを走って来た。
番長も出るって言うもんだから、勢いでエントリーしちまったのだ。
歳のせいばかり言い訳にしているけどな~。マジで、この頃は気力が失せて、何か目標を掲げないと、ついついトレーニングもさぼりがちに成ってさ~。
まあ、結局のところ、目標をたてても殆ど練習なんてしなかったんだよね。それで、その報いがやって来ちまったのです。


3年ぶり2回目のエントリー。前回は、なんとかサブ4を達成できたコース。浦佐山岳や津南ジオパークに比べるとアップダウンは有るものの、なんて事は無いコースと言う印象だった。

多くの参加者が遠方より訪れるので、駐車場の確保の為に、早めに出かけようと番長と相談して、迎えに来て貰って、いつもの すき家 で朝食を済ませて会場に向かう。
案の定、駐車場は、結構埋まっていたけど、何とか歩いて行ける所に停められた。遠い所だとシャトルバスのお世話に成るので、ちょっと厄介だからな。
今回から、エントリーは郵送でチップ付きのゼッケンを送ってお終いみたいで、手間がはぶける。でも、参加賞だけは、ゼッケンに着いてる引き換え券を提出して、貰うことになるので同じ様なもんだな。折角荷物を持ってやって来たのに、貰った参加賞をまた車まで置きに行く羽目に成って、番長にお願いして行って来て貰う。
オイラは、早々に着替えを済ませて、混雑を避ける為に手荷物預かり所に預けに行く。
朝から太陽ギラギラだけど、潮風が心地良く、ちょこちょこと走ったり、砂浜を散策したりして、時間を潰す。
レースの待ち時間は何故か短く感じる。あっと言う間に、スタートの時間に成る。さすがの大人数レース。スタート地点は人で溢れる。


先週、流石に心配に成って42.2km走ってみたんだけど、なんとか走り切れる事は確認した。目標のタイムは、04:15位かな~。殆ど走って居ない状態なので、良いタイムなんて望むべくもない。
スタート直後は、混雑していてチンタラしたペースで走り出す。
丁度良くバラけ始めたら、キロ5:20ペースで行く。今の自分の状態だと少し早いピッチだけど、前半に貯金を作る魂胆。


潮風マラソンと銘打っているけど、海をを見ながら走るのは僅か。国道を地下道を潜って渡り、コースはどんどん山の中へ。
帰路の難関となる、丘を越えて行き、田園風景の中を走って行く。沿道の応援や、エイドも嗜好を凝らしなかなか楽しい。中学生位の子たちがコスプレして水を手渡してくれたりね。


コースは、緩やかなアップダウンを繰り返しながら、田舎道を進んで行く。各集落の方も沿道に出て声援をおくってくれる。仮装して踊ったり、スコップを叩き鳴らしたり、ギターの演奏、サックスを吹いての応援、地元民の力でレースを盛り上げようと言う心意気が伝わって来る。

前半は、まだ余裕が有り、快調にイーブンペースで行ける。折り返しを終えたトップクラスのランナーとすれ違うように成る。
やはり、走りが違うね。当たり前だけど、凄いペースで走って来る。
地元のヒーローのK君もやって来る。エールを送る。

20km位の所で、既に折り返して来た番長とスライドする。
あの野郎、仕事が忙しくて疲れが溜まっていると言っている割には、速いじゃねーか。


あまり頑張らない様に走って来ても、何とか貯金を作って折り返す事が出来た。あとは、どれだけ粘れるかだね。
25kmを過ぎた頃から脚がだんだん重く成り、ポチポチと後ろから上がって来た人に抜かれる様に成る。お日様サンサンで暑いちゃ暑いが風が心地よくて気に成らない。外仕事だから慣れてるし。

この大会は、20km付近と30㎞付近にスペシャルドリンクを置けるんだけど、オイラは30㎞の所に 赤牛 とshotzを置いた。思いっきり温く成ったやつを流し込んで、最後の登りに掛かる。


まあ何て事無い坂道なんだけど、日頃の怠け癖の報いがやって来る。順調にトコトコ登って居たんだけど、もう少しで登り切るって所で、まず脹脛が攣った。ガツンと動けなくなりストップ。しばらく止まってストレッチしていたら何とか動ける様に成ったので、よたよたと歩いていたら、今度は太腿部が攣ってまた動けなくなった。脚が攣るって事は、ミネラル分の不足か、極度の筋肉疲労な訳だが、エイドでは意識して、スポーツドリンクを取り過ぎる位飲んだので、筋肉疲労・・・つまり怠けていた報いって事だ。

上り坂より下りの方が辛い。また無理をすると攣りそうなので、よたよたとスピードを落として下って行くと見覚えのあら背中が。
番長に追い付いちゃった。
あ~こいつもブレーキが掛かっちゃったんだな~。
「おい!どうしたんだよ~」 
「古傷の膝をかばって走っていたら、脚が攣ったので歩いてきた」との事。
2㎞位差が開いていたはずなのにな~。
この辺になったら、オイラも脚が完全に終わり、なかなか走れなくなった。番長は最後の頑張りを見せて、走り始めて、だんだん差が開いていく。もう追いかける気力も無く。ちょいと走ったら歩く繰り返しに成っちゃった。記録もどうでも良くなって、そう考え始めたら気力もぷつりと切れて、沿道の声援にも応える余裕が無く、ただただ、「早く終わんね~かな」と、トコトコ走ったり歩いたりで距離を稼いでいく。

 
それでもラストの2㎞はガンバって走り。長げ~な~ 早く終われ~ とかぼやきながら、それなりの最後の悪あがき。
お!ゴールの赤いカーペットが見えてきた。
脇をラストのスパートを掛けたランナーがどんどん追い越していくが、こっちはもう脚が動きません。
よたよたとゴール。
情けないレースをしてしまったが、何とか目標のタイムはクリアしたみたい。
最後の坂で脚が終わらなくて、そのままのペースが維持できていたなら、サブ4出来たのにな。
まあ、仮定の事をいまさら悔やんでみても仕方が無い。これも自堕落な生活の報いなのだから。
仕事が忙しくて、練習する暇も無い番長と違って、走る時間なんていくらでも有ったのに、それをしなかった自分が悪いのだから。

完走証を受け取り、芝生に腰を下ろして、頂いたバナナを食う。そう言えば、空腹感が無い。腹の中がチャプチャプしている感じ。必要以上に水分を取っちゃったのかね?。確かに、全ての給水所で何かしら飲んだり食べたりしていたからな。それもかえって身体の負担になったのかもしれない。

何とか動けるようになったので、預けた荷物を取りに行く。1時間半位前にゴールしたK君に挨拶して、荷物を受け取る列に並ぶ。50mくらい列が出来ている。結構ストレス。不慣れなボランティアの運営なので仕方が無いが、2列とか3列とかに並ばせてくれれば、ずいぶん違うのにな。
先方に並んでいた番長に待っていてもらい、とぼとぼと番長号に向かう。
お互いに不甲斐ないレースをしてしまった。特に、サブ3.5も狙える走力の番長は悔しいだろうね。
オイラは、不甲斐ないとは言え、目標クリアだから まあいいっか てなもんで、走りきった 終わってよかった 感でそこそこ満足しちゃってる。

沿道の声援 ボランティアスタッフのお仕事 感謝感謝!

これで、しばらくイベント的な事はないので、制約無く山に登ったりチャリに載ったり出来る。

記録 04:12:21
順位 447位 
カテゴリー(50~54歳)順位 69位
こんなもんか~。

4 件のコメント:

番長 さんのコメント...

お疲れさんでした。
津南のイメージが有ったのでサブ3.5は出来るだろうって調子に乗ってしまった自分がいます。
練習不足でしたね。
まぁこんな事もありますよw
またどこか行きましょう。レースでも山でも。海でもw

はまっピぃ! さんのコメント...

お疲れ様でした。
練習してないなんて言いながら4時間くらいでゴールしちゃうあたり、サスガです。
僕は日曜に久々に坂戸山に行ったら、登り35分かかりました。
駅伝まであと5か月…。

とんば さんのコメント...

番長

いや~お疲れでした~。
折り返し付近でスライドした時は、あ~こいつやっぱり早ぇ~やと思ったんだけどさw。
まあ仕方ないサ。
体調もあるしね。
悔しいのは傍でも感じるほどの負のオーラが出ていたので分かるよ。
俺も、練習不足を含めて、怠け者の自分に負けたね。
気持ちが切れてからは、辛くも無いのに歩いちゃったりしてたもんな。
コノママデハイケナイとは思っているんだけど、奮い立つ気持ちが無いのは歳を取ったせいかな?。
忙しそうだけど、暇が出来たらお供しますよ。こっちは年中暇なもんでw

とんば さんのコメント...

はまっピぃ!

いやマジで疲れましたよ。
やはりロードを長距離走るのは辛いね。
今年は、本当に走っていなくて、自分でもどれだけ出来るか分からなかったんだけど、DNFに成らなくて良かった~。
30km位からガツンと脚が動かなくなったんですが、やはりここら辺りからが、日々距離を踏む作業をしてこなかった影響でしょうね。前半は過去の体力貯金で何とか支払えたんだけど、もう尽きちゃいました。
何時までも若い気で居ては危険だと言う戒めの積もりで、こころして研鑽を積もうと決心した次第でありますw

駅伝・・・。