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夏は登山 冬はテレマークスキー。 歳なので、身体が、そろそろ言う事を聞いてくれなくなりつつ有ります。 でも何とかだましだましやって行こうと思ってます。

2015年8月2日日曜日

万太郎~蓬峠周回

朝4時15分に迎いに行きます と電話を貰ったのに、15分も早く番長はやって来た。
目覚ましに叩き起こされて、寝ぼけ眼のまま荷物を外に出しに行ったら、すーとやって来た。
荷物を出してからトイレを済まして、顔を洗って歯を磨いてと思っていたのに、来るの早ぇ~よ。
出した荷物をそのまま番長号に積み込んで、予定よりも早く出発。朝飯の牛丼を掻き込んで、途中で買い出しを済まし土樽に向かう。

久し振りの番長よりお山のお誘い。
「土樽から万太郎山~谷川岳~蓬峠の周回コースを歩きましょう。」

「いいね~。喜んでお供いたします。」となった訳です。

吾策新道の駐車スペースまで行ったら下山後の車の回収に時間が掛かる。オイラはいつも橋を渡ったカーブの所に路駐して徒歩で登山口に向かうので、その様にしたらどうですか?。
・・・。

登山口までトボトボ歩く

支度を整えていそいそと歩きだす。高速道路を潜りずんずん歩いて吾策新道に取り付く。今日は番長にペースを作って貰いましょう・・・だが、いきなりの急登をガシガシ登るもんだから、とても付いて行けない。息も絶え絶えでくっ付いて行く。とても持たないので一息入れた隙にトップを変わってオイラのナチュラルペースで行かせて貰う。普段は自分がガシガシ登って、ひーこら付いて来て貰っているのに勝手な事を言っている。

蒸し暑く朝日を浴びるので、既に汗だくである。
山々が霞んでいる。何だか蒸し暑い。う~ん夕立が来そうな気配する。
今日の仕事を見ながら頂きに近づく。さすがに高度を上げると蒸し暑さは無く成る。分岐の標識が遠目に見えてからなかなか近づかない。

これから山波を越えて行く。

万太郎分岐に着いて、山頂まで行く?と聞いたが、珍しいく いいです と答えが返ってきた。それならとここで一息入れて、せっかくの高度を落としてまた登り返す。稼いでは払い戻す。谷川岳までこれを繰り返す。
やれ今日は脚が上がらないとか、歳は取りたくないとか言い訳をしながら、歩いて行く。
肩の小屋でコーラを買って飲むと言う鼻先の人参で前に進む。右の脚を出し左の脚を出しこれを繰り返していれば何とか前に進んで行く。

山頂独り占めで有る。

ロープウエイが止まっているお陰で肩の小屋周辺はひっそりしていた。普段ならごった返している所だが、ベンチを占領して冷えたコーラをプシュとやる。暇を持て余した小屋番の方とあれこれとお話をして、それではまた参りますとザックを背負う。人影まばらな谷川岳を満喫する。いつもは人込みを嫌ってスルーするに山頂に長居する。この状態を見ると、いかにロープウエイ登山者が多いかと呆れる。

辺りに雲が多く成って来たので先を急ぐ。馬蹄形アタッカー風の方がやって来たので声を掛けると「暑いので諦めて引き返して来ました。」とのこと。夜間の交通規制が有って、早着きできずに、早朝早立ちで距離を稼げなかったのか?まあこの暑さなら賢明な判断でしょう。
茂倉岳まで時間が掛かって仕舞うようだったら、茂倉新道を降りましょうと番長様は行っておられたが、順調に歩けて余裕たっぷりなので、予定通りに行きましょうとの指示を頂く。ハイ、そうしましょう。

色とりどりの花を掻き分け進む

しかしこの山域にしてはスライドする方が少ない。暑さを警戒して山歩きを控えているのか?。たまに擦れ違う方も皆大汗をかいている。陽に焼かれると確かに暑いが、お天道様が御隠れになると、それ程では無い。有り難い事に雲が湧き始めて直射は免れてそれ程では無い。
数週前に歩いた馬蹄形縦走で苦労して登った茂倉岳の登りを今日は降る。登りはキツイが降りはらくだ。花の名前は知らないが、赤い花 白い花 黄色い花 夏の花が盛りである。

武能までの登り返しは、現れたお日様に焼かれ結構暑い。登り切った所で、遠雷の音が聞こえ出す。振り返るとモクモク雲が谷川岳上空に。こりゃヤバイと蓬ヒュッテに向かって駆けだす。オイラはまだ大丈夫とは思ったが、番長が怖がり出したから付いて行く。山は怖がり位が丁度良い。経験を遥かに超える現象が起きる所だから。

改築なった蓬ヒュッテ

改築工事を済ませた蓬ヒュッテに辿り着き空の様子を見る。見た限りでは雷雲が迫って来る様子も無いので最後の大休止。建物の内部を見学した後、残りの食料を綺麗に腹に納める。
水袋の残量を確認するともう殆ど残っちゃ居なかった。これだけ汗をかけば身体は水分を欲する。汗っかきの体質を呪うがこんな風に生まれて来たので居た仕方ない。飲みたい時に飲む。まあそれで良い。

水場で補充

後は降るだけ。途中の水場で冷たい水を口にする。必要無いが、空っぽの水袋を満タンにして背負う。優しい道をとぼとぼと歩く。

どうやら車に帰り着くまで雨に降られずに済みそうだ。


距離 約25km  タイム 8:38

4 件のコメント:

番長 さんのコメント...

大変楽しい山歩き、同行ありがとうございました。
脅かしの雷音には騙されましたが、それはたまたま運が良かっただけだと思ってます。
土樽起点のルート、良いですね。
体力あれば土樽起点での馬蹄形もありかな(笑)
またタイミング合ったら同行してください。

mbaba さんのコメント...

お疲れ様でした
湯沢のほうの入道雲からゴロゴロと音がしていましたが
ご無事でなによりでした。

しかし・・・
おふたりとも体力があって
なんだがいとも容易く周れてしまうように勘違いしてしまいそうですね(;´∀`)

馬蹄形より主稜線のほうが景色がいいらしいので
オラでも茂倉新道下山だったらできそうかな?

とんば さんのコメント...

番長へ

何度も歩いたコースだけど、赤谷川源頭のなだらかな斜面と万太郎沢側の切り立った斜面の対比がいいですね~。雷には脅かされましたが楽しい山歩きが出来ました。また宜しくね〜。

とんば さんのコメント...

babaさんへ

長いルートですが、馬蹄形に比べると幾分リラックスして歩けます。万太郎〜谷川岳はアップダウン有りますが、景色に惹かれ楽しく歩けますよ。丹後〜中ノ岳も歩いてるし、馬蹄形も歩いているんだから、兄貴も余裕じゃ無いでしょうか。時間が掛かり過ぎるようでした、おっしゃる様に茂倉新道を降りることも出来るのでそのへんは気が楽ではないでしょうか。この夏の時期は夕立が怖いですので、そのへんはお気を付けて〜。