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夏は登山 冬はテレマークスキー。 歳なので、身体が、そろそろ言う事を聞いてくれなくなりつつ有ります。 でも何とかだましだましやって行こうと思ってます。

2013年6月23日日曜日

原点回帰 丹後山~中ノ岳周回

遅い梅雨入りだったけど、日曜日に目掛けて梅雨の晴れ間がやって来た。

今一つ満足いかなかったスノーシーズンだったが、来季はレベルアップして充実したシーズンが送れる様にサマーシーズンは体力を落とさない様にトレーニングに励みたい。
そこで、まずはオイラの山歩きの原点的なコース中ノ岳~丹後山周回コースを歩く事にした。

山歩きを始めた十数年前、体力を付けるために毎週の様にこのコースを歩いた。なかなかキツイコースだが、ここを歩き倒して今のオイラが有る。
昔は、タイムなど気にする余裕も無く、エスケープルートも無いこのコースを歩き通す事で精一杯だった。最近こそロングルートを歩ける様に成って、経験も色々と積み少し余裕を持って歩けるように成ったが、気合を入れる意味でこのコースを歩いてみた。

このコース、丹後山から入っても中ノ岳から入っても初っ端から急登の登りから始まり、いきなり汗を絞り出させられる。大体いつもは、駐車スペースからの行き成りの登りの中ノ岳から入る事が多いのだけれど、今日は丹後から攻めてみる。

家から車で20分程で登山口の十字峡に着く。家を7時位に出て、コンビニで行動食と水分を購入し、コンビニ弁当で朝食を取って準備を整え出発。今日は、意外と駐車スペースに車が多く駐車して有るので、結構先客が居るかな・・・何て考えながら丹後山の登り口へ向かう沢沿いの林道をジョグで走る。漁協の仕事もしている救助隊のKさんと会う。「丹後にいくのか?」「うん。丹後から中を周って来る」「そうか。残雪が多いから気を付けろ」「はい。」

約2km程走ると丹後の登り口。既に下山して来た人が休んで居られた。朝の挨拶をして登りに掛る。気温はさほど高くなく、どちらかと言うと肌寒い感じだが、いきなりの急登で汗が噴き出す。結構標高を上げるまで休ませてくれない険しい山。汗だくで脚を動かし続けて傾斜が緩む中間部、視界が開ける山頂付近。まだまだ、元気。八合目付近でおじさんおばちゃんの団体さんを追い抜き、そのままの勢いで山頂を踏み、足を休める事無く先を急ぐ。
稜線はガスが流れ視界が閉ざされたり開けたり。
巡回中の救助隊のWさんに合う。「何だ~お前か~中ノ岳まで周るんか?」「うん」「稜線に所々残雪が有るから滑らん様にしろよ」「あい。」ここでも言われた。

大水上山までは気持ち良く走れる。風が吹くと寒い位なので立ち止まっての休憩は返って身体を冷やすので歩き走り続ける。
兎岳を過ぎた辺りから残雪の上を歩くことしばしば。スプーンカットに上手く足を乗せると歩き易いし、緩やかな斜面は滑っちゃった方が楽しい。
小兎岳周辺の笹が結構伸びちゃって脚に絡まり歩き辛い。そろそろ手入れをして欲しいが、ここまで来るのに一苦労なので、救助隊の方々の仕事とはいえ提案はし辛い。
残雪 登山道と交互に乗り換えて歩く感じで今一つスピードに乗れない。おまけに岩場で滑って転んで、転んだ拍子に時計が外れ、気付かぬまま進んでしまい探しながら引き返すはで散々。見付ける事は出来たが飛んだロスタイムの約20分。

中ノ岳の登山道と縦走路の合流点 池の段 ここで一人休んで居られて挨拶を交わして中の山頂に向かう。山頂には、珍しく若いカップルとおじいちゃんの先客。腰も下ろさずに行動食を腹に入れ、水分の残量をチェックして慌ただしく山頂を後にして下山に掛る。
ランニングのトレーニングの効果かまだ脚は元気!。膝のテーピングも効果てきめんでぐらつき感が無くぐんぐんと高度を下げる。

五合目付近の 生姜畑 も残雪に覆われて湿地帯の通過も無く楽チンに走れる。

林の中から日なたに飛び出すと蒸し暑い。
勝手知ったる登山道なので、あとどれ位でどんな地形 あとどれ位で下山出来るかが手に取る様に分かる。
今回は結構余力を残して下山出来た。まだまだ衰えて無いかな。まだ行けるかな?。

十字峡~丹後山~中ノ岳~十字峡 周回コース
ロスタイム 休憩時間を含めて丁度6時間。まあまあかな。

丹後山登山口に向かう林道わきの滝 撮影スポットに成ってる

小兎から中ノ岳に登る まだ結構残雪が残ってる

ねじくり曲がっても頑張っているダケカンバ

森の中は涼しいな

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