自己紹介

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夏は登山 冬はテレマークスキー。 歳なので、身体が、そろそろ言う事を聞いてくれなくなりつつ有ります。 でも何とかだましだましやって行こうと思ってます。

2013年4月5日金曜日

駒ケ岳タイムアタック?・・・結果的に

シルバーラインの夜間通行止めの時間に合わせて朝4時に家を出る。何時もの様に すき家 で朝食をと思い早めに出たが、朝のお勤めをするには遠回りに成るので、コンビニで朝飯の分も弁当を買い小出の道の駅に寄ってシルバーラインの入り口に向かう。

遣り道しなかった分早く付き過ぎて、コンビニ弁当の朝食を済ましても、まだかなり時間が有りそうだったので軽くジョギングをして、帰って身支度を整えていたら、隣の車のおじさんに話しかけられた。ブログ「魚沼の山」を書いていらっしゃるhiroiさんであった、以前柄沢山でスライドした方である。しばらくしたらご同行のこれまたブログをやられている粟さんもご到着。
こちらは面識ないのに、あちらはオイラのブログを時々見て下さっているらしく顔を見て分かったらしい。何気に有名人?。顔を曝すのも良し悪しってことか。


さて、ゲートが開いたので銀山平に向かう。後からはお二人が付いて来る。
石抱橋の駐車スペースには前日乗り入れの車が2台程停まっていたので、先行して出発して居るだろう。オイラも靴を履いて出発。ステップソールの板なのでシールは貼らずに行く。
朝の冷え込みで雪が硬く時々グリップがすっぽ抜けるが軽快に歩けるのでこれはこれで正解。柔らかく成ってきたら非常に具合が良く、先行するお二人との差もぐんぐん縮まる。
あっと言う間に柳沢の道行山への登り口に着くが、見上げると例年クラックが入っている斜面が今年は既に雪が落ちているので、嫌らしそうなので一か八か白沢を詰め上がる事にする。
すっかり柔らかく成った雪はステップソールが良く効くので、かなりシール無しで行ける。心配していた滝も隠れていたがスキーでは登れなそうなので脱いで攀じ登りここでシールを貼る。

先行者は白沢を登っているらしくハイクしている跡が残っている。
さて、このまま白沢を詰めるか一つ先の沢を詰めて早めに稜線に出るか迷ったが、先行者の跡は白沢に向いているので後を追いかけたく成ったのでそのまま付いて行く事に。
デブリの跡が結構あるが、表層が落ちた感じの古い跡なので滑るのには問題無さそう。
先行者の姿が見えたが、結構口の開いた斜面が見えるので適当な所から稜線に上がる事にした。
稜線に出たら例のお二人の姿が見える。さすが山慣れて居るだけあって足が速い。そう言えば足拵えは長靴だったよな~。
何だか後ろから追い立てられるような嫌な緊張感で自然と足が速くなり、前駒の登りに掛り振りむくと先行者も稜線に出た所だった。
小屋の手前の急登と前駒も間の尾根は嫌な感じのクラックが入り雪自体も南側の沢に引っ張られていてこれまた嫌な感じ。


さて、小屋の手前の急登だが、スキーで山を登る者としては、何とか板を履いたままジグを切って登りたいものだが、登りにくい雪質なので、大人しく残っている足跡をスキーを脱いで辿る事にする。歩き易いステップなので苦も無く小屋に出る。前々日の雨の影響か小屋周辺から山頂付近まで氷の粒を敷き詰めた様な変な事に成っていた。まあ、登るには支障が無いのでそのままぐんぐんと山頂に。約3時間で山頂到着。



写真を撮ったりオツルミズ沢の様子を伺ってたりしているうちにhiroiさんも到着。
チョイとお話をしたり昼飯を食ったりしているうちに白沢の先行者の若者テレマーカーも到着。彼はオツルミズを狙っているらしく様子を見に行って来たので「氷だからエッジが抜けたら危ないから気を付けな」とお節介な注意をした。そうこうしているうちに粟さんも到着して、若者が滑るのを見学。彼は、ガリガリいわせながらトラバース気味にドロップインポイントに移動して見事な滑りでボトムまで滑り下りて行きました。軽い嫉妬を覚えたけど今日の道具では対抗意識も湧かないので、ゆるい斜面を緩い滑りで小屋まで降りて、ここで昼食にするというお二人と別れて急斜面に滑り込んだ。どうも上手く滑れずみっともないお絵描きに成って仕舞い情けないやら悔しいやら・・・。


前駒から白沢に滑り込んだが、これまたズッテンバッタンの滑りで満足できない滑降が続き、悔しい気分を道具のせいにして仕舞う自分が嫌に成る。何とかうまく滑れるようにポイントをチェックしながら残りの斜面を滑り、すっかりポカポカ陽気の雪原を軽快にスケーティング。緩やかな登りなども難なくこなすステップソールのよさを実感と言うか再認識するが、滑りもそつなくこなす様に成らないとこの道具を使いこなせたとは言えない。


確かにスピードを意識して登ったのだが、必要以上にお二人にせかされて登って仕舞って結果的にタイムアタック的な山に成った。タイム的には、往復で05:20だから満足出来るタイムなのだったが、オツルミズでの嫉妬と自分の滑降技術の不甲斐無さから満足感の乏しいツアーだった。
まあ、毎年通って飽きたって事も有るかもね。









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