急きょ休みに成った土曜日に金城山に登って来ました。
仏壇の掃除を言いつけられて、任務を完了して登山口の金城集落に着いたのが9時半位。
我が家から10分位で着いちゃいます。
昨年の7月末の大雨の影響で五十沢側の登山口も大きなダメージを負いました。
一年経った今でも公には登山は控えて下さいと掲示して有りますが、何とか成ると思ったので行っちゃいます。
今日は、先日新調したシューズの馴らしも兼ねてます。
アディゼロ XT 3です。XT XT 2 と履いてきての拘りのXTシリーズです。
フルモデルチェンジ的な感じです。フィッティングも良いしソールの剛性もアップした感じでなかなか良いですな~。
登山届とこの案内図が有る以前の登山道入り口までの道は路肩が崩れていて100m程手前までしか車では入れませんが問題無いです。
それより何より驚いたのは、この沢の代わり様です。以前はこんな大きな岩が転がる沢では無くて、鉄骨製の橋をちょいと渡れば対岸に行ける小さな沢でした。
大自然の猛威で地形が一変しちゃいました。橋も流されて無く成っちゃっている。
何度も登った事が有るので何とか登山道を見つける事が出来たけど、初めての方は迷っちゃうよね。
登りはいつも通り滝入りコース。帰りは水無しコースの予定。
しかし、登山は遠慮願いたいと謳って有る割には、道の草が綺麗に刈って有る。それも今日刈った様な感じだが、先に停まっていた軽トラの主が先行して刈って行って下さっているんだね。
道は杉林を抜け、沢沿いに進んで行きますが、登山道自体には大きな影響は無いみたい。
ただ、歩く方が居ないので草が伸び放題。その草を刈って下さっているので有りがたいね~。
しばらく進むと草刈り機のエンジン音。追い着いちゃったようです。
「御苦労様です」と挨拶。何でもこの道を管理されている地元のメンバーも新人の入り手が居なくて、今はたった一人で管理しているとの事。この先は、尾根に取り付くまで草がかなり伸びていて歩きにくいそうで、「手入れが行き届かなくてね~すいませんね。」とすまなそうに言うので、「いやいや通い慣れた道なので平気です。」とオイラ。
「どちらからですか?」
「OOからですよ」
「あ~じゃ大丈夫だね。気を付けてね」
先に進みます。
確かに、沢沿いの道は草の伸びが速く足元の様子が分からない位草に覆われているが、道型は分かるので迷う事は無い。
途中土砂崩れ跡が有り道を見失いそうになったが、対岸にちゃんとリボンマークが有ったので迷わずに済んだ。
4合目を過ぎて、尾根に取り付けばしめたもので、普通の山道。
独り静かな登山道をだらだらと登る。6合目で大月方面の登山道と合流するが、こちらは廃道状態の様で藪に覆われてその面影は無い。
緩やかな尾根道を進んで行くと大規模な崩落の跡に出くわした。
ここは、既に9合目を過ぎている。こんな山の上まで被害を受けているなんて思わなかった。道は、無事なようで崩落個所を巻くように上に伸びている。
先に進むと、前方に鈴の音。先行者が居る様だ。上田方面からの登山者だね。
追い付いてしばしお話。
新発田からおいでの方で、あちこちの登山口を回ってみたけど、登山禁止の表示やら、道が崩れていたりでなかなか登り口を決められなくて、結局 掛ノ下からの登山道を登ってきたそうです。
長かったとぼやいておりました。
金城山の山頂付近はこんな切り立った岩ばかりで、なかなかの絶景です。
多くの方がいらっしゃると居場所が無い感じです。
お天気も怪しく成って来ましたが、取りあえずノンアルビールでカンパーイ。
巻機山も三山も見えませんが、お山に居るだけで充分幸せじゃ~。
ん・・雨が当たり始めたので、急いで下山です。
水無しコースは問題無いと情報収集済みなので、安心して下ります。
急な下りなので走れませんので、慎重に且つ大胆に降りて行きます。
下部の気持ち良い尾根道には、蜘蛛の巣トラップがそこら中に張り巡らされていて、楽しく歩けません。手ごろな枯れ枝を振りまわし払いながらゆっくりと下山。
水無しコースも取り付き付近はこんな状態で、以前の道の面影なし。
こりゃ土地勘が無いと迷うわな~。
まあ、追々と目印や標識も付くと思うけど、それまでは要注意ですね。
2 件のコメント:
こんにちは たか です。
金城山のあの鉄骨製の橋、無くなったのですね。
細かった川もすごい変わり様。
久しぶりに行ってみようかと思っていたので、ありがたい情報です。
今度の日曜は駒ヶ岳に行こうかと思っているので、金城山はいつにしようかな。
たか さん
そうなんですよ。自然の力は計り知れない物が有りますね~。
昨年の豪雨で南魚の山は随分痛めつけられて未だに登山道は復旧されていない所も有るようですし。
鉄骨の橋は流されてしまいましたが、基礎のコンクリートはそのままなので、そこを目印に杉林の中に道を見つけられると思います。
先に進むと崩壊地に出て道が切れますが、そのまま進めばリボンマークが有ります。
余りメジャーな山では有りませんが、ますます登山者が減った様です。
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