そう言われればそうかね。
毎年恒例の地区の共同作業の為に早朝より一汗かかされましたが、かえって身体が目覚めてくれて良かったみたい。「今日は終わったら巻機山に行くぜ」って決めてたので、作業が終わって汗を流して朝飯食って出発!。
今日は、インターハイのチャリンコの競争が有る日なので普段より遠回りで清水に向かう。
桜坂に着いたのは9時過ぎで、そそくさと準備を整えて9時18分に登り始める。
今日は、少し頑張ってタイムアタックをしてみましょう。
最近周りがざわついてまして、オイラも参戦してみます。
出発して井戸の壁までは石はごろごろと有るものの、割となだらかなので思ったより走れます。
すっかり高く成ったお天道様は木々で遮られるので良い感じです。
汗は引っ切り無しに流れ出るので、直ぐに全身びしょ濡れで不快です。汗切れの良い高いシャツやパンツなら快適なんらろうけど、なんせUNIQLOやワークマンで買った安ものですからね~仕方有りませぬ。貧乏人にはメーカー品は高くて買えません。
さすが休日の百名山 先行者多数です。小屋泊だった方は降りて来る時間帯、早出の方も降りて来てるのか結構道を譲ったり、抜かせてくれるのを待ったりでロスタイムが有ります。
時間が経つにつれ、ガスっぽく成って来て天狗岩は見えませんね~。
7合目の物見平辺りから林を抜けて野ざらし状態に成るんだけど途切れ途切れの日差しで割と快適。風も涼しくて良いコンディションじゃないですか・・・。
昨日中ノ岳~丹後山にいったbabaの兄貴も、三山ぐるりにいったinoさんも強烈な夏に参っちゃったみたいだけど、今日はいいね~。景色が見えないのは残念だけどね~まあその方が集中して登れるんで良いのかな。
まあ取りあえず、100分切りで設定していたんだけど、う~ん思いのほか早いぞ。
ニセ巻まで76分で登って来たから100分切りは確実。でも、7合目から上を見上げて心が折れ掛ったけど何とか持ちこたえたよな~。見えないライバルが後を追いかけて来る足音が聞こえる気がするから頑張らざるを得ない感じ。・・・どんだけ負けず嫌いなんじゃ。
さて、あとどれくらい頑張れるんだろう。木道を駆け下り小屋を素通りして最後の登り。
またもや渋滞~。わざと大きな声で挨拶をして「抜かせてくれよ」とアピールして、最後の一頑張り。
でも、当たり前の様に追い越させてもらっているけど、道を譲って頂く事に感謝の気持ちを持たなきゃね。感謝の言葉を大きな声で。
御機屋に到着~!タイムは88分でなんとか90分切りです。早いのか平凡なタイムなのか分かりませんが、自分的には最高の頑張りを見せました。
荒い呼吸を整えながら、居合わせた方々と暫しお話したり記念撮影のシャッターを押して上げたりしてから割引岳に向かいます。
割引岳には 割引山 一等三角点 が有りますので、来たからには訪問しなくちゃね。
御機屋の賑わいが嘘の様にひっそりとお山はそこに有ります。先客はお一人。お山の話に花が咲きます。埼玉からお越しの方で秩父の山々から南アルプス多々のお山に日帰りで良く登るそうなので、改めて関東にお住まいの方のアクセスの良さが羨ましく思えます。
オイラなんて余りにも身近に山が有るものだから、遠くのお山の事などまるで分からない。その方は「近くに良いお山が沢山有って羨ましい」と仰ったが、羨ましく思うのはこっちのほうですよ。
ガスが湧いては消えて今一つ遠くの景色は良く見えないけど、積雪期に散々滑ったたおやかな斜面を眺めつつ、これまた三角点を訪問すべく、牛ケ岳に向かいます。
今日のお山は赤とんぼがブンブン飛んでます。ニッコウキスゲも咲いてます。そして、何と言ってもあの大きな燕?何と言う名前か分からないけど、大きな風切り音を残しビュ~ンと飛んでいく様は何ともかっこ良い。
牛ヶ岳 三等三角点 に訪問してのんびりと山上散歩です。いつ来ても心が柔らかく成る様な景色ですね~。
そして、お決まりのニコちゃん池塘をパチリ!今日も良い笑顔ですね~。
さてそろそろ下山しますかね。飲み切っちゃったスポーツドリンクの代わりに、小屋脇から米子沢に降りたところに有る水場で補給します。
もうすっかり夏だと言うのに今年はまだ雪が残っています。お陰で冷たい美味しい水が補給できました。甘ったるいスポーツドリンクに慣れてしまっった味覚にただの水の味は新鮮です。
ニセ巻から振り返り見慣れたけど見飽きない景色に別れを告げて、井戸尾根コースを駆け下ります。先日の八海山で感じた下り道を駆け下りる楽しさを味わいます。今までは、下りは苦手で よいしょよいしょ と、のんびり降っていたのだけど、このところ下りも楽しめる様に成りました。
ニセ巻から桜坂の駐車場まで49分で降りて来ました。
駐車場の料金徴収係のおじさんに料金を支払いがてらのお話の中で、「巻機山のバッチが有りますよね?」って話に成って「それだったらここでも売っているよ」って事なのですかさず購入。
さて、帰ろうか とは思ったものの、何だか物足りなくて、登山口に向かう道すがらに有ったこの看板が気に成って登ってみる事にしました。
威守松山(いもりまつやま)1214mで登山口からの標高差は480m位なのでデザートには丁度好いお山です。
古い電柱を並べた橋を渡り耕作放棄された田んぼのあぜ道をしばらく登り、登山道と書かれた看板の所から尾根に取り付きます。ジグザグに登りながら高度を上げると平らな尾根道に出ます。
清水集落のバス停裏の神社からの道と出逢いしばらくなだらかな道を進むと、徐々に急な痩せた尾根を登るように成ります。ブナ林が綺麗できょろきょろ見渡しながら進むと、ますます勾配は急に成り喘ぎ喘ぎ登ります。なかなか変化に富んだ面白い道です。
のんびり登って40分位で山頂に到着です。ここにも三角点 威守松 三等三角点 が有ります。
何とここの三角点はインテリジェント基準点です!。ICタグ場所情報コード(ucode)が取り付けられていました。何ともレアな標石に出会えて感激です。
ここで、のんびりと休憩です。巻機山は雲の中で見ることはできませんでしたが、満足感でいっぱい。
さて、帰るとしますかね。満足の一日でした。
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