自己紹介

自分の写真
夏は登山 冬はテレマークスキー。 歳なので、身体が、そろそろ言う事を聞いてくれなくなりつつ有ります。 でも何とかだましだましやって行こうと思ってます。

2010年10月4日月曜日

苗場山に登って来ました

登山の日の10月3日にbabaの兄貴と苗場山に登って来ました。

前日までの天気の予報はそれほど良いものでは無かったけれど、当日の朝の予報を確認すると何とかお天気には恵まれそうです。
まだ暗いうちに家を出て兄貴と待ち合わせをして登山口のかぐらスキー場に向かいます。オイラこちらから登るのは初めてなので楽しみですな~。


和田小屋まで車道は続いているけど、宿泊者やタクシー以外は入れない様にチェーンが張ってあるので、一般登山者用の駐車スペースに車を停めます。既に数台の車が停まっているけど、思っていたより少ないな~。


元気の良いおじさんたちのグループとほぼ同時に出発します。



暫らく車道を歩くと和田小屋です。団体さんが居るのか、なにわナンバー観光バスが停まっています。
どうやら巻機山と苗場山を登る登山ツアーの方々らしいです。

登山道はかぐらメインコース脇から始まります。
人気のお山だけ有って道は良く歩かれている感じで、悪い所には木道が敷かれ歩きやすいですね~。




 初めは、ブナが生い茂り、登るに従いダケカンバが増え、やがてシラビソ 米栂にと植生が変化して行きます。
所々、芝と呼ばれる開けた草地が有り(下の芝 中の芝 上の芝)テラス状にベンチが設置してあり良い休憩場所に成っています。
ゲレンデアプローチのお気軽バックカントリーの人気スポットの中尾根も色づき始めてますね~。


 森林限界を超えると紅葉が始まっていました。今年の夏は暑かったせいか色づく前に枯れてしまった葉っぱも目立ち思ったより綺麗では無かったかな~。


それよりも、振り返って観た景色に息を飲んでしまいましたよ~。
すげ~雲海!。


上州方面は雲に覆われその雲が脊梁山脈の谷川連峰に遮られどんどん溜まって行き、行き場を失った雲が、山肌を滝の様に流れ落ちては消えて行きます。
しばし絶景を堪能。







紅葉を愛で振り返っては絶景を堪能しながら緩やかな道を神楽峰へと向かいます。
この辺一帯はお手軽バックカントリースキーのメッカで、以前はオイラも良く来ましたな~。

ここでやっと苗場山とご対面です。
登頂的な形の山ですな~。(遠くから山を見つける時の良い目安に成ります)
この山の成り立ちを知りたいね~。




 さてここから一旦お花畑と呼ばれる鞍部に降りて急斜面の登り返しです。
せっかく稼いだ高度を手放して、途中に有る雷清水でのどを潤し、再びせっせと登ります。
そしてたどり着いた所は・・・。
正しく山上の楽園ですね~。ここが山の上かと疑いたくなるような雄大な景色が広がります。


くっきりと碧い秋の空に不思議な形をした雲が浮かんでいました。
今日は、本当に良き日です。
長い事山に登っているけど、こんな不思議な日は始めてですな~。


一体この山の山頂はどうなっているのかと言うと、二軒有る山小屋のうちの遊仙閣の裏側の木々に囲まれた広場が山頂です。
一等三角点が有りますが、どうって事無い所なので、写真だけ撮って早々と湿原の散策に向かいます。


木道を辿り、湿原の奥へ向かいます。こんな山の上に何故これほど広大な湿原が形成されたのか不思議ですね。


チングルマです。


碧い空と紅葉が良いコントラストですね~。


木道の終点、赤湯方面への登山道 昌治新道 です。
長く険しい道と、案内図には書いて有りましたが、何時か歩いてみたい道です。赤湯にも浸かりたいな~。


さて、散策は終わり、元来た道を引き返して、山頂近くの大きなテラスで他の登山者の方々とお昼です。
おや?兄貴、今日は35缶ですね。それで足りるの?。



・・・やっぱり足りなかったみたいで、山頂ヒュッテまで、お代わりを買いに行きました。

やっぱりね~。


たっぷりと景色を楽しみ、名残惜しいですがそろそろ楽園を後にします。

神楽峰まで帰って来てみると、谷川連峰にかかっていた雲は随分薄く少なく成っていて、来る時は姿が見えなかった山々が、見え始めていました。


同じ道を辿って帰るのですが、登るときに見過ごした木々や草花に気付き一杯シャッターを切りました。
紅葉のお山も良いですが、鬱蒼とした林の中に立つ木々にも心を惹かれます。


今日も、お山は大盛況で人それぞれの感じ方でお山の中の一日を過ごした事でしょうね。

この、老夫婦も仲良く山歩きをなさっていました。
やっぱりお山は良いの~。


何時もは独りで登っているけれど、同行者が居ると楽しさが増しますね。
babaさん、またご一緒しましょうて~。

5 件のコメント:

mbaba さんのコメント...

お疲れさまでした。
そうか〜!
10月3日は「10+3」=とざん の日だったのか。
今頃になって気がついた。
だっけに、いい天気になったがだな。

お気楽スローペースは
やけに下山に時間がかかったような?
そんなにゆっくりでもなかったと
思うがだども、3時間以上かかってる。
登りと変わらん!
なんでだろ????

紅葉ももうすぐ終わりなんで
また、登りましょう!!

ino さんのコメント...

苗場山、素晴らしいところですね

来年は苗場山や谷川連峰など南魚沼山々を回ってみます。

さて9/25(土)に裏三山縦走してきました。
結局11時間45分も掛かってしまいました。

荒沢岳-兎山まで丁寧に刈り払いされて
とても素晴らしいトレイルになっています。
源蔵山と巻倉山との間の水場も水量豊かでした。
9/25の時点では紅葉になっていませんでした
中ノ岳山頂でちらほらと色がついてきていました。
それでも荒沢岳-兎山のトレイルはとても素晴ら
しく、紅葉が深まったらもう一度行って見たいです。
刈り払いを行った奥只見の登山会の勇士の方々
には本当に感謝します。

但し、兎山-中ノ岳の間は笹が凄まじく頭ぐらい
まで笹が伸びてエライモチベーションが下がりま
した。
トレイルランは荒沢岳-兎山-丹後山を縦走ルー
トが良いと思っています(帰りの車をどうするか
が問題ですが)。

しかし、だんだん冬が近づいていますね。
紅葉の華やかさを感じると同時に、山頂からみる
稲刈後の田んぼに寂しさを感じます。

とんば さんのコメント...

雅雄さん

やりましたね!裏三山。
その知らせを聞いて、俄然オイラもやる気が出て来ましたよ。
今シーズンは、何だか燃え尽きた感じなので、来年トライしたいと思っています。
荒沢~兎の間のトレールが良い状態と聴いて安心しました。非常に楽しみです。
確かに、小兎と中の間の笹はうるさい感じですが、何度も歩いている庭みたいな所なので問題無いですよ。

谷川周辺は色んな周回コースが取れるので楽しいですよ。
今考えているのは、平標新道より平標山~仙ノ倉~万太郎~谷川~茂倉~蓬峠の超ロングコースです。オイラの年齢と体力から考えると限界的なコースかも知れませんが、チャレンジする価値は有ると思っています。
数年前までなら考えもしなかったのですがね~。可笑しなものです。

秋が深まり、山も彩りを増し良い季節に成ります。
こんな良い時期こそスピードを落として、ゆっくりと山を楽しみたいと思っています。
そして、季節はやがて冬へと向かい、オイラのメインとするシーズンがやって来ます。

雅雄さんは、冬は活動なされないそうなので、体力を落とさないように適度な運動を続けて下さい。(・・・余計なお節介ですね)

ino さんのコメント...

本当は9/26(日)に縦走したかったのですが
次の日は仕事なので、台風が通り過ぎたば
かりの9/25に縦走しました。

朝4:30頃ヘッドランプを付けてスタート
8時になれば台風が通り過ぎ風も弱くなるだ
ろうと思ってたんですが、ぜんぜん弱くな
らず標高1500m付近から激烈風が吹く&寒い
でガタガタでした。
荒沢岳の頂上付近で手を岩に掛けた時、指
先から手の甲にかけて「パリパリ」って
感触がきた時は「ありゃー、手足の毛細血
管に血が回らなくなってきたなー」と思い
ました。
頂上でソフトキャラメルを口に入れたら
ソフトキャラメルが硬い!
ザリザリの砂が舞って顔に当ると痛い!

さっさと下って樹林帯に入って風をしのぎ
ました。
荒沢岳-兎山の稜線は全体的に霧があって
せっかくの眺めを楽しめませんでしたが
強風で時折霧が晴れると素晴らしい景色が
見えました。

今年の秋の3連休と天候がマッチしないのが
悲しいですね。
10/3は天候は良かったのですが、地区の行事
でハイキングで弥彦山に登る用事で山に登れ
なかったし(弥彦山も山ですが)。
今年の登山は晩秋、初冬の低山をゆっくり歩
いてまわって終わりです。
来年は谷川岳を楽しみたいと思います。

冬のトレーニング確かに悩みの種です。
冬山登山はおっかない&装備に金が掛かり
すぎるのでできません。

今年は温水プールのあるディスポート南魚沼
にでも通ってみようかと考えてます。
先週試しに行って来ました、20年ぶりの水泳
で1時間半泳ぎました、25mと小さいプールで
すが登山ではあまり使わない筋肉を強化でき
そうです。
定期券3ヶ月が6,000円で月で2000円かな?

とんば さんのコメント...

なかなか山の天気は登る本人の都合のよい塩梅には行かないものです。
苦労した事は、それなりに強く思い出に残る様な気がします。
やり遂げた充実感も強く成るかもしれません。でも、好天に恵まれるに越したこと無いのですがね。

冬の体力維持は雪国のアスリートの共通の課題ですね。色々な工夫で来るシーズンの為に頑張って下さい。