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夏は登山 冬はテレマークスキー。 歳なので、身体が、そろそろ言う事を聞いてくれなくなりつつ有ります。 でも何とかだましだましやって行こうと思ってます。

2013年8月15日木曜日

やれば出来るのだ~ 巻機山TT

お盆休みに入って2日目。
昨日はうだうだと過ごしてしまって何だか罪悪感に駆られていたので、今日は何かしら動動するぞと決めていた。
晴天続きで夜走る時もまだ暑い。「明け方なら涼しいかも」と朝走る事に決めて目覚ましをかけておいた。その目ざましに起こされて、ぼんやりした頭のまま外に出る。まだ東の空には明けの明星が光っている。思惑は当たり涼しく走りだす。遠くに走りに行く気に成らなかったので、河川敷の公園をくるくる周るコースにする。刈り込まれた芝生が足に優しい。
汗が薄っすら出て来ると頭がやっと働き出す。今朝は祭礼の準備だった。
すっかり忘れていたがまだ時間は有る。遠くに走りに行ったら間に合わなかったかもしれない。

帰宅して汗がひくのを待って、チャリンコで神社に向かう。まだ誰も来ていなかった。
寝ぼけた顔の連中が集まりだし、「それでは例年の通りにお願いします」と皆さんが動き出す。
若い衆は幟の竿を取りに行って立てる係。十数メートル有る杉の竿は長過ぎて仕舞って置く所が無いので、近くのお寺の本堂の縁の下に差し込んで有る。トラックの荷台に自称若い衆の面々が乗り込む。縁の下から担いで引っ張り出して2本トラックに乗せて運んで来て幟を引っ張り上げる滑車とロープを取りつけてから立てて固定する。年長者は参道に提灯を取りつけて居る。今年は作業が遅れているので手伝って少し時間が掛かった。お茶と缶ビールのご褒美をもらい解散となる。

遅い朝飯を食って山に向かう。
ロードのレースが近付いているので走り込まなきゃいけないのだが、こんな暑い道路を走っていたら危ない事に成るので、山で汗をかく事にしたのだ。
ただダラダラと登ってもいけないだろうから、頑張って登る様に目標を決める。巻機山タイムアタック先日のタイムを上回る事!出来れば自己新記録を狙う!。

装備は最低限。水分1Lと携帯とカメラのみ。
桜坂の駐車場には意外と車が停まっていない。百名山とは言え地味な越後の山よりはごった返している派手なお山に足が向くのか?。

10時にスタート。思惑の通りに木陰は涼しい。それでもガシガシと登っていると汗が噴き出す。タイムを縮める個所は心得て居る。後はそこでいかに頑張れるか・・・。
今日は朝走ってきたから身体が切れる。脚が軽い。あまり時計を見ないようにしていたが、手ごたえは有る。木陰から日向に出てサンサンとお日様を浴びても空気が爽やか風も爽やかでいい感じ。
ニセ巻でタイムを見ると手ごたえの通りに行けそうな感じなので、残っている脚に鞭を入れて最後の悪足掻き。あわよくば80分切れるかも・・・。
小屋まで下ってお機屋までどれだけ頑張れるかの状態に成って来た。息を切らし汗を滴らせて脚を動かすがあと少しの所でふくらはぎが攣った。痛みを我慢してたどり着いた。
01:21:17 81分17秒!自己新記録を更新。
ベンチに座り込んで息を整えて充実感に浸る。

今日の予定は出来れば下ってからもう一往復する予定。荒い息が収まったら即引き返す。
汗でびしょ濡れの体では冷えて仕舞う位の爽やかな山頂を後にして、余り脚にダメージを与えない程度のスピードで降りて行く。帰路は桜坂まで01:01でした。これまた新記録
往復02:22:20 

調子に乗ってもう一本行く事に決めたが、ろくに補給もせずに再スタートしたもんだから5合目を過ぎた辺りから脚が上がらなくなってきた。ショッツでも持ってきておけば良かったが、パンとカロリーメイトとスポーツドリンクをがぶ飲みして出て来ただけだし、携帯して来た食料はウィダーインゼリーだけ。補給しても直ぐにエネルギーは切れて仕舞ったのでした。
休み休み脚を動かすが、既に心は折れておりました。引き返す口実を探すばかりで脚を持ち上げる気力は湧いて来ない。
7合目チョイ上の返で遠くで雷鳴が聞こえだした。谷川岳方面に積乱雲。帰る口実が見つかったので回れ右w。のんびりと降りて来たのでした。結局雷雨は来なかった。

盛夏でもお山の上は涼しいのでした。

木陰の道は涼しいのでした。

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