今日は、町内の共同作業の 墓地の草刈り。朝の涼しいうちの作業って事で6:00から作業開始なので5:00に起きて支度をして集合。
昨晩は、1:00まで本を読んでいたので、ちょっと寝不足気味。
大勢で一気に刈るもんだから約1時間で作業終了。でも既に汗だく。
せっかくの日曜日なので、久しぶりに中ノ岳に登って来ることにする。調子が良かったら丹後山までの周回コースを辿っても良いな~。
朝食を済ませ、コンビニで行動食の調達。飲料水は、粉のスポーツドリンクを3倍に薄めた物をハイドロレーションパックに入れザックに突っ込んで置いた。これをチューブで歩きながら飲む。
登山口の十字峡には結構車が停まってますな~。見覚えが有る車が多数。さては救助隊の面々が道刈りでもしているな~。
さて、パパパット支度を整えて出発・・・・と思ったら、知らないおじさんがやって来て、
「今度、丹後山に登りたいんだけど、いけますかね~?」
「普通に山歩きをしてらっしゃるなら問題ないですよ。危険な個所も無いですから。」
「小屋に泊ってのんびりと行きたいんですが、小屋の様子はどうですか?」
「皆さんが綺麗に使ってくれているお陰で、快適ですよ」
「そうですか!ありがとうございました。気を付けて」
何でそんなことオイラに聞くんだろう?
さて、登山口の階段手前の神様に手を合わせて出発~。
何度登っても、いきなりのこの急登に汗を絞りだされます。
でも、今日はいつもより辛く感じるな。汗の量も半端ね~し。
良い天気とはいえ、木々が生い茂る中を登るのでそれほど暑くは無いんだけど。
脚がいつもより重くてスピードが維持できないし、悪寒 吐き気 と、何だかヤバい感じ。
汗が引っ切り無しに吹きだすもんだから、あっと言う間にずぶ濡れで、のども渇くもんだから水分もガブガブ。多分寝不足と日ごろの疲労が出たんでしょ。
ちょっとゴロンと岩の上に横に成り休憩。
空を見上げる。
もうこの時点でやる気喪失。
取り合えず、5合目の日向山までは行ってみようと歩き出す。
少し休んで、ペースを落としたら徐々に体調も元通りに。
・・・でも、足取りは重い。辛くてもガンガンと登って行く気力が無く、こいつも1種の衰えなんだよな~。
衰えは、体力的な面より気から始まる と聞いた事が有る。メンタルな問題は厄介だな。
4合目を過ぎた辺りから、雲の中に入って日差しは届かなくなり涼しいが景色も見えなくなる。
喘ぎ喘ぎ5合目の日向山に到着。小休止。
水の残量のチェック。ガブガブ飲んじゃったおかげで大分減っちゃってる。周回コースは無理だな。補給できる所も思い付かないし・・・。
身体の具合はすっかり元のとおりだけど、今日の所はピストンにしておこう。またいつでも来れるし。
重い腰を上げ出発。生姜畑の残雪はいつもより多い去年も何時までも残っていたけど、今年のほうが量は多い。雪の上の方が歩き易いから有りがたい。
雲の中に入ったとは言え、とぎれとぎれに景色は見える。強烈な夏の日差しを遮ってくれて有り難いけど、景色が見えないのはちょっとね・・・。
どうも言う事を聞いてくれない重い脚をだましだまし使ってようやく縦走路の分岐 池の段 に着いた。大きなザックが幾つか投げて有る。
山頂方向に進むと、先行者の姿が。結構大勢居ます。それも若者。山ガール風の女の子も。
山頂は、大賑いです。聞くとお隣群馬県の水上のアウトドアーツアーの会社の登山ツアーの皆さんの様です。ラフティングもやってらっしゃるとかで、利根川の源流 大水上山 の雪渓の最初の一滴を汲んで来たとか。関東の方は大水上山にこだわりが有るらしく、縦走中に良く様子を聞かれる。
これといったピークも無い山なのだが。最初の一滴に弱いのかな?
しかし、こんなマイナーな山域に若者の姿を見るとは嬉しいな~。ましては山ガールですよ!。
残念ながら、景色は見えないけど、「良い山ですね~♡」と言ってくれておじさん嬉しい!。
しばし皆さんと談笑。
オイラは一足お先に降ります。
7合目の小天上で、エネルギー補給。
5合目の日向山で残りの水分量をチェック。あと残りわずかなので節約して飲まねば。まあ、下りは余り水は飲まないから大丈夫でしょう。
やはり、脚に疲労がたまっているせいか普段のようにガンガンと降りれない。休み休み。
ブナに抱き付きクールダウン。
所々、走れる所は走って、下る度に蒸し暑く成るので、木陰で休憩を取りながら無事下山。
考えてみると、スキーを納めてからあんまし山に登っていなかったんだよな~。
ロードの走り込みはやっているんだけど、登る筋力が落ちているのかも・・・。
山に登る為に走っているのに・・・。