久しぶりにブログ書く。
今年に入ってチャリにハマっちゃっているのだよ。コロナ禍の影響で山も自粛ムードで、登山も控えてくれって感じだったので冬の肥えた身体の脂肪減らしにチャリに乗り始めた。
そこでだ。まだ足が出来てない段階で峠を連続で昇り降りしていて、集中力の散漫で何でもない所でカードロープに接触して派手にコケてひざを痛めたと同時にチャリの方も少なからずダメージを負っちゃって部品の交換を考えた訳だ。丁度お国から給付金を貰える事に成り、気も大きく成って どうせなら少しでも性能や見てくれの良い物に変えたいからネットであれこれ調べたんだよね〜。オイラのロードバイクは入門用のしかも8年も前のモデル。性能の進化サイクルが早い昨今8速のロードバイクなんてホームセンターで売っている物と変わりはしない。まあ、オイラの使い方や脚の使い方ではこのままで充分なんだけどさ。
先ずブレーキとシフターが一緒になったデュアルコントロールレバー(シマノだとSTIレバーと呼ぶらしい)を変えなきゃいけないのでヤフオクとかで調べたんのだが8速用なんて見つからない、そこで思い切って9速化を検討しだした。9速にすると選択肢が増える。シマノのハイグレードパーツのDURA-ACEやアルテグラのオールドパーツが手頃な価格で手に入る。野望が広がるぜ。
てな事で、パーツの互換性に頭を病みながらヤフオクやメルカリで何世代も前のトップグレードパーツを集めて四苦八苦しながら何とか組み上げた。転倒で曲がってしまったハンドルは木槌でぶっ叩いて何とか修正した。これも新調すれば良かったが取り敢えず直ったのでバーテープだけ新調した。
なかなかピタッって調整出来ないのだが、別次元のシフトフィールとハイグレードパーツ使用での軽量化も相まって、まるで違うチャリが出来上がった。
チャリンコ乗りの諸君は「軽さは正義!」とよく言うのだが、理解できましたよ。僅か数百グラムの軽量化で走りが変わるんだね。コリャパーツ沼に落ちるわけだわ。
前置きが長くなったが、チャリに乗るのが楽しくなって来たので彼方此方に走りに行っているのです。
この度も坂道の多めのコースを計画しましたよ。
八箇峠から魚沼スカイラインを走り十二峠を石打に向かって下り、そのまま湯沢方面へ。三国峠のトンネル手前まで行って引き返す。帰りは岩原方面の谷後から上田の一之沢への峠越えをして帰宅するというもの。
梅雨晴間と言っても曇り空で雨の予報はない程度の暑くはない陽気。コンビニで朝食を済ませて八箇峠へ。日々の朝ライドのお陰とチャリの軽量化も相まって坂道も苦にならず登り切るが雲の中で景色は見えず。アップダウンを繰り返し栃窪の観音様で御参り。交通安全のお守りを頂き(500円 意外と信心深い)チャリ括り付けて軽快に漕いでスカイラインを走破して石打に下る。喉も乾かないし腹も減らないのでそのまま湯沢方面へ。それでも長い上り坂に備えて神立のセブンでレッドブルを入れて心に翼を。
芝原のトンネルは狭くて怖いので旧道の峠を上り下りして三俣の旧街道を経て国道に合流。
しばらく軽快に走っていたら後輪が突然パンク。ここれがケチの付き始め。パンク修理なんて新しいチューブと交換するだけなのでお手の物だが、今まで調子の良かった変速機システムに狂いが出て異音がする様に成った。以前のパーツだとよく有ることと気にもせずに放って置いたんだけど、古いパーツとは言えトップグレードパーツがカリカリ音を出し始めると気になって仕方がない。
微妙なバランスで調整しておいたのでシフトワイヤーの張りのテンションを少しイジったらピタッと来る位置が分からなくなった。このままでは泥沼状態になりそうなので、上りに使用するギアだけでも快適に回るように応急的に直して登っていく。何度も登っている坂道だ。ベチャベチャで荒れているトンネルはさすがに怖いが、出来つつある脚は軽快に回ってくれてらくらくと三国峠まで。まだ時間はたっぷりあるので上州方面に下って登り返して来ようかとも考えたが、ケチも付いた事だし大人しく計画の通りに引き返す。帰りも芝原トンネルは回避。坂を登っているとチェーンからの異音がどうも気になる。嫌な予感がしたので峠の景色を見ながらチェックしてみたらチェーンのコネクトピンが抜けかけていてチェーンが切れる寸前だった。日々の朝ライドで高テンション掛け続けたせいか?。この日はたまたまチェーンカッターを携行していたので抜けかけたピンを押し込み修理完了。走り出そうと漕ぎ出した瞬間泥でスリップしてまさかの立ち転け。右側にコケたら駄目だよとは分かっちゃいるがそんな事とっさに回避出来るわけ無い。右側にコケるとリアディレイラーを破損するリスクが高くなる。
案の定アウタートップに入らなくなってしまったが、原因が分からずじまいですいろいろイジってみたけど時間ばかり過ぎる。そんなに使うギア比では無いので後で治すと決めて再出発。下るだけなのでとりあえず軽快に岩原スキー場方面へ。ここで休憩がてら変速機をじっくり観察した。不調の原因は立ち転けの影響でディレイラーを地面に接触させた事による取り付けステーの変形だった。クイッと手で曲げて修正して一件落着。
さて、気を取り直してもう一山越えます。チャリでは初めて登る道ですので楽しみ。ここ迄の疲労はほぼ無く、急過ぎず緩やか過ぎずの坂道を低回転のダンシングで登っていく。さすがに尻が痛むので攻めるダンシングでは無くて休むダンシング。急な勾配でもなく対向車も無く快適な上り。奥添地から飯士山方面の景色良い。
残念ながら巻機山は雲の中。
登り切ったら下るだけ。ブラインドコーナーも少なく快適な道。この道は気に入ったねまた来よう。
あとはダラダラ走って帰宅。
そろそろ山に行きたいけど、チャリのロングライドも楽しそう。遊ぶ手段は多いほうが良い。悩ましい日々が続くかもね。