自己紹介

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夏は登山 ラン 冬はテレマークスキー。 歳なので、身体が、そろそろ言う事を聞いてくれなくなりつつ有ります。 でも何とかだましだましやって行こうと思ってます。

2014年8月31日日曜日

ホームルート 中ノ岳~丹後山周回

どうも今年の夏は不順な天候続きで、なかなか一日中晴れの予報が無い。今日も午後から雨の予報が出ているが、早起きをして裏巻機の新道 旧道の周回コースに行って来る積りだったが、まさかの寝坊で予定変更。結局浦佐山岳耐久マラソンも近い事だし中ノ岳に行って鍛えて貰うべくいつもの周回コースへ行く事に。
今のオイラが有るのは中ノ岳で鍛えて貰い、巻機山で育てて貰ったから・・・。愛おしき地元のお山よ。ありがとう。

コンビニで買い出しを済ませて十字峡へ向かい、漁協の小屋の前で地べたに座り込んで朝飯を食らう。登山センターの前には一台駐車してあり、トンネルの出口のスペースには4台ほど。先行者は居る様だね。登山口の神様に手を合わせ、登山カードを書いて出発。


このところ朝はめっきり涼しく成り、いきなりの急登でもそれ程汗は出ない、さぼり気味の脚は文句を言って来るが、この程度で文句言っちゃいけないと喝を入れグングン高度を上げる。一合あたり15分のペースで刻んで行けば2時間半で登れる計算なので、標石を目安に登って行く。4合目までは貯金を作ったが、4合から5合目の間で帳消しに成り、5合目の日向山まで01:16で1分オーバー。実際の所、きついのはここまでなので、実はなかなか良いペース。生姜畑まで下り、靴をびしょびしょにしながら湿地帯を進む。気持ち良い風が吹く。気配はもう秋だな。


これからたどる稜線に目をやると、兎岳付近から丹後山に掛けて雲が覆っている。なんとか持ちこたえてくれる事を祈りつつ息を切らし脚を動かす。怠け癖が付いてすっかりプヨプヨに成った筋肉が特にハム筋から脹脛に掛けての裏側の筋肉が特にキツイ。
それでも脚さえ動かし続けて居れば前には進む。時計を見ると何とか持ち直している。それも結構良いペースで、自分の聞いている身体の声と逆の結果が出ている。自己ベストも狙えそうなので気持ちを切り替えて最後の急登を踏ん張って登る。池の段手前で先行者に追い付き挨拶をして道を譲っていただく。山頂まではもう一息。02 :14は自己ベストではないかな?。意外な結果にびっくり。
少し休憩をとり、忙しなく山頂を後にして丹後山方面に向かう。追い付いてきた先行者の方と少しお話をしてから分岐から先へ向かう。足場の悪い所や草が被っている所は慎重に行かねばならない。慌てて行くと滑って転んだりしてロクな事にはならない。勝手知ったるホームゲレンデだ、慌てずとも良い。上げ所も押さえ所も分かっている。


分岐から岩場を過ぎて下りにかかる。大荷物を背負った方とスライドし、道を譲る。
小兎周辺の道の草が大分伸びているが、いつもの事で気にもならない。
小兎辺りの笹原の景色がこのルート上では一番好きだな~。シラビソは大分枯れちゃったな~。
自然は大きな目で見るとそんなに変わっていない様に見えて、細かい所はどんどん変わって行く。山を登り始めて20数年。このルートも何回歩いたかわからない程歩いてる。変わり方は自然の営みの一部で有ったり、人が入り込んだ事による変化だったり。長く見続けて居ないとわからない事も有る。・・・そんな事を考えながら歩いていた。

兎岳にて大休止。おにぎり2個と野菜ジュースを補給する。朝方かかっていた雲はだいぶ薄れて来て日差しが届く。平が岳方面は雲の量が多くて遠くは見えないが、裏三山の稜線が時折姿を見せる。今年はまだ歩いていないな。三山も馬蹄型も歩いていない。天候の問題も有るが近いうちにどれか歩いておくべきだな。

丹後までのアップダウンは大したことは無い。気持ち良く走れるように成って来て、遠くに見えて居た先行者に追い付く。足音に気が付いた様で道を譲って下さった。「今日はどちらから?」と問われる。「今朝、十字峡を出てここまで来ました」と答える。大体皆さん驚かれるが、やっている本人は大した事無いと思っている。もっと凄い事やっている人は沢山居るのだ。オイラはオイラの身の丈に合った事をしているだけ。


丹後山の避難小屋を横目で見ながら下りにかかる。崩れる予報の天気はまだまだ大丈夫そうだが、良いペースで来ているので、このまま行く事にする。周回のタイムも更新できるかもしれない。

今シーズンのシューズは軽くてソールも薄くて柔らかくて凄く調子が良い。深く考えずに買ったけど大正解だったようだ。この靴に変えてから下りも楽しく成った。
楽しい下りだが、さすがに疲労が溜まって来た。飛ばし過ぎたかな?。こんな時は怪我をしがちなので、慎重に降りて行く。中ノ岳の上には雲が掛かっているがすぐには崩れそうにはない。

2合目付近まで降りて来て、休んでいる若い方に声を掛ける。越後三山を回る予定だったが、中ノ岳~八海山の縦走路が不安なので、こちらまで回って来て、下山後にタクシーで車を回収するとの事。乗せて行ってやろうか考えたが、一緒に歩くにはまだだいぶ距離も有るしなぁ~。彼の荷物では時間もかかるだろうから言い出せずにそのまま別れた。一旦帰宅してからまた迎えに行ってあげても良かったが、そこまでしてあがる必要はないだろう。それは彼の旅の一場面なのだからオイラが割り込む必要はない。


結構へろへろで管理道路に出る。ここから十字峡の登山口まで綺麗な滝を横目に快適なランニング。
周回のタイムも更新で来た。

活動時間5時間29分 活動距離 18.2km

2014年8月24日日曜日

第57回藤原湖マラソンを走って来た。

練習せずに結果が付いて来る訳が無い。
「楽しめればいいさ!」これは言い訳でしかない。
走るからにはタイムを気にするし、ライバルの存在も気に成る。
色んな大会を回って居ると、同じ人と競り合う事が有る。何処の誰かも知らないライバル。そしてこいつにだけは、今負ける事は出来ない奴の存在。

第57回デサント藤原湖マラソンは走ってきました。
昨年から参加してるこのレースは、近場でエントリーフィーも破格に安い、距離こそ短いけどなかなか走り応えの有るコース。
今回は、番長もエントリーしたので、「どうせ同じ所に行くのだから」と、お願いして迎えに来てもらい現地に向かう。
途中で谷川サービスエリアに寄ってもらい、ここに有る水上電子基準点を訪座。

気持ちよく晴れて谷川岳の耳二つくっきり朝の空に映えてる。「走ってる場合じゃ無くて山に登った方が良いな」なんて話ながら、同じ場所に向かう車列に繋がる。
ダムの管理地の広い原っぱが駐車スペース。所々ぬかるみは有るものの昨年よりは地面は締まって居て問題無さそう。過去のレポートを伺うとスタックして脱出出来なかった事も有ったそうな。昨年もオイラは2台ほど脱出のお手伝いしたんだよな~。

結構早く付いたけど既に多くの人たちが準備してる。エントリーを済ませて、我々もそれぞれ腹ごしらえして、準備をする。なんせ、この頃やる気が起こらず走って居ないので、ぶっつけ本番状態。果たしてどうなる事やら・・・。



アップを開始した多くの人達に急かされるように、オイラもアップを始める。夏は終わりつつあるとはいえ、この時期はまだまだ残暑なのだが、ここは標高も高いので結構涼しくて良い感じ。余り走り過ぎてアップで疲れたら本末転倒なので、薄っすら汗をかく程度に走り脚の状態を探る。
成るようにしか成らないのだが、負けたくない奴が今日は同行して居るので、普段と違った緊張感が有る。

なんだか落ち着かなく、うろうろしてると、あっという間にスタートの時間が近づいた。
スタート位置に並び振り返ると多くの選手が・・・。15kmの部で名簿を見る限りだと約1200名です。
結構前の方に並びスタートダッシュ狙い。


スタートしてすぐは、未舗装だけど綺麗に整地して有るコースを1kmほど走ってロードに出る。ここからだらだらと登り坂で、落ちて来た人を拾いながら徐々に前に出る。相変わらず登りは強いと自負してるが、これまた何時ものパターンで下りや平地だとどんどん抜かれてトホホな感じ。やはり課題は下り坂で如何にスピードに乗るかだな。
給水所も結構多く有るんだけど、念の為に最初の2か所取ったっきり後は取らなかった。それ程気温も高くないく、木陰が多くて涼しい位だったので喉も渇かないし、普段この距離だと無給水で走り切っちゃうからね。

調子が悪いのか良いのか掴めないまま、短い距離のレースなので我武者羅に突っ込んで行く。
落ちて来た人を拾い、上がって来た人に拾われて頻繁に順位は入れ替わる。
むむ。鋭い脚で追い越して行った女性ランナーの後ろ姿に見覚えがある。何度か同じレースにでて、ことごとくぶち抜かれている方だ。綺麗な後ろ姿とランニングフォームで覚えてる。
何処の何方か存じませんが、そのどん底に突き落とす様な抜き方は殺生でっせ(泣)。

彼女には何時もやられる

ダムの堤体を渡り、中間地点でセンサーによるタイム計測があり、しばらく進んで折り返し。
やや、番長が結構近くに迫ってるな~。復路は登り基調なので、引き離さねば・・・。
でも、何時もの様に足が動いてはくれません。走り込み不足が顕著に表れる。自分ではもっと行けると思っていたが、感覚的には全然登れてない感じ。
でも、ゴール後に成績表を見てみたら、復路の方が10分近く速かったのだから、結構走れていたのかもしれない。


最後の長い下り坂をゴールの1.5km手前からスパートを掛ける。皆さん同じ考えらしくどんどん抜かれる。「どんだけ下り弱いんじゃ~」 と嘆きながらゴール。
一息入れつつ、ゴール地点を離れずに番長のゴールを待つ。程無く奴もゴール。今回もなんとか勝てた。

気が付けば、朝あんなに晴れ渡って居た空も雲に覆われてる。さっさと着替えをし後始末をして帰路に着く。
ぽつぽつ当たり始めて、国境の長いトンネルを抜けるとそこは豪雨だった。

本日の成績 15km 1時間08分33秒 カテゴリー(40~49歳)51位 総合 154位

昨年より工事の関係で距離が短く成ったとは言え、昨年並みの成績だった。手ごたえは無かったんだけどな?。

2014年8月17日日曜日

愛しの巻機山

朝6時より村の鎮守様の祭礼の後片付け。毎年これが終わってお盆も終わる感じ。
天気予報では、一日雨の引きこもりパターンの予報だが、高曇りの空は何とか雨を降らせずに持ちこたえて呉れているみたい。雨雲レーダーも雲の通り道の境目の微妙な状態なので、サクッと巻機山にでも登ってこようと準備を始める。朝飯食ってトイレに入って出てきたら降り始めた・・・。
さてどうしよう?とにかく登山口に行ってみよう。

桜坂の駐車場には、ほんの数台しか駐車して居ない。ただバスが停まっているってことは団体さんが居るな・・・。
相変わらず雨は降り続いているが、山は見えているし空も明るい。さてどうしたものかと悩んでいたが、寒くも無いし、どうせ汗でびしょ濡れに成るので同じ事と登り始める。
林の中は少しくらいの雨なら平気なので、雨具は着ない。上着だけはすぐ羽織れるようにザックに括り付けて行く。
のんびり行く積りで出発したが、徐々に何時ものペースに成る。のんびりと行けない身体に成って仕舞った様ですな~。
古傷の左膝が痛むし、一昨日の30㎞走の影響で脚が思うように進まない。でも血が廻って来たら何とか動き出した。

ぬかるみ 水溜り 木の根 岩 足の置き場を考えながら息を切らし歩き続ける。5合目まで25分か~何時ものペースだ。走れそうな所は走ってみる。団体さんに追い付くが、元気に挨拶して道を譲ってもらい順調に登って行く。7合目付近で1時間。目標は80分台なのだが、結構厳しく成ってきたかな・・・。
もうここからは、心臓をバクバクさせながらガンバル。ニセ巻まで17分掛かった。小屋まで駆け下りて2分だった(木道を新しく整備中で早く降りられた)。さて10分で御機屋まで行けるか?。

時計をちらちら見ながらガシガシと登る。降りて来る人に道を譲る。タイムロスだが、此方の方が足場が良い所に居たので待つ。登り優先なんてルールが有るけど時と場合に寄る。足場が良い所に居る方が譲るべきだと思う。
何とか90分切って約89分。何時ものタイムでこれ以上の短縮は出来そうにない。

雨具は必要のない天気で、思い切って登ってきて良かった。結構遠くまで見えてるから満足。

グンマー側には雲が溜まってる。

牛ヶ岳の斜面 ここ滑ると楽しい。登り返しきついけど。

上越国境の稜線も見えてます。

雪が積もったらまた来ますよ。

ヌクビ沢にはまだ残雪が有る。最近登って無いな。
写真を撮ってのんびりと降り始める。何度も登っているけど本当に良い山だな。グリーンシーズンは沢を登ったりタイムアタックしたり。ホワイトシーズンはあちこち滑りまくり、遊ばせてもらってます。

最近気に成るのは登山道の荒れ方。人気のお山は何処もそうかもしれない。踏み付け浸食により岩や木の根が多く露出する様になり、ぬかるみを避けて道が幾筋も出来てる。表土が削られて滑り易い赤土が露出して来た気がする。仕方ない事かもしれないけど、何だか辛いよな。
登りの時は余り考える余裕は無いけど、のんびり降りながら色んな事を考えた。大好きな山が綺麗なままで居て欲しい。山頂付近は木道の資材が荷揚げされて有ったので良い状態を保って行こうって姿勢が見えるけど、全行程木道って訳には行かないだろうから、少しのぬかるみなどジャブジャブ入って道を広げないように努力しなきゃな。
一見さんの登山者はそこまで考えないかな。

帰って来て半日みっちりと外壁の塗装の続きをやった。4日間の休みのうちのべ2日壁に向かってペンキ塗りだった。

活動時間3時間 活動距離10.7㎞

2014年8月16日土曜日

お盆休みですが


お盆休みなのですが、突然思いついた家の外壁の塗装などやってます。築20数年経った木造家屋の板壁が、風雨に晒されて少し見っとも無い事に成って来たのを気にかけて居たんだけど、ホームセンターに行く用事が有ってふと思い出して塗料などを買い込み、脚立やら梯子やらを使いなんとか手の届く範囲を塗ってます。親父が、簡単にスプレーの塗料などで簡易的に塗装しちゃっていたもんだから、ムラに成ってあまり綺麗に成らないけど、痛みの目立つ南側は何とか塗り終わった感じ。古い木造の建物は手を入れてやらないとどんどんみすぼらしく成るので、残りの個所も暇を見てちょこちょこやる積り。

天気もあまり良くないので、山に行く気に成らなかったので、丁度良い暇つぶしだったけど、仕事をしている気分で、全然休暇なんて気分じゃ無かった。それでも、これから始まるランのレースの練習などちょこっとやったりしてる。最近は、夜ランもさぼりがちなので、ヤバい感じ。走りぬく事は出来るけど、タイムを縮める所までは無理みたい。・・・まあぼちぼちやります。

山も今シーズンは長い距離を歩いて無いな~。まあそれでも、歩いた事の無い山に行けたし、久し振りに訪れる山にも行ったのでそこそこ満足してますな。
三山や裏三山 馬蹄型などのミドルの距離を歩いておきたいし、ロングの馬蹄型+αなども再チャレンジしておきたい。でも、これからは、幾つかのレースにエントリーしているもんだから時間が無いかも。あ~悩ましい所だね。

2014年8月3日日曜日

秘境より地味な200名山佐武流山へ

佐武流山に行って来た。名前は聞いた事は有ったがアプローチの関係上行き難い山塊の山の為に未だに登らずにいた。当初は鳥甲山に登る積りで手持ちの書物をパラパラめくっていたのだが、同じ200名山なのに地味な山と言う事がかえって気に成り、あれこれ調べるうちに 佐武流山~ナラズ山~赤倉山~苗場山と周回登山が出来ると気付き、「これは行かねば成るまい」と勇んで出かけた。

この山に登るには、秘境 秋山郷 の奥の奥から取り付かなければならない。古い書物では、手入れも行き届いていない難路だと書いてある。しかしネットで調べると、歩き易いコースと書いてあるので、安心して出かけた。しかし、肝心のお天気が、午後より雨の予報だったので、周回コースは諦めて、はなから佐武流山ピストンの計画で行くことにした。周回の場合は、苗場山までのコースは 藪漕ぎ覚悟 みたいな事が書かれているものもあるし、平気に歩けた と書いてあるものもあるし、はて?どちらが正しいのやら。

何と言っても秘境 秋山郷である。よくもまあこんな所に人が住んでいるものだと思うほどの山奥だ。平家の落人がのがれ逃れて住み着いたとの伝説も有る山の中。冬の生活はどんなだろう?と興味深い山の中。
国道405号線の大赤沢を境に、新潟県津南町と長野県栄村とに分かれている。

以前は仕方なくこちら側からの大赤沢登山口から苗場山に登ったものだ。今でこそ湯沢側の和田小屋近くまで車で上がれるが、以前は大島の林道の入り口ゲートは営林署の許可が必要で入れなかった。タクシーで入る場合は運ちゃんが鍵を持っていたので入れたらしい。
オッと閑話休題。


朝の4時に家を出て、朝飯 買い出しなどで時間を費やし、車を走らせ、支度をして登り始めるまで2時間掛かった。
檜俣林道を辿り、檜俣川まで下降してから尾根に取り付くのがルートなのだが、林道のゲートまで行ったが、駐車スペースは無くて少し引き返したら路駐して有る軽自動車が有り、そこには佐武流山近道の標識と登山カードのポストが設置して有った。ボーっとして居て完全に見過ごしていた。
オイラもここに路駐して出発。


近道と言う事で、殆どの方がここを登っているらしく、道も良く踏まれていて登山道と言うよりも山林の見廻り作業用に地元の人も歩いて居る道っぽい。暫く緩やかな坂道を登って行くとカラマツ林の伐採の現場に出た。今は重機を使っての搬出作業なのだろう、林の中に重機道が出来ていて、登山者の方は作業員の従うように と看板も見受けられる。林道に出たらジョグで朝の気持ち良い光の中を進む。所々に伐採された木が長さを揃えて積んである。さすがプロの仕事だ。恐ろしくキレイな切り口でチェーンソーの手入れ良さが見て取れる。


緩やかに下って行く林道の枝道が本道と合流して月夜立岩と呼ばれる岩峰の下を巻く様に徐々に高度を上げて行き、そろそろ嫌に成って来た頃に檜俣川への下降点の標識。ここをしばらく降ると対岸までロープを渡して有る徒渉ポイント。水量は多くは無いが、飛び石伝いに渡る訳ではなく、ひたひたの水量の一枚岩を渡るので、靴と靴下を脱いで渡る。上流にもトラロープが張って有りここは飛び石伝いに渡れそうだが、滑りそうな岩をへつって行かなければならないので、水量が多い時に高巻きをしてここを利用するのだろう。


斜面に取り付きここからが本番の登山の始まり。カラマツ林を登って行く。こんな所にカラマツの林?こんな所にも植林したのだろうか?などと考えながら登って行く。足跡の様子からすると、先行者は例の軽自動車のお一人の様だ。カラマツの林がダケカンバの林 ブナの等の混合林と変わっていく、振り返ると月夜立岩の向こうに鳥甲山が見える。空は雲が多いがまだ晴れて居る。午後からは雨との予報なので、何だか急かされている感じで登って行く。汗が出始めた頃に物思平を通過し、この先からは尾根の形状が顕著に成り、むき出しの木の根や露岩を足掛かりに登る。ワルサ峰に近ずくと足場はなお悪くなるが、それ程歩き辛くも無い。振りかえて景色を眺める未知の山域なのでどれがどの山やら・・・。特徴的な苗場山は分かるが、遠景は雲に覆われて良く分からない。赤倉山経由での苗場山までのルートが非常に魅力的である。
ここから緩やかにアップダウンを繰り返して縦走路の分岐の西赤沢源頭に到着。ここまで来ればもう少し頑張れば山頂に着く。それにしても先行者に追い付かない。よほどの健脚か早立ちしたのだろう。


どっしりとした山容の尾根を緩登していくと鈴の音がする。どうやら先行者に追い付いた様だ。何と音の主は単独行のおばちゃんであった。挨拶を交わしてお話をしながら歩いていると、ひょっこりと山頂の標識と二等三角点の有る山頂に出た。全く山頂らしくない、稜線の盛り上がりの様なピークで達成感は無い。暫し山談議と腹ごしらえをしておばちゃんは早々と山頂を後にしてしまった。何時も単独行だそうで、なかなかの健脚と感じた。脚が遅いからと謙遜していたが、なかなかのものだった。
残されたオイラは三角点の写真を撮ったり、地図で地形の確認などをして過ごし、雲行きが怪しく成って来たので30分程休んで帰路に着く。

おばちゃんに追い付き、お別れの挨拶をして追い越させて貰う。改めて苗場山までの縦走路を目で辿る。何時か歩いてみたい道だ。
木の根や岩で慎重に降りないといけないので、スピードが上がらない。それでも色々な事を考えながら歩いていると意外と早く徒渉点まで降りて来てしまった。
沢を渡ってしばらく休憩。地味な山でも初めての道を歩く事は楽しい。周回登山が出来なかった事は心残りだが、今後の課題が出来たので其れはそれで良しかな。

重い腰を上げて林道まで登り、そこからジョグで4kmほど走り、朝歩いて来た近道を緩やかに上り下りして登山口まで帰り着く。汗で濡れた衣服を着替えて空を見上げると頭の上には大きな入道雲。エンジンを掛けて走り出すと雨がぽつぽつと当たりだした。

活動時間 6時間12分  活動距離 19.5㎞