自己紹介

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夏は登山 ラン 冬はテレマークスキー。 歳なので、身体が、そろそろ言う事を聞いてくれなくなりつつ有ります。 でも何とかだましだましやって行こうと思ってます。

2014年2月18日火曜日

チョイと斑尾までシサツに。

大荒れの天候の影響でさっぱりのスキー場。
お客さんは来ないし、風でリフトは止まるしで良い事無し・・・。
気分も凹み気味なので、チョイと他所のスキー場の様子でも見てきますかって事で、休みの今日、会社から索道協会会員証を借りて視察に向かう。

また野沢温泉に行く積りで前回の教訓から、通勤の混雑を避ける為に30分ほど早く出たら、野沢温泉入口まで1時間半で来てしまった。幾らなんでも早すぎたので、もう少し脚を伸ばして斑尾高原まで。こんな事も有ろうかと、ルートの検索だけはして置いたので、すんなりと到着して、所要時間もピッタリ。

全然予備知識が無いスキー場なので、駐車場に車を入れて、トイレのついでに券売所に寄ってコースマップをゲット。ついでに会員証の提示だけでリフト乗車が出来るか確認したところ、チケットを発券するので、会員証を見せてくれとのことで、ナンバーを控えられて一日券を貰う。

取りあえず最上部に向かいたいので、マップを見ながら計画を練る。しかし、やけに若いスノボ君スノボちゃんが多い。嫌な予感。
自動循環のクワッドリフトに乗るのも降りるのも覚束ない様な若者がウジャウジャ居る。

雪は降って居ないが霧が濃くて一番長いリフトを降りても ここはどこ? 状態。
まあ取りあえず、脚慣らしでこのリフトを廻そうかと考えたが、圧雪した後に積もった雪に初心者たちが手を焼いている感じで邪魔臭くてしょうがない。おまけに、緩斜面ばかりでつまらないし・・・。

このスキー場は、最近コース脇の林をツリーランエリアとして整備して解放して居るので、彼らが来なそうなタングラムとの境界付近のエリアに向かう。
こちらには、さすがに太いロッカーの板を履いた方や、パウダーボードを履いた方が多い。
でも、降り過ぎた雪のせいで10時近く成っても、お目当てのリフトはどれもまだ準備中。
唯一、タングラムへの連絡リフトが動いていたので、それに乗りタングラムへ。
発券されたチケットはタングラムも乗れるチケットでは無かったらしく「そのチケットではここのリフトは乗れないよ」と言われたので、乗車係員に会員証を見せたら「それならどこに行ってもOKだよ」とタングラム第二リフトに乗車し、少し移動して後続のボーダーを追って斑尾のパウダーラインコースに飛び込む。浅いがスピードが出て楽しい。


もう一本行こうかと思ったが、ふと見ると最上部に向かうシングルリフトがブレーキテストをしている。 もうすぐ動くな と、商売柄分ったので乗り場に直行。太い板を履いたテレマーカーのおじさんが一番乗りでオイラが二番。
おじさんのチケットホルダーを見るとここの券がイッパイ入って居たので常連さんなのだろう判断して、美味しい所に連れて行ってもらおうと後を付けるが、降りてすぐのオープンバーンに滑り込んで行った。大そうな道具の割には大した事無い滑りのおじさんには見切りをつけて、今度はパウダーボードを履いた連中に着いて行く。
彼らは、降りたらアドベンチャーアイルと呼ばれている尾根の未整備のコースと言うか単なる森の中を勝手に歩いて出来た道と言うか・・・を進んで、適当な所から林間に飛び込んでいる。
この辺はコース外なのだが、木々が密で滑り辛いし直ぐにオープンバーンに出ちゃうのでシングルリフトを廻して、次回からどんどん奥へ進む。オイラが道を付けた後に他のスキーヤーやボーダーが付いてくる感じ。


結局、タングラム経由で飛び込んだオープンバーンの両脇が公認の林間コースに成っていて、そこが凄く面白い。適度な斜度と木の間隔(手入れをして間伐やらをして居るのだろう)それと良質なパウダー。ゲレンデ用のスキーでも斜度が有るので結構浮くし適度にスピードに乗り楽しい。車には常にパウダー用の板は積んで有るが取りに帰るのも面倒だし、その必要性を感じない。
もうひたすらこのコースを廻す。チョッとアプローチが面倒なのか入って来る人も少なく、まあ平日って事も有るだろうがなかなか荒れないので、たっぷりとパウダースキーを官能。それも合法的にね。



美味しい物も何時か飽きる。昼はとうに過ぎてそろそろ飽きてきたので、他のツリーランコースの様子を見に行く。他のコースは緩斜面だったり、アプローチや廻すには連絡が悪すぎたり、粋がって入ったろくに滑れないボーダーが横滑りで折角のパウダーをデラ掛けして固め慣らしてしまったりしていてそれ程楽しくない。

考えてみたら、移動の時しか整地を滑って居なかったので、ズリズリと横滑りをしている集団をぬいながら渾身の1本を滑って今日はおしまい。
晴れて視界が良ければ、イメージも違うのだろうが、滑っている最中はず~と視界不良だった。このスキー場は林間コース以外は得るべきものは無い。客層も違うしね。それはそれで住み分けって事で良いか。


2014年2月11日火曜日

快適 巻機山独り占め。

スキー場の勤務のオイラの休日が旗日と重なった。混雑するスキー場で滑るのは嫌なので山へ出かけて来た。行く場所は巻機山周辺のどこかとだけ決めて出発。

まだ山に行く準備は何もしてなかった。シールでさえ、昨年最後に滑った時から点検すらしてなかった。糊は何とか生きて居て今シーズン一杯くらいは平気だろう。持ち物を思いつくままにザックに突っ込んで準備は完了。ただ、スコップを積み忘れて仕舞ったのが唯一のミスか。

朝起きると雪がちらちらと降っている。雨雲レーダーには雲らしきものは殆ど映って居ないので、直ぐ止むだろうと判断して出発。
コンビニで食料を調達して清水に向かう。道中で朝っぱらから走っている後姿が見えたので、もしやと思い追い抜き様に確認。やはりマサ君だった。車を停めて呼び止めて暫しお話。頑張っているね~オイラもそろそろ走らなきゃな。

何時もの西後谷のバス停の所に駐車して様子を窺う。休日だと言うのに他に駐車してる車は無。もう7時は回って居るのにね。大体この時間だと既に先行者は出発してる時間なのに誰も居ないみたい。
しかし雪が少ないね。何時もは、道路から這い上がるのに難儀する位の積雪が有ってもおかしくない時期なのに。
車内でごそごそと朝食を済ませ、出発の準備をして板を履き歩きだす。勿論トレースは無い。踏み込むと30cm前後潜るラッセル。それ程難儀では無いが、サクサクと歩ける訳では無いので、少し時間が掛かりそう。
先行者が無いと分れば、行先は巻機山のノーマルルートの井戸尾根だね。深沢やノミオ沢も良さそうだったけど、大体シーズン初めは巻機山に登る事にしてるので、ここで良しだろう。

歩き始めて40分程で桜坂に到着し、何時もの様に右側の斜面に取り付いて井戸の壁に向かう。どうやら清水集落からのトレースも無い様なので、一人旅決定みたい。僕の後ろに道は出来る状態だ

天候は徐々に回復してきて、朝日が顔を出したり隠れたりしてる。どうもスカッとは晴れないみたいだけど、崩れもしないだろうと判断して、お日様の作りだす樹の陰の模様を楽しみながら上へ上へ。
やはり雪は少ない。灌木が埋まり切ってない。量と言うよりは降り方の問題なんだろうな。ドカッと一時期に降って、その重みで細い木々は押し倒され、その上に容赦なく降り続き埋まってしまう感じで藪や灌木は埋まっちゃうのだろうが、今年はそのドカッってのが無かったんじゃ無いか?

井戸の壁を大きなジグを切りながら登り切る。この辺りだと斜面の影響も有り、所によると太もも位のラッセル。でもまあ雪が比較的軽いので苦にならない程度。表面付近に昨晩降った軽い雪が乗っかり、その下にやや締まった雪。

5合目に桜坂から約2時間で到着。楽なラッセルだと思っていたが、ヤッパリじわじわと時間を食っちまう。
ガスの晴れ間から深沢上部やノミオ沢上部の様子が見えた。あっちも可なり良さそうな感じ。米子沢も何とか埋まり切っている様子。それより何といってもナメ沢の具合が可なり良さそうで滑走欲をそそられる。まだクラックも入って無いし、良さそうなパウダーが溜ってる・・・。幾筋か表層雪崩の後が見えるが大した事無さそう。・・・行くか?。まあそれは後から考えるとして、大分時間を食っちまってるから先を急ごう。

ナメ沢に光が差す。行けば良かったか?


林間をひたすらラッセル。気温が低いので汗など出やしない。5合目より1.5時間で7合目の物見平到着。ここは風の通り道なので、酷く寒い。ジャケットを着込み、手袋を変え防寒の為にヘルメットとゴーグルを装着。この辺から上はクラストしてる事が多いのだが、風で締まった新雪が続く。時折ガスが湧き視界を閉ざすが、何とかニセ巻までは行きたいので、もくもくと登る。檜穴の段の急斜面は左側の沢の頭から巻いて行く。ここにも吹き溜っていて滑りに期待が持てる。

なまった身体が恨めしい。少し歩いては立ち止まるの繰り返しで、何とかニセ巻に到着。出発してから4.5時間程掛かってる。時刻は13:00。ここからシールを剥いで滑り下りてブサ尾根を登り御機屋まで行きまた滑り降りて登り返してきて1.5時間ってところかな。行くか。

スキーを外してる手間も勿体ないので、履いたままシールを剥ぎ、無造作にたたみ、ジャケットのポケットに突っ込みドロップイン。風で叩かれた重めのパウダーだが底当たりも無く至福の滑り。
ボトムに到着。時間的には30秒位かな?。こんな短時間の快楽の為に何倍の時間ハイクアップするのやら。

ご満悦

シュプールを背にもうひと登り


またシールを貼り広いブサ尾根を登る。今滑って来たシュプールを眺めご満悦。
ほんのひと登りで広い山頂稜線に。またもや板を脱がずにシールを剥ぎ、ポケットに突っ込み何時ものラインに滑り込む。何時も風で叩かれて荒れて居るのだが、タイミングが良かったのか新雪で覆われている。だけど面ツルに見えるが風の当たり方で雪の密度が違うので、バランスを取るのに苦労して綺麗にシュプールが書けない。滑り下りて情けないお絵描きを眺めながらパンを頬張る。

だらしないお絵描き

短い休息のあと、またシールを貼りニセ巻へ登り返す。ほんの数分だ。
もう使わないシールを綺麗にたたみザックに仕舞いパウダーの溜った沢に滑り込む。結構な急斜面だ。至福のパウダーライド。
適当な所でトラバースして物見平へ。

物見平付近の緩斜面はターンする必要も無く、ド後形でチョッカリ林間に飛び込む。埋まり切らない灌木の影響で何時もに増してタイトなラインを選択しなくちゃいけないが、重めのパウダーのお陰で適度にコントール出来、狭いラインを抜けて行く。サイコーだ~。
斜度が緩むとスピードが乗らずターンが難儀に成る。仕方なく、コントロールしやすい様に左右の板をシャッフルしながらブナの間を抜けて行く。

何時も苦労する井戸の壁の急斜面も、気持良く狙い通りのラインを引き、雪原に飛び出す。
満足感に浸りながらだらだらと桜坂に帰って来た。ニセ巻から45分ほどか。どうやら今日お山に入ったのはオイラだけだった様だ。

朝の自分の着けたトレースに乗っかり帰路に。途中からその辺で遊んでるラッセル泥棒さんが踏み固めて高速道路に成っていた踏み跡をハイスピードで飛ばしトンバ号まで帰り着く。
快適巻機山独り占めだった。


出発7:50  桜坂8:30  五合目10:20  物見平11:40  ニセ巻13:05  山頂稜線13:50

ニセ巻14:30  桜坂15:10  帰着15:25